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『BOSS/ボス』ではボスになりたくない料理人を好演!『インサイダーズ/内部者たち』『国家が破産する日』「ナルコの神」見応えのある作品で光るチョ・ウジンの活躍をプレイバック

コラム

『BOSS/ボス』ではボスになりたくない料理人を好演!『インサイダーズ/内部者たち』『国家が破産する日』「ナルコの神」見応えのある作品で光るチョ・ウジンの活躍をプレイバック

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長い無名時代を経て、大ヒット映画のワンシーンで見せた鮮烈な印象によって人気俳優の仲間入りを果たしたチョ・ウジン。急逝したボスの後継者をめぐる騒動を描くアクションコメディ『BOSS/ボス』(公開中)では、暴力組織から足を洗い、中華料理店のフランチャイズ展開を狙う男を生き生きと演じている。主演、助演を選ばず、見応えのある作品のなかで活躍してきたチョ・ウジンの足跡を振り返ってみたい。

【写真を見る】ギャング組織の後継者候補となった男たちによる“前代未聞”な跡目争いの行方は?『BOSS/ボス』
【写真を見る】ギャング組織の後継者候補となった男たちによる“前代未聞”な跡目争いの行方は?『BOSS/ボス』[c] 2025 HIVE MEDIA CORP & MINDMARK, Inc ALL RIGHTS RESERVED. 

遅咲きのブレイクを果たした俳優チョ・ウジン

冷酷なキャラクター、チョ常務を演じたことがチョ・ウジンに大きな転機をもたらした(『インサイダーズ/内部者たち』)
冷酷なキャラクター、チョ常務を演じたことがチョ・ウジンに大きな転機をもたらした(『インサイダーズ/内部者たち』)[c]2015 SHOWBOX AND INSIDE MEN, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

地元を離れて上京し、1999年に舞台俳優として活動を始めたチョ・ウジン。彼の存在が一気に人々に知られるようになったのが、人気ウェブ漫画家ユン・テホの原作を映画化した『インサイダーズ/内部者たち』(15)だ。政治家と企業、検察、暴力組織、マスコミの入り組んだ関係をスリリングに描くこの作品では、新聞社の大物の手足となって働いてきた裏社会の男アン・サングをイ・ビョンホンが好演した。チョ・ウジンが演じたのは、サングを捕らえ、徹底的に痛めつけるチョ常務役。別の役でオーディションを受けたところウ・ミンホ監督の目に留まり、大抜擢されることになった。監督からは「いますぐにこの仕事を終わらせ、家に帰ってビールを飲みたいと思っている会社員」のつもりで演じてほしいと言われたとのこと。チョ・ウジンは監督の期待通り、どこにでもいそうな平凡なルックスで残酷な仕打ちを平然と行う人物になりきり、「あの俳優は誰?」と話題を集めた。ウ・ミンホ監督とはその後、『麻薬王』(18)、『ハルビン』(24)でも組んでいる。


財閥家に仕える真面目で忠実な秘書役が当たり役となった「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」
財閥家に仕える真面目で忠実な秘書役が当たり役となった「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」[c]tvN

『インサイダーズ/内部者たち』によって知られるようになったチョ・ウジンは、ドラマへも活躍の場を広げていく。「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」では財閥御曹司の忠実な秘書、「ミスター・サンシャイン」では主人公の良き同僚である通訳官を飄々と演じ、さらに知名度を高めた。映画では、1997年末から起きた金融危機の顛末を見せる『国家が破産する日』(18)に、キム・ヘス扮する主人公の前に立ちはだかる財政局次官役で登場。公務員という立場ながら自らの欲望のために行動する嫌味なキャラクターをリアリティたっぷりに演じ、この年に作られた映画のなかに登場した最も印象的な悪役の1人であると評価された。また、今作の演技によって第40回青龍映画賞助演男優賞を受賞。本人もまったく予想していなかったようで、緊張した顔で登壇する姿が映像に残っている。授賞式の司会を務めていたキム・ヘスをはじめとする共演者やスタッフに感謝の言葉を述べ、「やればやるほど難しいのがこの仕事です」とコメントした。


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