中村倫也、ムロツヨシとの対峙シーンは「思い出してもムカつく!」映画『君のクイズ』イベントでは調理グッズのプレゼントにニッコリ

中村倫也、ムロツヨシとの対峙シーンは「思い出してもムカつく!」映画『君のクイズ』イベントでは調理グッズのプレゼントにニッコリ

映画『君のクイズ』 (公開中)の公開後“特別御礼” 舞台挨拶イベントが6月7日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催され、中村倫也、ムロツヨシが登壇。MCなしの2人だけのフリートークを繰り広げ、観客との時間を楽しんだ。

【写真を見る】本作の撮影中に中村倫也からもらった誕生日プレゼントを舞台挨拶に持ち込んだムロツヨシ。その理由は…?
【写真を見る】本作の撮影中に中村倫也からもらった誕生日プレゼントを舞台挨拶に持ち込んだムロツヨシ。その理由は…?

本作は、小川哲の同名小説を原作に映画化した本作は、たった一問のクイズが導く、驚愕の“真実”と“人生”。クイズという枠を超えた、知的エンタテインメントを描き出す。中村が人生をクイズに捧げた主人公の三島玲央を、劇中クイズ番組「Q-1グランプリ」の総合演出で、“テレビ界が生んだ怪物”坂田泰彦をムロが演じている。これまでのイベントにはコメント動画で参加してきたムロが、この日初めて本作の舞台挨拶に登壇した、特別な時間となった。

人生をクイズに捧げた主人公の三島玲央役の中村倫也
人生をクイズに捧げた主人公の三島玲央役の中村倫也

MCナシでのフリートークをリクエストされた2人。「丸投げですね。時間は守りませんよ!」とニヤリとするムロに、中村も「そうですよ!」と宣伝チームに念押しするなど、冒頭から仲の良さが伝わるやりとりで会場を沸かせる。映画の感想についてムロは「今回お客さんと一緒に観たいと思って、5月30日に観ました」と具体的な日付を明かし、「一番混んでいる回を見つけて、一番後ろの席で観ました」と振り返る。観終わったあとの感想は「なんていい映画なんだ!」だったと話したムロは「帰りに出口に向かっていた目の前のカップルが『マジ、ムロツヨシ、ムカつくわ、な!』って歩きながら話していて。『ありがとうございます!』という気持ちでした」とニンマリ。「役者冥利に尽きますよね」と笑顔の中村に対しムロは「尽きます!」と満足の表情を浮かべる。

劇中クイズ番組「Q-1グランプリ」の総合演出、坂田泰彦役のムロツヨシ
劇中クイズ番組「Q-1グランプリ」の総合演出、坂田泰彦役のムロツヨシ

自身が出演した映画を映画館で観たことがない中村は「怖くない?」とムロに質問。「怖い!」と即答したムロは「ひとりだけすごい汗かいている(笑)」と観客の様子を気にかけながら緊張して映画を観る時間になると解説していた。劇中の長回しシーンついてムロは「本読みの時に監督から『早口で澱みなくできますか?』と言われて。本読みの段階でそうだということは、本番もやらなきゃいけないんだなと思って。そんな監督からのメッセージをしっかり受け取りました」と明かし、「練習量はここ数作品で一番多かったです」と告白。中村が該当シーンについて「演劇みたいな感じもあったしね」と話すと、ムロは「目の前に20年来の(仲の)中村倫也がいて、対峙している。ここまではふざけたコメント動画を出したりしてきたけれど、痺れましたよ」としみじみ。「恥ずかしさもあったけれど…」と照れる中村に対し、ムロは「対峙するんだ。実現するんだ」という気持ちで感慨深かったと振り返っていた。

料理好きの中村に調理アイテムをプレゼントしたムロツヨシ
料理好きの中村に調理アイテムをプレゼントしたムロツヨシ

吉野監督の演出は「楽しかった!おもしろかった!」と話したムロが「ダメだではなく『観たいんですけれど』という(演出)。あの言葉が役者をやっている意味のいいところを突いてくれる」とうれしそうに話す。一方の中村が「僕はなにも言われない…」と吉野監督からのリクエストがないことを明かすと、「カッコイイなぁ」と羨ましがるムロ。「僕は4作目だから。なにも言わずに、なにをしてくれるのかな、超えてきてね(というメッセージだと思っている)みたいな」と語る中村にムロは「そのプレッシャーもあるのか…」と、演出方法の違いに興味深そうに耳を傾けていた。

イベントではいきなりの質問コーナーの時間も。「相手の演技を褒めてほしい」とのリクエストに、ムロが三島と坂田の廊下でのシーンを挙げると中村が「マジでむかついた。思い出しても腹立ってきた!あの言い方!」とイライラした口調で振り返ると、ムロは「あの時の顔、ゾクゾクしたし、もっとイラつかせてやろうと思った!」とニヤリ。「僕をイラつかせるのが日本一うまい。いま思い出してもムカついています!」と不快感が蘇ってきた様子の中村を、ムロは終始うれしそうに見つめていた。

中村が最近ミスった選択とは…
中村が最近ミスった選択とは…

人生の選択がテーマでもある本作にちなみ、最近ミスった選択を教えてほしいとの質問に、2人がしばし考え込んでしまう場面も。「正解しか出していないからなぁ」と中村がつぶやくと、ムロは即座に取材陣に向かって、キーボードを打つ仕草をしながら、このフレーズを見出しに使うようリクエストし、会場の笑いを誘う。一方のムロのミスは、撮影中にご飯を食べに行った先で、声をかけられた相手の質問に答え、気づいたら2時間経っていたというエピソードを披露。「楽しかったけれど、僕の休憩時間が…。相槌をうっちゃうので、2時間なくなっちゃったみたいな感じです」と茶目っ気たっぷりに語るムロに、観客も大笑いだった。

取材陣に「ここ書いて!」とアピールするムロは見出しのアイデアも提案!
取材陣に「ここ書いて!」とアピールするムロは見出しのアイデアも提案!

イベント終盤にはムロが本作の撮影中に中村からもらった、抱き枕(と思い込んでいた)クッションを手に、このプレゼントを選んだ意図を尋ねるひと幕も。「家にクッションがたくさんある家だから、その一角に並べてもらえたら…」と答えた中村に対し、「抱きつき枕だと思っていた!」と驚いたムロ。「恥ずかしくなってきた…」と話すムロに、中村は「どうやって寝てるの?」と使用シーンの再現をリクエスト。さらに中村はその様子を取材陣に撮影してもらうべく、目線振りの誘導まで行うなど、慣れた様子で進行し、トークイベントを盛り上げた。さらに締めには「いつももらってばかりなので…」と切り出したムロが、料理好きの中村に、様々な調理アイテムをプレゼントするなど、終始和やかなイベントとなった。


取材・文/タナカシノブ

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