「死を悲しむ暇すら…」「友情、狂気、絶望のすべてがある」『ロングウォーク』がもたらす恐怖と感動に心揺さぶられる!
“ホラーの帝王”ことスティーヴン・キングが、リチャード・バックマン名義で世に送りだした事実上の⻑編初執筆作「死のロングウォーク」。この伝説的小説を実写映画化した『ロングウォーク』が、6月26日(金)より公開される。MOVIE WALKER PRESSでは、“最後の一人になるまで歩き続けなければ死”というシンプルかつ残酷なデスゲームを描いた本作の試写会で、観客へのアンケートを実施!
「残酷だけど美しい映画だった」(20代・男性)、「いい意味で期待を裏切られた!」(20代・女性)、「歩いているだけなのにめちゃめちゃおもしろい!」(30代・女性)、「友情、狂気、絶望のすべてがある」(50代・女性)などの多彩な感想が寄せられている本作の魅力について、観客から寄せられた印象深いコメントと共に迫っていきたい。
戦争により国家が分断された近未来のアメリカ――。冷酷な少佐(マーク・ハミル)のもと、ひたすら歩き続ければ、多額の賞金とどんな願いも一つだけ叶えられる権利を獲得できる“ロングウォーク”が国を挙げて開催されていた。この“祭典”に参加するのは50人の若者たち。様々な背景、想いを抱えながら競技に挑む彼らを待ち受けていたのは、想像を超える恐怖と絶望だった…。
観る者の心を削る!肉体的かつ精神的な恐怖演出
歩みを止めれば即射殺というデスゲームであり、ルールは「時速4.8kmをキープすること」「速度を下回り警告を受けないこと」「最後の一人になるまで歩き続けること」といたってシンプル。警告を3つ受けた者、競技から逃れようとコースを外れた者は失格となり、周囲で監視している兵士によって射殺される。「裏技や生存ルートがなく、必ず一人しか生き残れない絶望感がすごい」(20代・男性)という言葉通り、誤魔化しが効かず、ルールを破った者は一人、また一人と確実に命を奪われていく。まさに「狂歩」(40代・男性)だ。
最後の一人になるまで休むことなく歩き続けなければならない“ロングウォーク”に、肉体的にも精神的にも追い詰められていく若者たち。殺し方は射殺のみだが、「苦痛を感じさせるレパートリーが豊富」(10代・男性)とあるように、目を背けたくなるようなゴア表現や「死を悲しむ暇すら与えられない」(30代・女性)という友を失う精神的疲弊など、容赦ない演出で観客の感情を煽っていく。
「足が攣ったり、鼻血が出たりと身体が限界を迎えていく描写が印象的」(30代・女性)
「足首が捻れて戻らないシーンが頭から離れない」(20代・女性)
「生々しく痛みや疲れを描いていて、観るだけでこんなに疲れたのは初めて」(20代・男性)
「死に様があまりに即物的」(50代・男性)
上記の言葉が示すような肉体的描写にド肝を抜かれたという声はもちろん、
「死ぬ人を観るより、死ぬ人を見た人を観るほうがつらかった」(10代・男性)
「摩耗していく精神にずっと手に汗握っていた」(30代・女性)
「身体の痛みは映画で観慣れているけど、助け合ったあとで見送るつらさは想像もできない」(30代・女性)
「精神力のない自分は観ているだけで気が狂いそうになった」(20代・男性)
といった言葉も散見するなど強烈なシーンに多くの観客が食らったようだ。基本的には歩くだけという静謐な物語に、暴力が唐突に差し込まれる臨場感には、「静かななかに突如銃声が鳴り響く、そんなシーンが続くことに精神的な痛みを感じた」(10代・男性)、「終始ずっと緊張しながら観ていた」(20代・女性)、「没入して足が痛くなった」(20代・女性)という声まで寄せられた。
