『Michael/マイケル』が怒涛のV3で国内興収40億円へ!初登場2位の『スーパーガール』は洋画好調の波に乗れるのか

『Michael/マイケル』が怒涛のV3で国内興収40億円へ!初登場2位の『スーパーガール』は洋画好調の波に乗れるのか

6月26日から6月28日までの全国映画動員ランキングが発表。公開3週目を迎えた『Michael/マイケル』(公開中)が今週も独走状態で、危なげなく3週連続No. 1を達成。前週の当記事でも触れた通り、これで4月の第4週から続いている洋画作品のNo. 1獲得は10週連続となり、コロナ禍以降で最長に。果たしてこの記録はどこまで伸びることになるのか。

“洋画不況”からついに脱却!?洋画作品の勢いが止まらない

『Michael/マイケル』の週末3日間の成績は、観客動員41万4000人、興行収入6億6700万円。前週末と比較してみると動員は85%、興収は83%と抜群の安定感。マイケル・ジャクソンの命日である6月25日から全国200館以上でスタートした応援上映の効果も表れているようで、累計成績では動員245万人&興収39億円を突破。6月中に興収40億円に到達することがほぼ確実となった。

週末直前の6月25日は、マイケル・ジャクソンの命日だった
週末直前の6月25日は、マイケル・ジャクソンの命日だった[R], TM & [C] 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

2026年も半分が過ぎようとしているが、今年公開された洋画作品で興収30億円を超えてきたのは、後述する『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(公開中)を含め4本、集計上で2026年の公開作とまとめてカウントされる昨年12月公開の『ズートピア2』(25)を含めれば5本となる。

2020年以降の各年を見てみれば(いずれも前年12月から該当年11月までの公開作品で集計)、2025年と2022年の6本が最多。今年はそれに上半期だけであと一本まで迫っており、今週末公開の『トイ・ストーリー5』(7月3日公開)もビッグヒット確実なので、7月中にはそれに並ぶことになるだろう。ちなみに興収が発表されるようになった2000年以降で見れば、2003年の12本が最多で、次いで2019年が11本。年末までにそれらに迫ることができるかは不透明だが、少なくとも上半期の勢いから見るには“洋画不況”から脱却できていると判断できよう。

【写真を見る】“スーパーマンのいとこ”『スーパーガール』が初登場2位に!DC映画のジンクスを破ることができるか
【写真を見る】“スーパーマンのいとこ”『スーパーガール』が初登場2位に!DC映画のジンクスを破ることができるか[c] & TM DC [R] 2026 WBEI

それを示すかのように、今週の2位にランクインしたのも“実写洋画”。新生DCユニバースの第2作となる『スーパーガール』(公開中)で、初日から3日間の成績は動員11万5000人、興収1億8800万円を記録している。昨年の7月に公開され興収10億円をかろうじて超えた『スーパーマン』(25)の初動成績と比較すると、およそ半分。先述したような洋画興行の勢いにあやかることができれば、それなりの成績を収めることができるかもしれない。

とはいえその『スーパーマン』は、動員ランキングで初登場2位と上位スタートを飾ったものの、3週目にはトップテン圏外へ。それ以前の“DCエクステンデッド・ユニバース”作品も、コロナ禍以降では『ワンダーウーマン 1984』(20)と『ブラックアダム』(22)の2本だけがランキング圏内に3週目までねばっていたが、それ以外は3週目もしくは2週目には圏外に沈んでいる。『スーパーガール』は夏興行の強力なライバル作品だけでなく、この“DCのジンクス”と対決する必要がありそうだ。


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