原菜乃華×なえなのが振り返る、映画『見える子ちゃん』共演シーン「感情が高まった」「私だけの贅沢な時間」
「工場地帯の夜景を見に行きたいです!」(原)
――ここからは映画のキーワードにちなんだ質問を。お2人にとっていま一番怖いものは?
原「寒さです!」
なえなの「いまから暑くなっていく季節なのに?」
原「年中寒いんですよね。これからの季節はエアコンの冷えにやられます。年中なにかしらの寒さと戦っています(笑)。」
なえなの「大変だ!」
原「外出時は上着を絶対忘れないようにしなきゃいけない季節だなって」
なえなの「なるほど。私は弟!」
原「怖いの?」
なえなの「いや。いま高校3年生で静岡に住んでいて。来年東京の大学に行くって頑張っているんだけど、無事に合格したら近くに住むことになるわけ。そうなると一緒にご飯食べたり、お出かけしたりできるじゃない?そんな楽しい妄想が止まらなくてヤバい。弟が大好きだから、受験に落ちないかだけが本当に怖くて!」
原「縁起でもない(笑)」
なえなの「私の妄想通りに楽しみたいので、合格することだけを祈っています」
原「一緒に祈る!」
なえなの「ありがとう!」
――では最後に。“見える役”にちなみ、いまお2人が一番見たいものを教えてください。
原「工場地帯の夜景を見に行きたいです!」
なえなの「船とかあるよね?」
原「そう!クルージングツアーとかすごく興味があって。行ってみたいの!」
なえなの「最近、アウトドアになってきた?」
原「めちゃくちゃインドアだったけど、少し前にふと『いま死んだらめっちゃ後悔する!』って思ったことがあって」
なえなの「急に?」
原「そう、急に(笑)。特にこの1年、プライベートでなにもしてないぞ!って」
なえなの「ずっと忙しかったから」
原「お仕事はすごく充実しているけれど、プライベートの思い出が薄い!人生の思い出が薄い!ハイライトが全くないぞって、ハッとして」
なえなの「アハハハ、人生の!」
原「だから、無理にでも予定を入れてプライベートも充実させようかなと思い立って。やりたいと思ったことを全部書き出して、1つずつ潰していっているところなの」
なえなの「いいことかも!」
――インタビューなどでもお話を伺えることを楽しみにしています!
原「お話できるように頑張ります」
なえなの「私が見たいのは、この映画を観たおじいちゃん」
原「自分の?」
なえなの「そう!おじいちゃんの感想が聞きたい。反応がすごく気になるから。多分、ダメ出ししてくると思うけど…」
原「えぇ!」
なえなの「いつもそうなの。テレビに出た日の夜とかに会いに行くと、『今日、顔がむくんでたぞ』とかって言われる(笑)。いいところはもちろん褒めてくれるけれど、意外と的確なアドバイスをしてくれるから、感想がすごく気になります」
――原さんが褒めてくれたことを先にお伝えしておくのはいかがでしょうか?
なえなの「それ、いいかも!あの原菜乃華さんは褒めてくれたよって。言ってみます!」
原「アハハハ。でも本当によかったからね!」
なえなの「ありがとう!」
取材・文/タナカシノブ