日常に疲れたサラリーマンたちが“魔法の世界”へ!「ハリポタ」初心者も大満足の「スタジオツアー東京」社員旅行に密着
連日とけるような暑さが続くなか、誰もが「リフレッシュしたい」と感じているはず。そこで映画にまつわるあらゆる仕事をしているムービーウォーカー社では、日常から離れて心に最高のときめきを与えてくれる場所として、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」(以下、スタジオツアー東京)への社員旅行を敢行!
「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズをリピート鑑賞しているガチ勢だけでなく、シリーズの途中で観るのを止めてしまった離脱組、どこまで観たかも覚えていない初心者&1作目と6作目だけ観たという強者まで様々な社員たちが集結して、映画制作の裏側を堪能した。未だかつて、社員旅行の旅先に夢と魔法に満ちたツアーを選んだ会社があっただろうか…?一歩足を踏み入れた瞬間からそれぞれが目を輝かせた、興奮の社員旅行に密着した。
大広間への扉を開き、いざホグワーツへ
スタジオツアー東京は、世界中で愛されてきた映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズの舞台裏に入り込み、映画制作に仕掛けられた魔法を体験したり学ぶことができるウォークスルー型の施設。9月8日(月)までの期間限定で、シリーズ4作目となる映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(05)の公開20周年を記念して、同作の世界観を表した特別企画「炎のゴブレット」も開催中だ。
2023年6月、東京・練馬のとしまえん跡地に開業した同施設。社員旅行の参加者にはすでに「6回目の訪問」という大ファンから、シリーズをどこまで観たかも忘れてしまい、同施設を訪れるのも初めてだという人まであらゆるタイプの面々が集った。集合場所では、ローブに身を包んだり、自前の杖を持参しているファンが「何度来ても楽しいよね!」「行くたびに理解や視野が広がるような気がする」と声を弾ませるなか、「シリーズは1作目しか観たことがないので、理解できるか不安」、「ハリー・ポッターのファン向けの施設だという印象があるので、楽しめたらいいなぐらいの軽い気持ちで来てしまった」、「映画も子どものころに観ただけなので、大丈夫かな…」とシリーズ初心者やライト勢がざわざわと恐縮しきり。
しかしツアーのスタートとなる「ホグワーツ魔法魔術学校の大広間」への扉前に立つと、魔法世界への入り口という説得力あふれる重厚な佇まいに「ドキドキしてきた!」と一気に笑顔に。施設を案内してくれるインタラクターさんの導きにより、自ら扉を開けた社員たちの高揚感がビシビシと伝わってきた。
扉から大広間の景色が広がる様子は圧巻で、社員たちからも「すごい!」とどっと歓声が上がった。大広間のモデルになったのは、16世紀の建造物。組分けの儀式やダンスパーティなど数々の名シーンが生まれた場所だが、9月8日までの期間は大広間も『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』仕様に変身している。
勇気と知性、魔法を競い合う三大魔法学校対抗試合の開催を発端に、主人公のハリー・ポッターが3つの危険な課題に挑む姿を描く同作。伝説の試合の出場者を選ぶのは、<炎のゴブレット>と呼ばれる魔法のゴブレット。ゴブレットの炎が青から赤に変わると羊皮紙が舞い上がり、そこに書かれた名前の人物が出場者となるのだが、今回の特別展示ではなんとその場面を体験することができる。
シリーズファンの社員は「臨場感たっぷり」と幸福感をにじませがら、「老け薬を使ったフレッドとジョージもいる!自分もあのシーンのなかに入り込んでいるみたい」とユーモアあふれるワンシーンを目の当たりにして大喜びしていた。
ホグワーツの「動く階段」のセットと「動く肖像画」も迫力満点!
映画の名場面を歩いて進むツアーのなかでも、「これぞハリー・ポッター」という展示では、とりわけ子どものようにはしゃいだり、シャッターを押す手が止まらなかった。ライト勢の目を奪っていたのが、ホグワーツの「動く階段」のセットと「動く肖像画」。階段や肖像画が動く様子を眺めながら「あまりシリーズを知らなくても、これはわかる!」と目尻を下げながら、「実際に稼働する階段はずっと眺めていられる。できれば上がってみたい!」と魅惑的な世界にすっかり浸っていたのも印象的だ。