「ジョン・ウィック」キルカウントを“殺し方別”で調査したら!?愛犬にまつわる数字まで、シリーズのあらゆる記録を編集部が本気で数えた!
銃やナイフだけじゃない!ジョンが活用したバラエティ豊かな武器や技たち
さてここからはカウントタイム。柔術の使い手でもあるジョンは高い身体能力から繰りだす体術をベースに、銃撃を組み合わせたガン・フー、車を使ったカー・フー、刃物を武器とするナイ・フーなどなど、独自のアクロバティックな技で次々と敵を抹殺してきた。そして、シリーズ4本を通じて殺した人数は、なんと400名以上!どんな方法が最も多かったのかを集計してみたのでさっそく発表したい。
●ジョン・ウィックによるキルカウント
『ジョン・ウィック』:77名
『チャプター2』:128名
『パラベラム』:85~94名
『コンセクエンス』:140名
●第1位:銃殺(計341名)
キル手段で最も多いのは、やはりコレ。実に8割もの敵を銃で仕留めている。ガン・フーは速射が肝。一人で複数の敵を相手にしながら、矢継ぎ早に撃ちまくるジョンの十八番なのだから、この結果は当然だろう。
『ジョン・ウィック』:61名
『チャプター2』:111名
『パラベラム』:65名
『コンセクエンス』:104名
ちなみに、ジョンが放った弾丸の総数は、死者数の5~6倍となる計1837発。命中率が悪いと思われるかもしれないが、確実に仕留めるために倒れた敵に対して何発も放った銃弾も含まれている。死者数No.1は『チャプター2』で銃弾の数も同作が抜きん出ている。
『ジョン・ウィック』:170発
『チャプター2』:849発
『パラベラム』:303発
『コンセクエンス』:515発
●第2位:刺殺(23名)
ジョンは刃物の扱いにも長けており、ナイフや日本刀を使った立ち回りも鮮やか。刃物ではないが、ペンでもグサっとイケる。同じ刃物では、ここの数には含まれていないが、斧を駆使して5名をザックリと仕留めた第4作『コンセクエンス』も忘れ難い。
『ジョン・ウィック』:4名
『チャプター2』:4名(ペン殺2名含む)
『パラベラム』:12名(ナイフ6名、日本刀6名)
『コンセクエンス』:3名
一方、意外に多いのが敵を突き落としてのキルで、総数16名。うち15名は、建物や大階段といった高低差のある場でのバトルが繰り広げられた4作目だ。ちょっと変わった抹殺方法では、馬に乗ってのクラッシュ殺やバイクに乗りながらのキル、ヘルメットを武器にしたキルまである。ちなみに、ジョンの身体能力を表わす数値として、敵を投げ飛ばした回数もカウント。どの作品でも10名以上を投げ飛ばしており、トータルでは64回。柔道家としてもイケる!?
突き落としによるキル:16名(『コンセクエンス』が15名)
バイク・フー:4名(『パラベラム』)
馬・フー:3名(『パラベラム』)
ヘルメット殺:1名(『パラベラム』)
ジョンが敵を投げた回数:計64回(『ジョン・ウィック』14回/『チャプター2』23回 /『パラベラム』16回/『コンセクエンス』11回)
戦って、戦って、戦い続けたジョン・ウィックの戦闘シーン総時間は?
次に劇中でジョンが戦った時間を集計。シリーズ総時間としては、2時間18分2秒と映画1本分の量に。各作品で見てみると、回を重ねるごとに上映時間が長くなり、それにつれて戦闘タイムも伸びているのがよくわかる。1作目のバトルシーンは、全体の5分の1程度だったが、その割合もシリーズが進むほど増していき、4作目ではエンドクレジットを除けば全体の3分の1は戦っていることになる。こんなにも主人公が戦い続けているアクション映画はほかにない!
『ジョン・ウィック』:21分21秒【上映時間101分】
『チャプター2』:28分22秒【上映時間122分】
『パラベラム』:36分11秒【上映時間131分】
『コンセクエンス』:52分8秒【上映時間169分】
※本編のうち戦闘シーンが占める割合は、『ジョン・ウィック』は約21%、『チャプター2』は約23%、『パラベラム』は約27%、『コンセクエンス』は約30%