【TOHOシネマズ 立川立飛篇】トップミュージシャンが音楽ライブを開催?映画館にまつわる歴史&トリビアを大特集!
今年、TOHOシネマズの全国17劇場がアニバーサリーを迎えることを記念し、現在TOHOシネマズ株式会社によるお客様への感謝を込めた“アニバーサリーキャンペーン”が実施中だ。MOVIE WALKER PRESSでは対象の17劇場のスタッフへの取材や当時の資料を徹底リサーチ!オープン当初の貴重な裏話、その映画館ならではの魅力やトリビアなどを深掘りする連載コラムを展開中。第11回は、創業5周年の「TOHOシネマズ 立川立飛」についてご紹介。
2020年9月10日にグランドオープンした当劇場について、立ち上げに関わった元支配人に話を聞くと「5年前、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言中に、開店準備室を立ち上げました。オープン初日はイベントが開催できなかったものの、コロナ禍を感じさせない、当初の見込みを超える多くのお客様にご来館いただけました」と感慨深く当時を振り返る。
池袋に続きTOHOシネマズとしては2館目となった轟音シアターや、カスタムオーダーメイドのスピーカーを使用した独自規格のプレミアムシアターは、人気ユニットLOVE PSYCHEDELICOのNAOKIが監修した。立川エリア初となる「イマーシブ・サウンド・システム」対応のIMAXデジタルシアターもあり、まさに最先端の体感型シアターが揃っている当劇場。さらに飲食設備では、TOHOシネマズ初のドリンクバー「ドリンクステーション」(400円でカップを購入すれば、お代わり自由、※当時価格)を導入した。
オープニング作品としては、「クリストファー・ノーラン映画祭」と題して『ダンケルク』(17)、『インターステラー』(14)、『インセプション』(10)、『ダークナイト』(08)などの名作をIMAXで上映し、かなりの反響があったそう。ほかにも細田守監督率いる「スタジオ地図特集」として『時をかける少女』(06)を上映したほか、『ガールズ&パンツァー 劇場版』(15)、『シン・ゴジラ』(16)、『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』(20)、『荒野のコトブキ飛行隊 完全版』(20)などを轟音シアターで上映。2020年の秋の新作では『糸』『ミッドナイトスワン』『BREAK THE SILENCE: THE MOVIE』『事故物件 恐い間取り』なども公開された。
周辺のおすすめスポットとしては、季節ごとの風景を楽しめる昭和記念公園や、立川駅近くの商業施設「グリーンスプリングス」などがあり、映画鑑賞のビフォー&アフターを楽しんでみてほしい。