『サブスタンス』狂気の始まりが描かれた冒頭映像&小島秀夫起用のGEEKS RULEコラボTシャツも

『サブスタンス』狂気の始まりが描かれた冒頭映像&小島秀夫起用のGEEKS RULEコラボTシャツも

デミ・ムーアが主演を務め、第97回アカデミー賞で主演女優賞含む5部門にノミネートされた『サブスタンス』が5月16日(金)に公開される。このたび、ムーア、マーガレット・クアリーから寄せられた応援コメント映像及び、ハリウッドの光と闇をわずか3分で鮮烈に切り取った本編冒頭映像を解禁。あわせて、劇場入場者プレゼント及び、GEEKS RULE(ギークス ルール)と本作のコラボも明らかになった。

【写真を見る】劇場入場者プレゼントとなる<『サブスタンス』接種証明書>シール
【写真を見る】劇場入場者プレゼントとなる<『サブスタンス』接種証明書>シール[c]2024 UNIVERSAL STUDIOS

50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベス(ムーア)は、容姿の衰えから仕事が減少し、ある再生医療“サブスタンス”に手を出す。だが薬を注射するやいなや、エリザベスの上位互換スー(クアリー)が、エリザベスの中から現れる。若さと美貌に加え、エリザベスの経験を武器に、たちまちスターダムを駆け上がっていくスー。だが、一つの心をシェアする2人には「1週間ごとに入れ替わらなければならない」という絶対的なルールがあった。しかし、スーが次第にルールを破りはじめてしまう。

今回解禁されたのは、エリザベスを演じたムーア、エリザベスの“上位互換であるスー“を演じたクアリーからの上映に向けてのコメントと、本作の冒頭3分映像。映像は、生卵の黄身に謎の液体<サブスタンス>を注入すると、黄身がぷっくりと分裂、もうひとつの黄身が現れる異様なシーンからはじまる。続いて、ハリウッドの究極の名誉である<ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム>の星型プレートにエリザベスの名前が刻まれる様子が映し出されると、華やかなセレモニー、祝福の声、注目の的となるエリザベスの姿が。だが、その栄光の時代は長く続かず、やがて年齢を重ねたエリザベスは人々からは忘れられ、ぞんざいな扱いを受けるようになる。ハリウッドの不気味さ、そして残酷な現実、光と闇を、わずか3分の映像で鮮烈に切り取ったオープニングとなっている。

なお、劇場入場者プレゼントとして<『サブスタンス』接種証明書>シールが限定数にて配布されることが決定。また、前夜祭上映実施劇場では5月15日(木)から配布予定だ。“ACTIVATOR(活性化)“とだけ記された、怪しげなライトグリーンの瓶が、不穏な予感を抱かせるビジュアルとなっている。

また、Tシャツの黄金時代である1990年代に主にフォーカスし、題材選び、デザイン、プリント技術、ボディなど徹底的に拘り、Tシャツを通してカルトカルチャーを後世にまでしっかり伝えていくことを目的として立ち上がったGEEKS RULEと本作のコラボも決定。GEEKS RULEチームが映画に感銘を受け、後世にしっかりこの映画を伝えていきたいとの思いから実現した本コラボ。発売されるのは、ポスターにも採用されたムーアとクアリーのインパクトあるビジュアルをそれぞれデザインした2型と、映画のキーにもなっている「サブスタンス」の瓶のビジュアルを使用した型の合計3型。


ムーア、クアリーのビジュアルを使用した2型は、高度な分版技術による13版(13色)のかけあわせによるシルクスクリーンプリントでビジュアルを再現。2人のビジュアルの繊細な影のグラデーションやチークの赤みに至るまで、シルクスクリーンプリントでは難易度の高いプリントを何度も試行錯誤を繰り返し、再現した。また、サブスタンスの瓶のビジュアルを使用した型でも、シルクスクリーンプリントを採用。こちらも表現が難しいとされる瓶のケミカルな蛍光色を、3版を使用し表現。90年代のTシャツ同様の手法で制作されており、将来的にヴィンテージTシャツのような風合いの経年変化を楽しめる特別な1枚だ。

また今回のコラボTシャツのキービジュアルのモデルには、今作を絶賛しているゲームクリエイターの小島秀夫が特別に出演。小島は、2ショット写真をSNSで披露したこともあるように、以前からコラリー・ファルジャ監督と直接交流があり、スー役のクアリーを「DEATH STRANDING」にママー役として起用しているなど、本作とも縁が深いことでコラボが実現した。ここでしか見られない貴重なビジュアルとなっている。

なお、本コラボレーションTシャツのうちムーア、クアリーの2型はドーバーストリートマーケットギンザにて5月16日(金)に店頭先行販売後、翌日5月17日(土)よりドーバーストリートマーケットギンザのオンラインショップにて販売され、GEEKS RULEオンラインショップでも抽選販売が実施される。また、サブスタンスの瓶のビジュアルを使用した型はTOHOシネマズ日比谷にて映画公開の5月16日(金)より先行販売後、翌日5月17日(土)よりGEEKS RULEオンラインでも先着にて販売される。詳細は、GEEKS RULE公式SNS、販売店舗各公式SNSで確認してほしい。


一度見たら逃れられない、脳裏に焼きつくヤバすぎるラストシーンとはどのようなものなのだろうか?想像のはるか先で暴走する狂気のエンタテインメントに期待が高まる。

文/鈴木レイヤ

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