2006年はシネコン開館ラッシュ!開業20年、いまも愛され続ける映画館たちと映画業界の“あの頃”を振り返ろう

2006年はシネコン開館ラッシュ!開業20年、いまも愛され続ける映画館たちと映画業界の“あの頃”を振り返ろう

リンクをコピー

昨年、映画ファンから大好評を集めたTOHOシネマズの「アニバーサリーキャンペーン」が2026年も好評開催中。劇場オープンから5年単位で周年を迎えるTOHOシネマズ15劇場限定で、毎月14日(トウ<10>フォー<4>の日)に1,300円で映画が観られるTOHOシネマズデイが復活するなど、おトクなキャンペーンやワクワクする企画が年末まで実施されている。

それにあわせてMOVIE WALKER PRESSでは、アニバーサリーを迎える各劇場のオープン当時の社会の動きや映画界のトレンドなどを振り返りながら、スタッフの声をもとにそれぞれの劇場の特色や魅力などを紹介するコラムを不定期で連載中。全6回で展開する当コラムの第4回は、今年でオープン「20周年」を迎える5劇場にスポットライトを当てていこう。

“ハンカチ王子vsマー君”が盛り上がった2006年、映画界ではどんな出来事が?

【写真を見る】『ダヴィンチ・コード』『プラダを着た悪魔』…2006年に流行った映画、何本覚えてる?
【写真を見る】『ダヴィンチ・コード』『プラダを着た悪魔』…2006年に流行った映画、何本覚えてる?[c]Everett Collection/AFLO

「20周年」を迎える5劇場(「TOHOシネマズ 八千代緑が丘」「TOHOシネマズ モレラ岐阜」「TOHOシネマズ なんば」「TOHOシネマズ 岡南」「TOHOシネマズ はません」)がオープンした2006年は、今年と同じように冬季オリンピックと野球のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)、サッカーのFIFAワールドカップが開催され、スポーツが大いに盛り上がった一年だった。2月のトリノオリンピックでは、フィギュアスケート女子シングルに出場した荒川静香が金メダルを獲得。その際に披露した「イナバウアー」は、ユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれるほどの大ブームに。

3月にはWBCが第1回開催を迎え、日本代表が見事初代王者に。また野球といえば、8月に行われた夏の甲子園では、早稲田実業高校の“ハンカチ王子”こと斎藤佑樹投手と駒大苫小牧高校の“マー君”こと田中将大投手のエース対決と、37年ぶりの決勝再試合に日本中が釘付け。そしてFIFAワールドカップでは、日本代表のグループリーグ初戦となったオーストラリア戦のパブリック・ビューイングを映画館で実施。映画館の活用の幅が広がるきっかけのひとつとなったことでも知られている。

年間No. 1ヒット作は『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
年間No. 1ヒット作は『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』[c]Everett Collection/AFLO

この年の映画界を振り返ってみると、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(05)と『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』(06)が興収100億円を超える大ヒットを記録し、邦画ではスタジオジブリの『ゲド戦記』(06)が年間No.1のヒット作に。ほかにも『ダ・ヴィンチ・コード』(06)や、今年20年ぶりの続編が公開され大ヒットを記録した『プラダを着た悪魔』(06)、「デスノート」の前後編に『フラガール』(06)など、当時社会現象を巻き起こした話題作が次々と公開された。

一方、2004年ごろから本格的に始まった全国各地のシネコン開館ラッシュがピークを迎え、国内のシネコンのスクリーン数はついに2000を突破。さらにシネコンを含む国内の全映画館のスクリーン数も1970年以来36年ぶりに3000を突破することになった。劇場数の増加が後押しとなったのか、年間の公開本数も1955年の統計後初めて800本を突破する821本を記録。そして興収シェアでは、邦画が53.2%を記録し21年ぶりに洋画を上回る結果となっていた。

続編の大ヒットも記憶に新しい『プラダを着た悪魔』が公開されたのも2006年!
続編の大ヒットも記憶に新しい『プラダを着た悪魔』が公開されたのも2006年![c]Everett Collection/AFLO

特集:TOHOシネマズアニバーサリーイヤー【PR】

TOHOシネマズアニバーサリーキャンペーン特設ページはこちら
作品情報へ