「ジョン・ウィック」キルカウントを“殺し方別”で調査したら!?愛犬にまつわる数字まで、シリーズのあらゆる記録を編集部が本気で数えた!

「ジョン・ウィック」キルカウントを“殺し方別”で調査したら!?愛犬にまつわる数字まで、シリーズのあらゆる記録を編集部が本気で数えた!

破壊された車の数、ジョンが愛犬と一緒にいた時間は?

●破壊された車の数(40台)
ジョン・ウィック伝説は彼が愛車を盗まれたことに端を発するが、そういう意味では車は重要なアイテム。というわけで、劇中で破壊された車の数もカウントしてみた。最も多いのは、1作目の15台。路上チェイスの見せ場が強烈だった4作目は、そのイメージとは裏腹に少なくて、わずか3台と最少だ。シリーズトータルでは40台。キルカウントの多さと比べると、自動車には優しいシリーズと言えるかもしれない。

『ジョン・ウィック』:15台
『チャプター2』:11台
『パラベラム』:11台
『コンセクエンス』:3台

意外にも車を破壊するシーンは少ない!?(『ジョン・ウィック:コンセクエンス』)
意外にも車を破壊するシーンは少ない!?(『ジョン・ウィック:コンセクエンス』)[c]Everett Collection/AFLO

●ジョンが愛犬と一緒にいた総時間(25分38秒)

愛犬家のジョン・ウィックが犬と過ごしていた時間もチェック!
愛犬家のジョン・ウィックが犬と過ごしていた時間もチェック!

伝説のもう一つの発端は、愛犬を殺されたこと。愛犬家ジョンが犬と一緒に過ごしている時間をカウントしてみると、総時間は25分38秒という結果に。1作目の愛犬である殺されたビーグルとの時間は、悲しいことにわずか6分ほどだが(2代目愛犬とのシーンは1分30秒ほど)、2作目での2代目愛犬ピットブルとは約12分と、シリーズでは最も長いので、愛犬家にはこちらをお勧めしたい。また3作目『パラベラム』では、ジョンと共闘するモロッコ・コンチネンタルの支配人ソフィア(ハル・ベリー)の愛犬が戦闘時に活躍し、ドッグ・フーなる荒技をも繰りだしている。4作目では愛犬とのシーンはないものの、代わりにジョンをねらう殺し屋トラッカー(シャミア・アンダーソン)が愛犬との抜群のコンビネーションを見せていた。

『ジョン・ウィック』:7分41秒
『チャプター2』:12分45秒
『パラベラム』:5分12秒
『コンセクエンス』:0秒

ジョンが愛犬と一緒にいた総時間は25分38秒!
ジョンが愛犬と一緒にいた総時間は25分38秒!写真:Collection Christophel/アフロ

ちなみに、ジョンの愛犬であるビーグル、ピットブルのほかにも様々な犬種が登場。主席連合に属さない地下組織を率いるバワリー・キングの部下であるアールが連れていたボーダー・コリーや、ソフィアとトラッカーが連れているのはシェパードで、ほかにも4作目の宮殿のシーンでウルフハウンドを確認することができる。

ジョンをねらう殺し屋トラッカーも愛犬との抜群のコンビネーションを見せる(『ジョン・ウィック:コンセクエンス』)
ジョンをねらう殺し屋トラッカーも愛犬との抜群のコンビネーションを見せる(『ジョン・ウィック:コンセクエンス』)[c]Everett Collection/AFLO

金貨の枚数にジョンが放った言語の種類もチェック

●ジョンが支払った裏社会の通貨(26枚)
次に、裏社会でのみ使える金貨にフォーカス。ジョンが使用した金貨はシリーズを追うごとに減少し、4作目では0に。首席連合を敵に回したため、どんどん孤立していくのだから必然といえば必然だ。ちなみに、最も金貨の枚数を要したのは、1作目でのジョンの家に侵入してきたタラソフファミリーの刺客との戦い後、死体処理に使用された12枚。次に多かったのは2作目『チャプター2』で、誓印を盾に自身の姉殺しを要求してきたサンティーノの依頼をこなすため作成した、地下墓地の鍵の複製が4枚だった。死体処理は手のかかる作業なので、相場としては適性か!?

『ジョン・ウィック』:16枚
『チャプター2』:7枚
『パラベラム』:3枚
『コンセクエンス』:0枚

●ジョンが話す言語(7言語)と決めゼリフ「Yeah」と言った回数(18回)

ジョンが話せるのは何か国語?
ジョンが話せるのは何か国語?

最後にジョンが発した言葉についてのあれこれを。4作目までにジョンが話した言語は7か国語。2作目では手話もこなしているので、とんでもないバイリンガルということになる。世界を股にかける殺し屋にとって、この程度は基本ということか。

『ジョン・ウィック』~『コンセクエンス』:英語、ロシア語
『チャプター2』:イタリア語
『パラベラム』:インドネシア語
『コンセクエンス』:日本語、広東語
『チャプター2』:手話

また、トレードマークとなっている「Yeah」という決まり文句は、シリーズを通して18回口にしていた。ここぞという時に発せられるこの言葉を、待ち望んでいたファンも多いのでは?

『ジョン・ウィック』:3回
『チャプター2』:7回
『パラベラム』:2回
『コンセクエンス』:6回

手話を含む7言語を操っていたジョン・ウィック
手話を含む7言語を操っていたジョン・ウィック[c]Everett Collection/AFLO


銃器に手りゅう弾、火炎放射器、スケート靴も武器にしてしまう殺し屋イヴ

さて、期待の最新作『バレリーナ:The World of John Wick』。今回、主人公として新米の殺し屋イヴの活躍が描かれるが、ジョンと同様、激しい怒りを背景に戦いに身を投じる彼女も、負けず劣らず武闘派精神を発揮。ガン・フーはもちろんだが、とりわけ手りゅう弾による爆殺が、イヴを演じるアルマスのお気に入りだったという情報も。このほかにも火炎放射器で猛バトルを演じたりと、豪快な戦いっぷりを披露している。さらに手近にあったスケート靴を武器にしてエッジでスラッシュするなど、過去シリーズでも見られた「そんなもので?」と思うような道具を使いこなし、多種多様なキルで魅せてくれることは間違いなしだ。果たして、彼女はどれほどのキルカウントを積み上げてみせるのだろうか?

スケート靴のエッジで敵を斬りつける!(『バレリーナ:The World of John Wick』)
スケート靴のエッジで敵を斬りつける!(『バレリーナ:The World of John Wick』)[R], TM & [c] 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

公開まであと少し。苛烈な“The World of John Wick”に舞い戻る、心の準備をしておこう!

文/相馬学

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