金髪おかっぱマッチョ男子が悪を討つ!『マスターズ・オブ・ユニバース』など映画化されたおもちゃ、どれだけ知ってる?

コラム

金髪おかっぱマッチョ男子が悪を討つ!『マスターズ・オブ・ユニバース』など映画化されたおもちゃ、どれだけ知ってる?

古くから愛される「バトルシップ」は宇宙規模の物語に

ボードゲームを基にした作品も数知れず。意外と知らない人も多いかもしれないが『バトルシップ』(12)もその一つ。2人のプレイヤーが艦隊をマス目の上に配置し、交互に座標を指定して相手艦の位置を推測する紙と鉛筆でできる「海戦ゲーム」を基にしたハズブロの同名玩具を映画化している。

ピーター・バーグ監督による映画は、環太平洋合同軍事演習の際に沖合に現れたエイリアンの艦隊に世界中の海軍が力を合わせて立ち向かう、いい意味でばかばかしいストーリーが展開する。テイラー・キッチュ、アレクサンダー・スカルスガルド、リーアム・ニーソン、リアーナといったスターが集結し、日本からは浅野忠信が存在感を放った。

ナードの嗜みとして多くの作品で登場してきた「ダンジョンズ&ドラゴンズ」

少年たちが「ダンジョンズ&ドラゴンズ」をプレイしている(「ストレンジャー・シングス 未知の世界」)
少年たちが「ダンジョンズ&ドラゴンズ」をプレイしている(「ストレンジャー・シングス 未知の世界」)[c]Netflix / Courtesy Everett Collection

『E.T.』(82)や「フリークス学園」、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」といった作品で登場するなど、映画ファンおなじみの「ダンジョンズ&ドラゴンズ」。1974年に生まれた通称“D&D”は、1人のダンジョンマスターのナビゲートのもと、そのほかのプレイヤーが想像力とサイコロで冒険し、一つの物語を作り上げていくテーブルトークRPGというジャンルのゲームだ。

ゲームのベースとなる剣と魔法の世界は、これまで『ダンジョン&ドラゴン』(01)、『ダンジョン&ドラゴン2』(05)、『ダンジョン&ドラゴン3 太陽の騎士団と暗黒の書』(12)と繰り返し実写化されてきたが、どれもパッとせず…。

ユーモアを交えながらファンタジーの世界を描いた(『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』)
ユーモアを交えながらファンタジーの世界を描いた(『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』)[c] Paramount Pictures / Courtesy Everett Collection

しかし、その流れを変えたのがクリス・パイン主演の『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(23)だ。吟遊詩人の主人公が戦士、魔法使いといった個性豊かな仲間と共に、世界を脅かす巨悪に立ち向かうこのファンタジーでは「よみがえりの石版」「魔法破りの兜」など、様々なアイテムを散りばめながらゲームの世界をコミカルに表現し、評判と興行の両面で成功を収めた。

「クルード(Cluedo)」の映画版は結末がランダムだった!?

プレイヤーが名探偵となり、館で起こった殺人事件の犯人、凶器、場所を推理していく「クルード(Cluedo)」。1940年代にイギリスで生まれ、現在はハズブロ社で発売されているこのボードゲームは、日本ではあまり知名度が高くないが、『殺人ゲームへの招待』として1985年に映画化されている。

マルチエンディング方式が話題となった『殺人ゲームへの招待』
マルチエンディング方式が話題となった『殺人ゲームへの招待』[c]Paramount/courtesy Everett Collection

内容はニューイングランドの豪邸で開かれたパーティーで次々と起こる殺人事件を、招かれたゲストたちが推理していくというミステリーコメディ。全員が容疑者役であり、探偵役でもあるゲームを再現するトリッキーな物語はもちろん、結末は異なる3パターンのエンディングが用意され、各劇場でランダムに上映されるという試みも当時話題を集めた。

なお「クルード」はソニーによって再映画化&テレビドラマ化の話も持ち上がっているそう。さらにハズブロは「モノポリー」の実写化企画にも着手するなど、次々とボードゲームの実写映画化を進めている。


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