『リロ&スティッチ』リロの姉ナニ役にME:IのMOMONA!「みんなで『ウォー!』って大喜びしました」
空前のスティッチ・ブームを巻き起こしたアニメーション映画を完全実写化した『リロ&スティッチ』(6月6日公開)。スティッチと絆を結ぶ少女リロの親代わりを務める姉ナニの日本語吹替版声優をME:IのMOMONAが務めることが明らかとなった。
オハナは家族。家族はいつもそばにいる、なにがあっても。地球に不時着した暴れん坊のエイリアン、スティッチと、いつも一人ぼっちの少女リロの奇跡の出会いとかけがえのない“オハナ”の絆を描く感動のハートフルファンタジーがスクリーンに帰ってくる。
このたび、唯一の家族であるリロを時に厳しくもなによりも大切に想う姉ナニを、Z世代に絶大な人気を誇る11人組ガールズグループME:IのMOMONAが演じることが発表となった。あわせてMOMONAがアフレコ収録する現場にリロ役の永尾柚乃がサプライズで突撃し、インタビューする特別映像と吹替クリップも解禁となった。
幼い頃から芸能界で活躍の幅を広げ、歌やダンス、演技など、何事にも前向きに取り組んできたMOMONA。「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」への挑戦以前には、海外で歌とダンスを学ぶなど、自他ともに認める努力家である。ME:Iのなかでも高い表現力と歌唱力が評価されており、責任感が強く仲間想いの性格で、リーダーとしてメンバーやファンを家族のように大切にしていることでも知られている。
今回、MOMONAはリロの姉ナニの日本語吹替版声優を務める。ナニは何事にも一生懸命に取り組み、両親を亡くしてからは妹のリロと2人きりの家族を支える大黒柱として、優しく、時に厳しく彼女を見守り育てる存在だ。USのオーディションを経て、MOMONAの真面目さや芯の強さがナニのキャラクターと重なり、強い責任感を感じさせる演技力と、妹を想う包容力にあふれた歌唱力が高く評価された結果、ナニ役に抜擢されたという。「MOMONA」という名前は、ハワイ語で「愛しさ」を意味する。ハワイが大好きな両親が、“誰からも愛される人になってほしい”という願いを込めて名づけたものだ。その名の通り、ハワイに縁のある彼女が本作でナニ役を務めることは、まさに運命的な巡り合わせだったといえるだろう。
解禁された映像では、MOMONAがアフレコに臨むなか、永尾がナニ役決定についてインタビューする姿が映しだされる。アニメーション版の『リロ&スティッチ』(02)がディズニー作品のなかで一番触れてきた作品だと明かすMOMONAは、永尾から本作への参加が決まった時の気持ちについて聞かれると「声優、アフレコに初挑戦で、しかも大好きなディズニー(作品)だったので、マネージャーさんから(決定の)電話をもらった時にME:Iのメンバーがいたので、『決まったぞー!』って言って、みんなで『ウォー!』って大喜びしました」と当時を振り返る。
ME:Iのメンバーのリアクションについても「みんなが自分のことのように喜んでくれて、より気合をいれて頑張りたいなと思って(アフレコに)挑みました。メンバーは毎日楽屋でディズニーの作品の音楽を流したり、みんなで歌っているくらいディズニーが大好きなので、作品が完成したら、みんなに観てもらうのが一番楽しみです」とメンバーからも祝福されたことを告白。さらに、初挑戦となったアフレコについて「柚乃ちゃんが私の前に収録していた声が聞こえてくると、演技をするうえでイメージがしやすくて。柚乃ちゃんの演技と声にすごく励まされて、刺激を受けて、良い収録ができたと思ってます。ありがとう!」と語り、姉妹らしい息の合ったコンビにも期待が高まる。
最後に、永尾から「今日初めてお会いしましたが、これからは“MOMONAおねえちゃん”と呼んでもいいですか?今日から私と“オハナ”になってもらえますか?」と聞かれ、「もちろんです!柚乃ちゃーん!柚乃ちゃんは私のオハナですー!」と抱き合った。
まるで本当の姉妹のようなMOMONAと永尾柚乃。2人のかけ合いも楽しめる『リロ&スティッチ』の日本語吹替版もチェックしてほしい。
文/平尾嘉浩