映画ファンに刺さる小ネタだらけ!親友ミニオンズの映画作りに胸躍る『ミニオンズ&モンスターズ』
映画作りに挑む3人と彼らを取り巻く個性的なキャラたち
本作ならではのお楽しみが、ジェームズ、ヘンリー、エドの友情ドラマだ。クリエイター気質で人を楽しませることが大好きなジェームズは、新たなボスのもとに着くたびにあの手この手でボスを喜ばせようと奔走。だがいつも裏目に出て、ボスから追いだされるはめに。そのたびにリーダーのディックから叱られるジェームズを慰め支えたのが、ヘンリーとエドだ。ほかにはない豊かなイマジネーションを持つジェームズのことを信じ尊重するヘンリーに、心優しく優れた観察力を持つエド。ジェームズがハリウッドでモンスター映画を作ろうとした時も、ヘンリーとエドはディックたち仲間と対立してまで親友をサポートする。夢に向かって突き進む3人の絆のドラマに思わず胸が熱くなる。
メインの3人組以外にも魅力的なキャラクターが続々と登場。誰もがクセ強なのはイルミネーション作品のお約束。サブキャラからチョイ役まで、一度見たら忘れられない“迷優”たちがめじろ押しだ。
まずはミニオンズを率いるリーダーのディック。最強最悪のボスを探しだすため強い意志で仲間を引っ張る姿は理想的なリーダー像だが、一方でジェームズのようなはみ出し者を認めない頑固者。そんな彼の偏ったリーダーシップが、ジェームズら3人の友情をいっそう強めていく。
ジェームズたちに協力するモンスターがグーミーだ。魔法書で召喚された緑色の小さなモンスターで、低姿勢だがどこか怪しさも漂わせている。プヨプヨとした質感は、怪奇小説の巨匠H・P・ラヴクラフトの生みだしたクトゥルフ神話の怪物がモデル。そんなグーミーは、映画に登場させるモンスターとして、フィリップスとハワードという2匹のおしゃべりなモンスターの封印を解き、さらにとんでもない大物も呼びだしてしまう…。
ボス探しを継続するディックが出会うドートは、鋼鉄のボディを持つロボット型の自称エイリアン。地球侵略を声高に宣言しているが、真面目で礼儀正しく、女性を愛するハートを持っている。SF映画の名作でのちにキアヌ・リーヴス主演のリメイク版も製作された『地球の静止する日』(51)のロボット、ゴートのパロディと思われる。
ほかにもミニオンズの相談相手になる映画監督のマックスや、スタジオで絶大な権力を持つ双子の大物プロデューサーのフランク&エルウッドなど個性派キャラが登場。この時期アメリカで女性の参政権が認められたという背景を反映し女性運動家デビーがミニオンズの大活躍に絡んできたり、シークレットゲストが顔を出すなどキャラクターの見どころも多い。

日本語吹替版キャスト:松平健、千葉雄大、鈴木愛理、山寺宏一、バッテリィズ、LiSA、銀河万丈、寺依沙織、小野友樹、芹澤優ほか
脚本:ブライアン・リンチ、ピエール・コフィン
監督:ピエール・コフィン
製作:クリス・メレダンドリ、ビル・ライアン
製作総指揮:ブライアンリンチ、クリス・ルノー
日本公開日:8月7日(金)
配給:東宝東和
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