本編で脱落者が出るたびに激痛足つぼマッサージを実施!?『ロングウォーク』マッサージ上映の模様をお届け

本編で脱落者が出るたびに激痛足つぼマッサージを実施!?『ロングウォーク』マッサージ上映の模様をお届け

スティーヴン・キングの幻の⻑編初執筆作「死のロングウォーク」を映像化した『ロングウォーク』(6月26日公開)から、劇中の脱落シーンと連動する激痛足つぼ上映の実施レポートと、その様子を映した特別映像が解禁となった。

【写真を見る】6月20日(土)、下北沢に構えるサウナ施設で、マッサージ上映が行われた
【写真を見る】6月20日(土)、下北沢に構えるサウナ施設で、マッサージ上映が行われた[c]2026 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.

舞台は戦争によって国家が分断された近未来のアメリカ。困窮する社会への光として、そしてかつての栄光を取り戻すための一歩として、国をあげて開催される競技“ロングウォーク”。ただひたすらに歩き続けるだけで破格の賞金と願いを一つ叶える権利を獲得できるこの祭典に、選ばれし50人の若者が挑戦する。「時速4.8kmをキープすること」、「速度を下回り警告を受けないこと」、「最後の一人になるまで歩き続けること」、この勝者になるためのルールの裏に、休息も睡眠も救いも存在しない。3つ警告を受けると即死の状況下で臨む、地獄の一本道のデスゲームが展開する。監督は「ハンガー・ゲーム」シリーズを手掛けるフランシス・ローレンス、社会全体を支配し、競技を執り仕切る鬼少佐役を「スター・ウォーズ」シリーズのルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミルが演じる。

下北沢に構えるサウナ施設で、6月20日に行われたマッサージ上映には、勇気ある参加者を相手に、本編で脱落者が出るたびに激痛足つぼマッサージを実施。悲鳴を上げると警告が溜まり、作中同様4回目で脱落となる、体感型上映イベントが行われた。公式Xで行われた高倍率の応募を勝ち抜いた参加者たちは、「今日のためにたくさん寝て食べてきました!」と万全の準備をしてきた者、「体を動かして痛みを分散させます!」と戦略を考えてきた者もいて、若干の不安と自信が入り混じる表情で会場へと足を踏み入れた。

イベント開幕は、ハミル演じる鬼少佐に扮したコマンダー(軍人)によって告げられる。「君たちは特別な環境で『ロングウォーク』を観ることができる選ばれし者たちだ。この映画を楽しむために、諸君の足には特別なマッサージが施される。しかし、忘れるな。ここは映画館だ。上映中の私語はもちろん、マッサージで思わず漏れる呻き声も、悲鳴も、すべて許されない。もしそのような声が聞こえた場合、私は諸君に警告を発する。警告が4回に達した時点で、この上映から脱落してもらう」。劇中さながらの威圧感たっぷりのルール説明に、負けじと参加者も勇ましい声で応えると、いよいよ上映がスタートした。

劇中で青年たちに警告が積み重なり、ついに脱落者が出る緊迫のシーン。スクリーンの出来事と呼応するように、軍人に扮した足つぼ施術者たちが参加者の前へと進み出る。会場に甲高い笛の音が鳴り響くと同時に、激痛足つぼマッサージが開始された。イベント前は意気揚々としていた参加者たちは、1回目の施術では声を押し殺し、全員が無傷で済んだ。劇中の青年たちは歩き続ける疲れ、夜になっても眠れないストレス、坂道の苦痛など試練が続き失格者が続出。それに伴い会場での施術時間も増えると、ついに参加者の1人が呻き声を上げて1つ目の警告が告げられた。青年たちの疲労が蓄積していくように、施術の強度も徐々に上がっていく。次第に頭を動かして痛みを分散させようとしている者、拳を握りしめ、唇を噛み締めなんとか耐えている者、足を叩いて別の痛みで紛らわせる者など、徐々に苦しさが顕著に見えてくる。青年たちがロングウォークに参加した理由や、過酷な状況のなかで育まれる友情が描かれる場面では、涙を流しながら施術を受ける参加者の姿も。痛みと感動が同時に押し寄せる、本イベントならではの光景が広がった。

本編後半、痛みに耐えかねた1人がついに4回の警告を受けて失格。参加者が減り、施術者2人がかりで両足をもって刺激をすると、これまで耐えてきた者も2倍の痛みの前では惜しくも声が漏れてしまい警告を受ける。しかし参加者たちは本編を観ることへの執念や物語への没入により痛みに耐え、映画の登場人物たちさながらに極限状態のなかでゴールを目指した。体験を終えた参加者たちからは、「実際に警告や退場を言われているのが聞こえて、劇中の緊張感とリンクしていました」、「いまも痛みが続いていますが、最後まで観れてよかったです!」と本イベントならではの感想が飛び交った。最後に、もう一度開催されるとしたら参加したいかを聞かれると、「自分が実際になにかを受ける映画体験は初めてなので、ぜひ参加したいです」と満面の笑みで会場を後にした。


3つ警告を受けると即死の状況下で臨む、地獄の一本道の先に待ち受けるのは希望か、絶望か?極限の物語をぜひ劇場で楽しんでほしい。

文/鈴木レイヤ

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