【TOHOシネマズ 泉北篇】25年前の開業スタッフが"映画館作り"の裏話を語る!映画館にまつわる歴史&トリビアを大特集

【TOHOシネマズ 泉北篇】25年前の開業スタッフが"映画館作り"の裏話を語る!映画館にまつわる歴史&トリビアを大特集

ビッグサイズのスクリーンと映画館ならではの音響で作品を楽しめる!

プレミアスクリーンを含め、9スクリーンを構える当劇場は「開業当時から、スクリーンが相当大きいと言われていました」と語る元スタッフ。確かに5.32m×12.34mのスクリーン1、5.5m×13.01mのスクリーン4、5.35m×12.48mのスクリーン5は、一般的な劇場よりもビッグサイズで、幅広い映画ファンから愛されてきた。現在はデジタル3D上映もできる。

プレミアスクリーンを含めた充実の9スクリーンを完備
プレミアスクリーンを含めた充実の9スクリーンを完備TM & [c] TOHO Cinemas Ltd. All Rights Reserved.

また、開業当時に開催された決起集会にて、当時の社長が音響のよさについて力説していたことをよく覚えていると言う。
「スクリーン1で、こけら落としの映画として『バーティカル・リミット』という雪山を舞台にした映画を上映することが決まっていたんです。決起集会で、みんなで一緒にご飯を食べたあとで、劇場に戻ったのです。そこで社長が『バーティカル・リミット』の映像を流しながら、スピーカーのよさを力説してくださいまして。『後ろから、雪がササッと落ちる音がするでしょ。最近の映画館の音は本当にすばらしい。あなた方には、こういうところで仕事をしてもらうことになります』と言われました。その時、確かに音響もすごくよかったし、スクリーンも大きかったから、とてもうれしくなりました」。

【写真を見る】TOHOシネマズ 泉北のこけら落とし作品は、2000年公開の山岳アクション『バーティカル・リミット』!
【写真を見る】TOHOシネマズ 泉北のこけら落とし作品は、2000年公開の山岳アクション『バーティカル・リミット』![c]Everett Collection/AFLO

現スタッフによると「マイナーチェンジはいくつかあるものの、館内構造は開業当時とほぼ変わりないです。もちろん各機器や映写設備は、ほぼ最新のものを導入しております」と、ハイクオリティーの設備をアピール。

そして「開業当時から、いまも変わらず当館のファンであり続けていただいてるお客様が多くいらっしゃいます。最新の映画やコンセッションのメニューなどを扱うなど、変化がありつつも、昔ながらの変わらないところをしっかり残しつつ、引き続きすべてのお客様の“GOOD MEMORIES:憩いの場”であり続けられるよう尽力して参ります」と、TOHOシネマズが掲げる理念を大切にしながら、今日もたくさんの映画ファンを迎えてくれている。

アニバーサリーを迎えるTOHOシネマズの全国17劇場で配布されるTOHOシネマズシアターカード
アニバーサリーを迎えるTOHOシネマズの全国17劇場で配布されるTOHOシネマズシアターカードTM & [c] TOHO Cinemas Ltd. All Rights Reserved.

なおTOHOシネマズの全国17劇場で開催中のアニバーサリーキャンペーンでは、4月から12月の9か月間にわたって、様々なサービスを展開している。対象劇場は、今回紹介した泉北のほか、5周年の池袋、立川立飛、10周年の新宿、ららぽーと富⼠⾒、アミュプラザおおいた、15周年の上大岡、20周年の府中、ひたちなか、水戸内原、岐阜、津島、二条、直⽅、25周年の浜松、ファボーレ富山、⼤分わさだだ。ぜひ最寄りの場所や気になっている映画館をチェックし、お目当ての映画を観に行っていただきたい。


取材・文/山崎伸子

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