笑いと涙の名演が光る笑福亭鶴瓶、『35年目のラブレター』で魅せる圧倒的“陽”の存在感
刑が失敗し生きながらえた男を抑えた演技で熱演『閉鎖病棟―それぞれの朝―』
そして非凡な才を持つ役者として鶴瓶を特徴づけているのは、明るく人情味のある男性から腹黒い悪役まで、自由自在に演じ分けることができるその演技の幅広さだろう。彼は帚木蓬生の小説を原作とする『閉鎖病棟―それぞれの朝―』(19)において、母親と妻を殺害して死刑執行されながらも生き延びた殺人犯役に挑戦している。この作品は精神科病棟を舞台にしたヒューマンドラマ。ある日、病院内で起こった事件をきっかけに、それまで静かに暮らしていた元死刑囚である梶木の過去が明らかになっていく。
鶴瓶はこの作品でただの善人でも悪人でもない複雑な人間の心情を見事に表現。他者との関わりのなかで時折見せる明るさや優しさ、そして苦悩の演技が印象深い。『ディア・ドクター』以来10年ぶりとなるこの単独主演作で、3度目となる日本アカデミー賞優秀主演男優賞を獲得した。
能天気で自由な父親役を好演『あまろっく』
かと思えば中条あやみ、江口のりこと共演した『あまろっく』(24)では、どこまでも明るいキャラクターを好演!この作品は兵庫県の尼崎を舞台に、年齢や性格も異なる“ツギハギだらけ”の家族が織り成す心温まるドラマ。主人公はエリート街道をひた走るもリストラに遭い、現在は実家でニートのような暮らしをしている39歳独身の優子(江口)。そんな彼女の前に、65歳の父が20歳の再婚相手(中条)を連れてくる。
鶴瓶が演じた父親は、「人生に起こることはなんでも楽しまな」が口癖の“おおらかな人物”。周囲とのギクシャクした関係も自然と解きほぐすような人間的魅力があり、鶴瓶ならではのユーモアを巧みに交えた演技がそんなキャラクターに説得力を持たせている。浮世離れした設定ながら、なぜか最後は感動させられてしまう不思議な魅力を纏った作品に仕上がっている。
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『35年目のラブレター』では”ラブレター”を書くため奮闘する夫を熱演
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