ヒョンビン&ソン・イェジン夫妻、キム・ゴウンら韓国のスターが勢揃い!第46回青龍映画賞レッドカーペットをレポート
韓国芸能界にエンタメのショーレース到来を告げる冬の祭典、第46回青龍映画賞が今年も汝矣島KBSホールにて開催された。恒例となったレッドカーペットには、今年も寒さを吹き飛ばすスターたちのクール&ホットなルックとファンの熱い歓声が飛び交う時間となった。今年の印象的なスタイルをプレイバック!
ハン・ジミン、キム・ミンジュ、ノ・ユンソが華やかに登場
まずは青龍の顔として盛り上げるMC、ハン・ジミンとイ・ジェフンがトップバッターで登場。ハン・ジミンはウエストのスリットから肌をのぞかせ、大人の艶やかさを演出。イ・ジェフンはタキシードの胸元に光るビジューがゴージャス。
続いて登場したのはパク・ジニョン。『ハイファイブ(原題:하이파이브)』では自身のキャリア初のヴィラン役に本格的に挑み、新人俳優賞にノミネート。今年好評を博した「未知のソウル」での主人公の優しい恋人・ホスを思わせるカジュアルなルックに親しみやすさがあった。ヴィランを演じたことについて「どちらが本当の姿でしょうか?」と尋ねられ、「どちらでしょう?」とお茶目に切り返すなどご機嫌な様子だった。
『君の声を聴かせて』(24)で姉妹を演じた2人も青龍映画賞レッドカーペットで存在感を放った。まずは新人賞にノミネートされたキム・ミンジュは、ウエストのカッティングがシックな純白ドレス。聴覚障害の水泳選手ガウルを好演した映画のスポーティな魅力とはまた違った印象だ。
そして彼女の姉ヨルムを演じたノ・ユンソも登場。冬が近づくソウルへ一足先に駆けつけた雪の女王を思わせる、シルバーのスパンコールが眩しいゴージャスなドレス。
『6時間後に君は死ぬ』(24)での繊細な演技も記憶に残るパク・ジュヒョン。レーシーな胸元が艶やかながら、健康美も演出するベアトップドレスがよく似合う。
大きな歓声に包まれつつ姿を見せたアン・ボヒョン。短髪とタキシードで精悍に登場しつつ、フォトコールでは可愛いポーズを連発。
日本公開が待たれる『アメーバ少女たちと学校怪談:開校記念日(原題:아메바 소녀들과 학교괴담: 개교기념일)』のキム・ドヨンは、ベルベットのワンピースにグローブでクラシカルなルックで登場。新人らしい、ドーリーでキュートなファッション。
『秘顔』(24)で衝撃的な演技を見せたパク・ジヒョンは、ハートカットのベアトップドレス。胸元を縁取る白いラインがブラックドレスのアクセントに。
ドラマが話題を呼んだイム・ユナ、ホラー映画で活躍したイ・ソンビンも登場
“ひと足早いクリスマス”と司会者から称賛されたイム・ユナは、目が覚めるようなレッドドレス胸元のコサージュがポイントだ。
ドラマ「グッドボーイ」で活躍したキム・ソヒョンも、ブラックワンピースにあしらったフラワーモチーフが印象的だった。
ホラー映画『層間騒音』(24)で存在感を見せたイ・ソンビンは、落ち着いた色合いを基調にしたワンピース。太陽をモチーフにしたようなスパンコールが特徴的。
毎年大活躍のヨム・ヘランは、今年も『NO OTHER CHOICE(英題)』で気を吐いた。ボレロを合わせたブラックドレスでフォーマルな印象な一方、カラフルなプリントの胸元に遊び心があり、彼女のチャーミングさを表現しているよう。
俳優夫婦ヒョンビン&ソン・イェジンが仲良くレッドカーペットへ!
ひときわ大きな歓声で登場したのが、『ハルビン』(24)で主演男優賞にノミネートされたヒョンビン。凜々しいタキシード姿に、ヴィンテージブームを取り入れたセミオートフレームのメガネがポイント。
彼とともに仲良く姿を見せたのが『NO OTHER CHOICE(原題)』のソン・イェジン。異なる素材とディテールをミックスしたドレスが個性的で、司会者からは夫婦揃って“彫刻像みたい”と称賛されていた。
キム・ゴウン、シン・シアも!プレゼンターたちもドレスアップ
レッドカーペットの後の授賞式でも、プレゼンターとして印象的なルックを誇ったスターをキャッチアップしておこう。シン・シアは、儚げなピンクのドレスが愛らしい。
「イカゲーム」にとどまらずグローバルスタートして活躍中のチョン・ホヨン。ギリシャ彫刻の女神を思わせるドレスがノーブルな印象だ。
昨年の青龍映画賞の話題を独占したチョン・ヘインも授賞式に登場した。スッキリとしたオールバックでより若々しい印象。
主演女優賞のプレゼンターだったキム・ゴウン。かっちりしたジャケットと脚線美を見せるボトムスで、相変わらずクールビューティだった。
取材・文/荒井 南
