映画ランキング - 全米映画
(2025/7/11~2025/7/13)

2025年7月14日 発表(毎週火曜更新)
2025年7月11日~2025年7月13日にアメリカで上映された映画の興行収入ランキングはこちら。『スーパーマン』『ジュラシック・ワールド/復活の大地』『映画『F1(R)/エフワン』』などがランクイン!(Box Office Essentials調べ)

  • No.1
    NEW

    スーパーマン

    、129分、アクション/SF/ファンタジー/冒険・アドベンチャー
    4.2
    4191

    週末興収$122,000,000

    累積興収$122,000,000

    アメコミ史上最も歴史のあるヒーローを描くアクション。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガンがメガホンをとり、『Pearl パール』のデイヴィッド・コレンスウェットがスーパーマ···もっと見る

  • No.2
    1 down

    ジュラシック・ワールド/復活の大地

    、134分、SF/ヒューマンドラマ/パニック/サスペンス・ミステリー
    4.5
    11171

    週末興収$40,000,000

    累積興収$232,114,000

    前作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』から5年後の世界を描く新章。シリーズ初の女性主人公ゾーラ・ベネットを、「アベンジャーズ」シリーズのスカーレット・ヨハンソンが演じる。『グリーンブック』のマ···もっと見る

  • No.3
    2 down

    映画『F1(R)/エフワン』

    、155分、アクション/ヒューマンドラマ
    4.5
    5609

    週末興収$13,000,000

    累積興収$136,195,000

    F1に挑むレーサーたちの戦いを描くエンタテインメント大作。『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキーが監督、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のブラッド・ピットが主演を務める···もっと見る

  • No.4
    3 down

    ヒックとドラゴン

    、126分、ファミリー/冒険・アドベンチャー
    -
    1516

    週末興収$7,800,000

    累積興収$239,808,000

    ドリームワークス・アニメーションが手掛けたアニメーション映画『ヒックとドラゴン』(01)シリーズの初実写映画化。バイキングの少年ヒックと彼が出会ったドラゴンのトゥースとの友情と大冒険を描く壮大なファン···もっと見る

  • No.5
    4 down

    星つなぎのエリオ

    、97分、アニメ
    3.8
    2588

    週末興収$3,900,000

    累積興収$63,666,191

    ひとりぼっちの少年が宇宙の仲間たちと出会い冒険を繰り広げるディズニー&ピクサーの長編アニメーション。監督を『リメンバー・ミー』でストーリーアーティストを務めたマデリーン・シャラフィアン、『私ときどきレ···もっと見る

  • No.6
    5 down

    28年後...

    、115分、ホラー
    R15+
    3.7
    1722

    週末興収$2,725,000

    累積興収$65,737,000

    恐ろしいウイルスの流出によって発生したパンデミックの恐怖を描くサバイバルスリラー。『28日後...』の監督ダニー・ボイルと脚本アレックス・ガーランドが再タッグを組む。『クレイヴン・ザ・ハンター』のアー···もっと見る

  • No.7
    6 down

    リロ&スティッチ

    、108分、SF/ファンタジー/ヒューマンドラマ/ファミリー
    4.4
    5480

    週末興収$2,700,000

    累積興収$414,564,677

    ディズニーの同名アニメーションを実写映画化。ハワイを舞台に、いつも一人ぼっちな少女が、暴れん坊のエイリアンと出会い、かけがえのない絆を築いていく。『マルセル 靴をはいた小さな貝』のディーン・フライシャ···もっと見る

  • No.8
    8 keep

    週末興収$1,450,000

    累積興収$194,007,000

    スパイ組織IMFに所属するイーサン・ハントと彼が率いるチームの戦いを映す「ミッション・インポッシブル」シリーズ第8作。2部作として製作された前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART···もっと見る

  • No.9
    6 down

    M3GAN/ミーガン 2.0

    、ホラー/ファミリー
    PG12
    -
    799

    週末興収$1,350,000

    累積興収$22,373,000

    お友だちAI人形<M3GAN(ミーガン)>の暴走を描くサイコスリラー第2弾。究極の殺人兵器<アメリア>の暴走を止めるため、アップデートし再び蘇ったミーガンの愛情と狂気を描く。前作に引き続き、ジェラルド···もっと見る

  • No.10
    9 down
    Materialists

    Materialists

    公開未定
    -
    0

    週末興収$720,498

    累積興収$35,172,973

『スーパーマン』が2025年第3位のオープニング成績で北米No. 1発進!期待値高めの“新生DCユニバース”の見通しは?
『スーパーマン』が2025年第3位のオープニング成績で北米No. 1発進!期待値高めの“新生DCユニバース”の見通しは?
『スーパーマン』が2025年第3位のオープニング成績で北米No. 1発進!期待値高めの“新生DCユニバース”の見通しは?

ジェームズ・ガン監督による“新生DCユニバース”第1弾となる『スーパーマン』(日本公開中)がスタートした先週末(7月11日から7月13日)の北米興収ランキング。いわずもがな同作がロケットスタートを切ったことによって、週末3日間における全体の総興収は2億ドルを突破。これは今年に入って3回目のこととなる。
ちなみにその前2回というのは、『リロ&スティッチ』(日本公開中)と『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(日本公開中)が同日公開を迎え、この2本だけで総興収の79%を占めたメモリアルデイの週末と、『マインクラフト/ザ・ムービー』(25)が総興収の80%を占めた同作のオープニング週末。今回の場合は、『スーパーマン』と『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(8月8日日本公開)の2本で総興収の82%を占めているのだ。 このように期待値の大きい大作がヒットスタートを飾るのは喜ばしいことである反面、中規模〜大規模タイトルであっても2週目以降に大きく数字を落とす傾向がまだ続いている点はやや気掛かり。しかも現状、ランキングの10位に入った作品は、ここ3週続けて興収100万ドルを下回っている。コロナ禍以降たびたび見られるようになった一極集中の状態が、後々になって閑散期を引き起こす素因となっているだけに、引き続き注意が必要かもしれない。 さて『スーパーマン』の初日から3日間の興収は1億2502万ドル。これは2025年公開作で第3位のオープニング成績であり、『マン・オブ・スティール』(13)のオープニング興収1億1600万ドルを上回り「スーパーマン」の単体映画としては歴代1位。登場作まで範囲を広げても『バットマンvsスーパーマン:ジャスティスの誕生』(16)の同1億6600万ドルに次ぐ数字。 マーベル作品がいわゆる“ヒーロー映画疲れ”の煽りを受ける以前から興行的に厳しい戦いを強いられてきたDC映画。『アクアマン』(18)を最後に、『ジョーカー』(19)と『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(22)を除けば興収2億ドルを突破した作品が一本もなく、そのなかで制作費2億2500万ドルの巨額を投じての大幅な看板フランチャイズの刷新とは、かなりの期待のあらわれと推察できる。すでに全世界興収は2億7000万ドルを突破しており、批評集積サイト「ロッテン・トマト」によれば批評家からの好意的評価の割合が83%、観客からのそれも93%と好調で、興行的にまだまだ伸びる余地がある。“新生DCユニバース”の幸先は期待通り良さそうだ。 一方、前週に首位デビューを飾った『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は、週末3日間で前週比43.8%の4033万ドルの興収をあげ、週末段階で北米興収2億ドルを突破。平日の順調な積み重ねもあって累計興収は2億5000万ドルを超え、海外興収もすでに3億ドル以上。 これで『ジュラシック・パークIII』(01)の成績はあっさりと上回り、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(97)も射程圏内に収めているのだが、「ジュラシック・ワールド」3作はいずれも全世界興収10億ドルに到達しているメガヒットシリーズ。新章でありつつも“ワールド”の名前を引き継いだ以上、なんとかそれに続きたいところである。 文/久保田 和馬


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