『マンダロリアン・アンド・グローグー』ペドロ・パスカル、“愛息子”グローグーの人気ぶりにも「嫉妬はありません(笑)」
「スター・ウォーズ」シリーズ7年ぶりの劇場映画として注目を集めている『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(公開中)。5月22日に日米同時公開されるや、日本国内では3日間で興行収入7億円を突破、北米では約130億円(8,200万ドル)という数字を叩きだし、孤高の賞金稼ぎであるマンダロリアン/ディン・ジャリンと、強大なフォースの力に目覚めつつある子ども・グローグーの、“父子のような絆”が紡ぐ物語が、早くも世界中のファンの心を揺さぶっている。
MOVIE WALKER PRESSでは、本作の公開にあわせて来日した、ディン・ジャリン役のペドロ・パスカルを直撃インタビュー。厳格な教義により、人前ではヘルメットを外さない=素顔がほとんど登場しないという異例の役柄を、ドラマシリーズでは3シーズンにわたって演じてきたパスカルが、本作への参加を決意した理由からアーマーを纏っての撮影の舞台裏、“愛息子”グローグーへの想いまで語ってくれた。
「私の顔があったら、あそこまでかっこよくはならなかったと思いますよ(笑)」
――「スター・ウォーズ」シリーズとの出会いを教えてください。
「ラッキーなことに両親は、私の幼いころからよく映画館に連れて行ってくれていたんです。そういうなかで“体験”したのが『スター・ウォーズ』でした。自分の想像力を喚起させてくれる映画だったし、この作品との出会いから、(将来)映画に関われたら最高なのにと思うようになったんです」
――ということは、ドラマシリーズの「マンダロリアン」のオファーが来たのはうれしかったわけですね?たとえ顔をヘルメットで隠した役だとしても。
「最初、デイブ(・フィローニ)とジョン(・ファヴロー)に本作のイメージビジュアルを見せてもらったんですが、とても美しくて驚きました。さっきも言ったように、私は子ども時代、『スター・ウォーズ』をスクリーンで経験していて、まるで当時の気持ち、そう、童心に戻るような感覚でした。その時一緒に見せてもらったのがグローグーのデザインだったけど、本当にかわいくて(笑)。これまでの『スター・ウォーズ』とも世界をシェアしていたのもシリーズファンとしてはうれしかったですね。それにマンドーのシルエット、めちゃくちゃかっこよくないですか?私の顔があったら、あそこまでかっこよくはならなかったと思いますよ(笑)」
――そのグローグーは世界中で大人気です。父親のディン・ジャリンとしてはうれしいでしょうが、共演する俳優としてはどうでしょう。羨ましかったりしますか?
「私がこの役を引き受けたり理由のひとつがグローグーだったんです。イラストを見せられた時から、彼が世界中の心を掴むのはわかっていました。だから羨ましさなんてありませんよ(笑)!ディン・ジャリンは顔を見せないすご腕の賞金稼ぎですが、グローグーの存在を通して『ああ、彼には人間の優しい心があるんだ』ということがわかるんです。
今回、共演したシガーニー(・ウィーバー)は私の大好きな俳優のひとりです。考えてみれば彼女は初代“スペースマザー”ですよね?『エイリアン』(79)の時、ネコを救い、『エイリアン2』(86)の時は少女を救った。そういう彼女を観ながら、私もそういうことをしてみたいと思っていたんです。だから、この作品でその夢が叶って本当にうれしい。で、何度も言いますが、嫉妬はありません(笑)!」
――ということは今回、シガーニーとの共演という夢も叶ったわけですね?
「そうです。彼女はまさにアイコンです。私のバケットリスト(死ぬまでにやりたいことのリスト)に載せている“死ぬまでに会いたい俳優”トップ5の一人。初めて会った時は『ああ、本当にシガーニーだ』って舞い上がってしまいました(笑)」
