『ライフセーバー!』のせりん、映画初主演作で見つけた“意外な自分”「怖くても飛び込んでみるといいことがある」

『ライフセーバー!』のせりん、映画初主演作で見つけた“意外な自分”「怖くても飛び込んでみるといいことがある」

高校在学中にファッションモデルとしてキャリアをスタートさせた、のせりん。「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」で連続ドラマ初出演、『近畿地方のある場所について』(25)で映画初出演を果たすなど、俳優としても着実に道を切り拓いている。そして青春群像劇『ライフセーバー!』(公開中)では、映画初主演にトライ。“海と人の命を守る”ライフセーバーとして歩み始めた青年の成長を、みずみずしく体現している。MOVIE WALKER PRESSでは、本作のロケ地となった福井県高浜町で、のせりんにインタビューを敢行。撮影を通して見えてきた自分の意外な一面や、かけがえのない経験。さらにこれからの夢までを語った。

ロケ地となった救護所。実際のライフセーバーたちから「たくさんのことを教えていただいた」と感謝
ロケ地となった救護所。実際のライフセーバーたちから「たくさんのことを教えていただいた」と感謝

「僕自身、ライフセーバーのイメージからはかけ離れている。不安でした」

舞台となるのは、安全で美しいビーチやマリーナに与えられる国際環境認証制度「ブルーフラッグ」をアジアで初めて取得した、福井県嶺南地方の高浜町・若狭和田ビーチ。就職活動にまったく身が入らず、人生の行き先はおろか、生きる興味さえ見失っていた大学生の大友勇輝(のせりん)が、夏休みに福井を訪問。溺れてしまった自分を助けてくれた「若狭和田ライフセービングクラブ」のメンバーと出会った勇輝が、海を愛し、誰かのために勇気を振り絞る彼らへの憧れと共に、目標に向かって走りだす姿を描く。

映画初主演という大役を任された時には、「いつかやってみたいと思ってはいたんですが、こんなに早くいただけるとは思っていませんでした。それに僕は細身だし、色も白いし、ライフセーバーという存在からはほど遠いんじゃないか…と不安のほうが大きかったです」と胸の内を打ち明けたのせりん。その気持ちを児玉宜久監督はじめとする制作陣に正直に伝えたというが、制作陣は本作の主人公について「ナイーブで体育系ではないタイプの子が、意外にもライフセーバーを目指す」というイメージを抱いていたそう。その言葉を耳にして、のせりんは「挑戦してみよう」と奮起したと振り返る。

映画初主演を務めたのせりんが、勇輝の迷いや成長をみずみずしく体現した
映画初主演を務めたのせりんが、勇輝の迷いや成長をみずみずしく体現した[c]映画「太陽の守護神」製作委員会

台本を読み込むなかで、勇輝と自身の不安や境遇が重なる部分があると感じたという。勇輝は将来に悩む青年だが、「高校在学中からモデルとして活動していて、卒業して20歳になってから、俳優のお仕事を始めました」というのせりんも、「小さなころはサッカー選手になりたいという漠然とした夢がありましたが、リアリティを持って将来を考えた時に、“自分のやりたいことってなんだろう”、“この先、どうしていったらいいんだろう”と思うことがあって。そういった勇輝の気持ちはよくわかる気がしました」と共感を寄せる。


モットーは「“ありがとう”という感謝の言葉を、思った時にきちんと口にすること」
モットーは「“ありがとう”という感謝の言葉を、思った時にきちんと口にすること」

不安のなか飛び込んだ、映画初主演。約3週間の撮影において、のせりんは高浜町に泊まり込んで合宿のような期間を送った。ロケ地を訪れた日を述懐すると、きらめく海を目にした時に「不安がワクワクに変わりました。ずっとここにいられるのは、最高かも!と思いました」と笑顔を弾けさせる。当初は「座長だ」という緊張感もあったが、チームの仲間には「“座長”とは言わないでね、と伝えたんです」と照れ笑い。「引っ張ってもらいつつ、みんなで一緒に“チームワークを大切にしながら頑張っていきたい”と伝えました」と演じるライフセーバーと同じく、チームワークを胸に刻んで撮影がスタートした。

この夏、海で青春したい!『ライフセーバー!』特集
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