「死を悲しむ暇すら…」「友情、狂気、絶望のすべてがある」『ロングウォーク』がもたらす恐怖と感動に心揺さぶられる!

コラム

「死を悲しむ暇すら…」「友情、狂気、絶望のすべてがある」『ロングウォーク』がもたらす恐怖と感動に心揺さぶられる!

「もし自分だったら…?」極限の物語が人間性をあぶり出す

励まし合っていた仲間が目の前で殺されていく様子には、心が揺さぶられる
励まし合っていた仲間が目の前で殺されていく様子には、心が揺さぶられる[c]2026 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.

若者たちが徐々に余裕を失い、追い詰められていく姿を映しだす本作は、観終わった際には「私自身が参加したら、どんな自分が見えてくるのか、とても興味深い」(30代・男性)、「どう生きるかと同時に、どう死ぬかを考えさせられる」(50代・男性)とあるように、過酷な旅路を見守るうちに「もしも自分だったら…」という考えが浮かんでくる。

極限の状態下でも思いやりを失わないキャラクターたちの姿に「友情が人を人たらしめる」(30代・女性)、「ロングウォークの参加者がこの世界で一番人間性を失っていないと感じた」(30代・女性)といった熱い言葉が散見されたが、自分なら…となると、打って変わってシビアな言葉が並ぶのもリアル。

「自分のことで精一杯になると思う」(20代・女性)
「自分の命が懸かっているなかで他人を助ける余裕を持つのは難しい」(20代・男性)
「人を蹴落とす空気になって助け合いにならない気がする」(10代・男性)


それでも「一人では戦えないと思う。別れはつらいが互いのことを理解しながら進んでいきたい」(20代・女性)、「助け合いながら進むしかないと思い込んでやります」(30代・男性)といった希望的な言葉も見られ、自分の人間性と向き合える作品となっているようだ。


長い旅路の末に、彼らがたどり着く結末とは…?

『ロングウォーク』は6月26日(金)より公開
『ロングウォーク』は6月26日(金)より公開[c]2026 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.

「絶望から始まり、絶望で終わった」(20代・男性)
「壮絶、救いようがない…」(30代・女性)
「いまの時代に必要な“共生”が描かれている」(40代・男性)
「つらいことがあっても歩き続けなければならない。まるで人生のような映画」(20代・男性)
「デスゲームものの新たな名作です」(20代・女性)


キング作品ならではの後味の悪さや恐怖に加え、一筋の希望を感じさせる青春模様も盛り込まれており、観客によって様々な受け取り方ができる『ロングウォーク』。「自分もロングウォークに参加しているような気分になるほど没入感がすごい」(20代・女性)とあるように、映画館でチェックして、若者たちの苦しみや痛みを追体験してみてほしい。

構成・文/武藤龍太郎

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