『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が初動100万人に迫る大ヒットスタート!長く続いた“洋画不況”もようやく終結?

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が初動100万人に迫る大ヒットスタート!長く続いた“洋画不況”もようやく終結?

7月31日から8月2日までの全国映画動員ランキングが発表。全世界で同日公開を迎えたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版「スパイダーマン」の最新作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』(公開中)。北米では『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)に匹敵する歴史的なオープニング週末興収を叩きだした同作が、日本でも大ヒットスタートを飾った。

2026年実写洋画No. 1のオープニングで、シリーズ最高記録を狙う!

【写真を見る】洋画不況も“ヒーロー映画疲れ”も「スパイダーマン」には関係なし!強豪ひしめく夏休み戦線でシリーズ新記録へロックオン
【写真を見る】洋画不況も“ヒーロー映画疲れ”も「スパイダーマン」には関係なし!強豪ひしめく夏休み戦線でシリーズ新記録へロックオン[c]2026 CPII. All Rights Reserved. [c]& TM 2026 MARVEL

全国365館(IMAX、SCREENX、4DX、ULTRA 4DX、MX4D、DolbyCinemaを含む)で公開を迎えた『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』。初日から3日間の成績は、観客動員97万3000人、興行収入15億5900万円を記録。夏休み期間であり、8月1日は映画サービスデーかつ“スパイダーマンの日”(1962年にスパイダーマンが初登場を果たした記念日)という相乗効果もあってか、2026年公開作では第6位、実写洋画では堂々No. 1の初動成績に。

前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(21)の公開時はまだ週末2日間の集計だったため正確な比較はできないが、同作は祝日を含めた公開4日間で動員111万6000人&興収16億9200万円を記録していた。今作が3日間でそれに近付く好成績をあげたとなれば、前作の国内最終興収42億5000万円を超える可能性は非常に高い。もしそうなれば、MCU版「スパイダーマン」は第1作から右肩上がりで興収を伸ばしつづけることになる。

前作から4年後の物語が展開する『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』
前作から4年後の物語が展開する『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』[c]2026 CPII. All Rights Reserved. [c]& TM 2026 MARVEL

このように、シリーズ最高記録樹立も見えるほどのビッグスタート。ファン心理としては「スパイダーマン」なのだから当然と思ってしまいがちではあるが、これまでのマーベル映画、アメコミ映画の日本市場での成績を考えると想像以上ではないだろうか。たしかにサム・ライミ版「スパイダーマン」3部作は平均70億円超えの大ヒットを記録していたが、それを除くとマーベル作品で興収50億円を超えたのは『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)ただ一本のみ。

複数のヒーローが集結する「アベンジャーズ」シリーズこそ『エンドゲーム』以前の3作とも興収30億円超えの安定感をもっていたが、単体ヒーローの作品となれば海外でどれだけヒットしていても10億円台がほとんど。『エンドゲーム』のように一つの時代の集大成を見届ける大団円的作品が大きく弾けるのは頷けるが、今回の『ブランド・ニュー・デイ』は“新章”の幕開けという逆パターン。しかもコロナ禍以降、世界的に“ヒーロー映画疲れ”がささやかれていたりもする。

今年の年末には『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の公開も控えている
今年の年末には『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の公開も控えている[c]2026 CPII. All Rights Reserved. [c]& TM 2026 MARVEL

そんな懸念をいともたやすく吹き飛ばしたのは、「スパイダーマン」というキャラクター自体が別格の人気を誇ることが理由の一つ。それに加えて、ゴールデンウィークごろから持続している映画館の活況、とりわけ洋画作品が勢いを取り戻したことがかなり大きいだろう。安定してヒット作が連発している現状は、“洋画不況”がようやく終わりを迎えようとしていると捉えていいかもしれない。このまま抜群の成績を収め、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(12月18日公開)を迎えたいところだ。


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