これはコレクション必須!スティッチの可愛さまで大満喫できる実写版『リロ&スティッチ』サントラと「スティッチ・ベスト2025」を開封してみた
ディズニー映画『美女と野獣』(17)や『アラジン』(19)、『ライオン・キング』(19)などの名作アニメーション映画を最新鋭の技術を駆使して実写化し、そのたび大成功に導いてきたディズニーが、新たに完全実写化に挑んだ『リロ&スティッチ』(公開中)。ひと足先に公開された北米では、ディズニーの実写化作品歴代3位のオープニング興収を記録し、早くも全世界興収6億ドルを突破する大ヒットとなっている。
孤独で活発な少女リロと、家族の愛を知らない凶暴なエイリアンのスティッチを通して描かれる、友情と“オハナ(=家族)”愛に満ちた本作。スティッチの愛らしさや作品のテーマはもちろんのこと、物語の舞台であるハワイの穏やかな空気感に魅了される人も少なくないだろう。そこで本稿では、本作の南国なムードをより一層高めてくれる劇中音楽にフォーカス。映画公開に合わせて発売される本作の関連音楽商品を実際に開封しながら、その必聴ポイントを紹介していこう!
アニメーション版の魅力そのままに、『リロ&スティッチ』が実写映画化!
1990年代前半の“ディズニー・ルネサンス”と呼ばれる時代の作品に携わってきたクリス・サンダースと、アニメーターのディーン・デュボア。共に後々「ヒックとドラゴン」シリーズや『野生の島のロズ』(24)といった傑作を生みだすコンビの初監督作品となったのが、2002年に公開されたオリジナルのアニメーション映画『リロ&スティッチ』だ。
凶暴な生物兵器でありながらも、いたずら好きで愛嬌たっぷりという、これまでのディズニーキャラクターにはなかったスティッチの独特な個性が大人から子どもまで幅広い世代を魅了し、北米では興収1億4000万ドルを超えるヒットとなり、日本でも興収30億円に迫る大ヒットを記録。映画公開後もその人気は衰えることなく、テレビシリーズや続編となるビデオ映画が製作された。
そんな本作の実写化に挑んだのは、『マルセル 靴をはいた小さな貝』(21)でアカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされた、実写×アニメーションの次世代を担うディーン・フライシャー・キャンプ監督。また、オリジナルアニメ版を手掛けたサンダースが、これまでのシリーズ作に引きつづきスティッチの声を担当。リロ役のマイア・ケアロハや、リロの姉であるナニ役のシドニー・アグドンなど、ハワイ出身俳優が起用されたことも注目すべきポイントのひとつ。
さらに日本版でも、声優界の大ベテランである山寺宏一がスティッチの声を続投。リロ役には天才子役として注目を集める永尾柚乃、ナニ役をガールズグループME:IのMOMONAが務め、姉妹を見守るデイヴィッド役はTravis Japanの中村海人が担当。日本のエンタテインメント界の次代を担う顔ぶれに加え、シソンヌの長谷川忍や深見梨加、三ツ矢雄二ら実力派が脇を固めることで、より魅力的な世界観が生みだされていく。

実写版『リロ&スティッチ』
オリジナル・サウンドトラックCD&アナログ・シングル
発売中/デジタル配信中
試聴・詳細はこちら:https://www.universal-music.co.jp/lilo-and-stitch/
「スティッチ・ベスト2025」
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