『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』が2週ぶりにNo. 1へ返り咲き!公開17日間で動員154万人&興収22億円突破でムーブメント化へ
10月16日から10月18日までの全国映画動員ランキングが発表。上位10作品中、半分の5作品を新作タイトルが占めるなか、前週3位だった山戸結希監督の『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』(公開中)が、2週ぶりに首位へ返り咲き。同作について2週前の当記事で「どこまで伸びるのかは、現時点で未知数」と記したが、その通りの快進撃がまだまだ続いているようだ。
前週比95%の動員を維持!『ママせか』はどこまで成績を伸ばすのか?
『ママがもうこの世界にいなくても』の週末3日間の観客動員は31万2000人、興行収入は4億4800万円と、動員の前週対比はなんと95%(興収は92%)。前週に引き続き、この公開3週目の週末も公開初週成績(動員29万2000人&興収4億4100万円)を上回ることに成功しており、公開17日間の累計成績は動員154万9251人、興収22億4918万3290円となっている。
公開初週に比較対象とした『余命10年』(22)の同期間の累計成績が動員124万人&興収16億円。また、2023年の暮れから翌年初頭にかけて口コミで驚異的な伸びを見せた『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(23)も同期間累計124万3000人、興収15億8500万円だったので、今回の『ママせか』はそれらの120%のペースで推移していることになる。前者の最終興収は30億円、後者は同45億4000万円。単純に見積もっても、現在の倍以上の興収をあげる可能性は高いと見える。
もしそのまま“興収50億円”の大台に到達することになれば、邦画の実写ラブストーリージャンルでは興収85億円だった『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)と同77億5000万円の『花より男子ファイナル』(08)に続く3本目となる。この両作がそれぞれ同系統作品(前者は純愛難病路線、後者は少女漫画の実写化路線)のブームを引き起こしたことを踏まえれば、『ママせか』もそうなって不思議ではない。もっとも、こうした“実話”には限りがあるので、『セカチュー』の頃と同じような状態になりそうではあるが。
また、現時点で女性監督が手掛けた実写日本映画でそのラインを突破しているのは松木彩監督の劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』(25)と塚原あゆ子監督の『ラストマイル』(24)の2本のみという点も覚えておきたい。どちらもテレビドラマからのシリーズ/シェアードユニバース作であったことを踏まえると、そうしたバックを持たない『ママせか』が成し遂げれば、かなり大きな快挙になると言えよう。引き続きこのムーブメントを見守っていきたい。
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