「さらに鮮やかな映像で何倍も作品に入り込めた」…4Kで美しく蘇った『サウンド・オブ・ミュージック』、2026年に観るからこそ刺さるメッセージ

コラム

「さらに鮮やかな映像で何倍も作品に入り込めた」…4Kで美しく蘇った『サウンド・オブ・ミュージック』、2026年に観るからこそ刺さるメッセージ

「合唱で歌ったのを思い出した」…誰もが知る名曲ばかり!心に残った楽曲とその理由

サウンド・オブ・ミュージック』の魅力といえばなんといっても音楽の数々。ジュリー・アンドリュースのどこまでも響く高らかな歌声、クリストファー・プラマーがつま弾くギターの音色、落ち着いた甘い声も印象的。上映会参加者が挙げる印象的な楽曲を具体的なシーンと共に紹介したい。

名曲ばかりの『サウンド・オブ・ミュージック』。参加者を魅了した楽曲はどれ?
名曲ばかりの『サウンド・オブ・ミュージック』。参加者を魅了した楽曲はどれ?「サウンド・オブ・ミュージック 製作60周年記念版 4K UHD+ブルーレイ セット」/発売中/発売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン/発売・販売元:ハピネット・メディアマーケティング/デジタル配信中(購入/レンタル) 発売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン [c] 2026 20th Century Studios.

まずは「ドレミの歌」から。トラップ大佐が長期で家を空けている間、子どもたちをピクニックに連れだしたマリアが歌い方を知らないという彼らにレクチャーするシーンで登場。「ドはディアー(deer)、メスの鹿」など日本で一般的に歌われているものと歌詞が異なるのも特徴だ。

【初鑑賞の参加者コメント】
「トラップ家の子どもが7人姉弟なのは7音だから?」(30代・女性)
「これまでに何百回と聞いてきた、子ども向けの歌だと思っていたのに、こんなに感動するとは思いませんでした」(40代・男性)

【鑑賞済の参加者コメント】
「美しい映像と、子どもたちと心を通わせることができたうれしさがマッチしている」(30代・男性)
「子どもたちが感情を爆発させ、素直でいられるようになるとてもいいシーン」(30代・女性)

続いて「エーデルワイス」。子どもたちの歌声に感動したトラップ大佐が、マリアたちにせがまれて情感たっぷりに歌う楽曲だ。エーデルワイスという花を讃えた曲というイメージだが、本作ではナチス・ドイツとの併合という大きな局面に直面する祖国オーストリアへの想いが込められており、トラップ大佐の複雑な心境もにじませている。

【初鑑賞の参加者コメント】
「祖国オーストリアを想って歌う姿に感動しました」(30代・女性)
「学生の頃に合唱で歌ったのを思い出して熱くなった」(50代・女性)

【鑑賞済の参加者コメント】
「オーストリアの良さと子どもたちと心がつながって、希望の光がより見えてきた瞬間」(30代・女性)
「自然に涙があふれました」(50代・男性)


さらに、夕食の席を抜け出した長女リーズル(シャーミアン・カー)と郵便配達人で彼女の想い人ロルフ(ダニエル・トゥルーヒット)が愛を確かめ合うシーンで歌われている「もうすぐ17歳」。16歳で“もうすぐ17歳”のリーズルと1つ歳上のロルフ、共に10代半ばを過ぎた2人が背伸びして大人ぶっている印象だが、別のシーンでマリアとトラップ大佐が同曲を歌う場面ではまた違った見え方になるのもおもしろい。

【初鑑賞の参加者コメント】
「思春期の男女の恋愛に甘酸っぱさを感じた」(20代・男性)

【鑑賞済の参加者コメント】
「ここまでドキドキするシーンだったとは…。ただ、いま観てもリーズルは16歳とは思えなく大人っぽい!」(30代・女性)
「初めて子どもたちがプライベートな面を見せるシーン」(30代・男性)
「小さい頃は大人の曲だと思っていたけど、大人になったいま観ると背伸びした子どものかわいらしさを歌った曲に感じた」(20代・女性)


このほか、雷を怖がる子どもたちにマリアが歌って聞かせる「私のお気に入り」、舞踏会で子どもたちが来客に披露した「さようなら、ごきげんよう」も選ばれており、名曲ばかりで好きな1曲に絞るのに苦心している参加者も見受けられた。

「歌を通じて家族の絆が深まっていく」…家族の大切さや誰かを愛すること、その温かさを教えてくれる登場人物たち

妻(母親)を失い、その傷がいまだ癒えていないトラップ家。父親と子どもたちの間にできたわだかまりを、マリアが明るく照らし、癒していく家族の物語でもある本作。と同時に、登場人物らが織りなす愛にまつわる心の機微が観客の心に様々な余韻を残している。

【初鑑賞の参加者コメント】
「ルールや規則で縛り付けるのではなく、楽しいと思える時間を共有し、心を通わせることが大切だと思いました」(20代・女性)
「歌を通じて家族の絆が深まっていくのがすてきでした。子どもたちが父親に愛されたいと願うのも愛おしかったです」(30代・女性)
「なにかのきっかけ、環境の変化は大事であるかなと思いました。そしてその変化を楽しむこと」(40代・未回答)


【鑑賞済の参加者コメント】
「ささいなことでも側で見守ってくれる、認めてくれる人の大切さを痛感した」(20代・女性)
「家族は血のつながりだけでなく、お互いの歩みによって構築される」(30代・女性)
「最初の氷のような家族から、だんだんと雪が溶けていくかのような、本来の家族のあり方…。グッときます」(30代・男性)

いつしか惹かれ合うようになっていくマリアとトラップ大佐
いつしか惹かれ合うようになっていくマリアとトラップ大佐「サウンド・オブ・ミュージック 製作60周年記念版 4K UHD+ブルーレイ セット」/発売中/発売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン/発売・販売元:ハピネット・メディアマーケティング/デジタル配信中(購入/レンタル) 発売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン [c] 2026 20th Century Studios.

続いて、本作の“愛”を体現する登場人物とその理由も紹介。トラップ家を深い愛で満たし、トラップ大佐に芽生えた初めての感情に戸惑うマリアには、「子どもたちとの関わり方が印象的だった」(初鑑賞・20代・女性)「怖くても勇気を出してゲオルク(=トラップ大佐)に想いを伝える姿がよかった」(初鑑賞・30代・女性)「若い女性から立派な母へと成長する」(鑑賞済・20代・女性)などの声が寄せられ、本作が彼女自身の成長の物語でもあることが読み取れる。

対するトラップ大佐には、「不器用でまっすぐなところが好きになりました」(初鑑賞・30代・女性)「厳格だったゲオルクが子どもたちと触れ合い、マリアとの出会いのなかで変わっていく」(初鑑賞・30代・女性)「祖国への想いと父としての責任。歌や言葉だけでは表現できない苦悩があったと思う」(鑑賞済・30代・女性)といった感想が。登場当初の規則で子どもたちを厳しく縛り付ける姿と中盤からの優しい父親像のギャップに、心を鷲掴みにされたという人が多数。


さらに、長女リーズルの「ロルフとの恋はうまくいかなかったけど乗り越えていく姿がよかった」(初鑑賞・30代・女性)「一番上のお姉さんであると同時に少女でもある」(鑑賞済・20代・女性)、「子どもっぽいところもあれば、妙に大人びたところも」(鑑賞済・30代・男性)と子どもと大人の中間ぐらいの年頃ならではのキャラクターが印象的だったという声のほか、末っ子のグレーテル(キム・カラス)への「末っ子ならではのかわいらしさ」(鑑賞済・20代・女性)、郵便配達人ロルフの「最後の葛藤を現代の人たちに観てほしい」(鑑賞済・20代・女性)というコメントも確認できた。

■サウンド・オブ・ミュージック 製作60周年記念版 4K UHD+ブルーレイ セット
商品内容:4K UHD 本編ディスク1枚、ブルーレイ 本編ディスク1枚、ブルーレイ 特典ディスク1枚
発売中 価格:8,690円(税込)

【4K UHD、ブルーレイ Disc1 共通】
■ムービー・セレクション(シング・アロング)
■ジュリー・アンドリュース、クリストファー・プラマー、シャーミアン・カー、ディー・ディー・ウッド、ヨハネス・フォン・トラップによる音声解説
■ロバート・ワイズ監督による音声解説

【ブルーレイ Disc2】
■メイキング・ガイド:「ミュージカルステージ」
-歌
-ショウ
-家族
■バーチャル・ツアー:「町と歌」
■ビンテージ映像集
-『サウンド・オブ・ミュージック』 ドキュメンタリー集
-ロジャース&ハマースタイン:ミュージカル・コレクション
-オーディオ・インタビュー集
■秘蔵映像・音声集
-ジュリー・アンド・キャロル・アット・カーネギーホール:プラット・ファミリー合唱団
-ジュリー・アンドリュース・アワー:マリア・フォン・トラップを迎えて
-スクリーン・テスト集
-ジュリー・アンドリュースによるイントロダクション
-スティル・ギャラリー
■プロモーション素材集
-ムービートーン・ニュース:“アカデミー賞”
-オリジナル劇場予告編集
-TVスポット集
-ラジオ・スポット集
■ジュリー・アンドリュース ザルツブルク再訪
-ザルツブルクへようこそ
-ブロードウェーからザルツブルクへ
-ミラベル庭園
-ノンベルク修道院
-ヴィンクラーのテラス
-フローンブルク
-本当のフォン・トラップ邸
-レオポルズクローン宮殿/ベネチア風の部屋
-湖畔での会話
-ザルツブルク・マリオネット劇場
-ザルツブルク・ツアー
-あずまや
-モントゼー
-マリアとの出会い
-ホテル・ザッハー
-映画を振り返って

発売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン
発売・販売元:ハピネット・メディアマーケティング

デジタル配信中(購入/レンタル)
発売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン

関連作品