のせりん、徳重聡らが映画『ライフセーバー!』撮影地・高浜町の思い出を語る「ぜひ、行ってほしいです!」
映画『ライフセーバー!』(6月12日公開)の公開前夜祭舞台挨拶付き上映会が6月11日、渋谷ヒューマントラスト渋谷にて開催され、のせりん、徳重聡、伊礼姫奈、児玉宜久監督が登壇。撮影の思い出やライフセーバーへの想いなどを語った。
本作は、夢を持てず迷いのなかにいた若者が、ライフセーバーという仕事と出会ったことで人生を大きく動かされていく青春群像劇。Z世代を中心に熱い支持を集め、俳優、モデルの枠を超え活躍の場を広げる新進気鋭の表現者、のせが映画初主演を務め、徳重、伊礼をはじめ、中山エミリ、酒井敏也、風間トオル、西岡德馬ら実力派キャストが脇を固めている。
国際環境認証制度「ブルーフラッグ」をアジアで初めて取得した福井県の若狭和田ビーチを舞台に描かれる本作は、福井県で先行上映があり、現地での舞台挨拶も行われた。「福井県で先行上映のタイミングで舞台挨拶をやって。いよいよ明日から全国公開ということで、結構ドキドキ!って感じなんですけれど、よろしくお願いいたします」と笑顔で挨拶したのせに、会場から大きな拍手が送られる。制作を振り返り「もともとはちょっと違うキャラクターでした。のせさんに会って、彼に合うように脚本を直しました」と明かした児玉監督は「十二分にキャラクターを発揮していただけたと思うので、おもしろくなっているかなと思っているところです」と手応えを伝えた。
徳重はのせについて、初主演で真ん中に立ち、いろいろな登場人物と絡む物語が描かれるため「やることはたくさんあったはず」と話し、「だけどまあまあいろいろなことをやらせているなという感じでした」と児玉監督のほうを見つめニヤニヤ。「大したもんだなぁと横で楽をしながら見ていました」と微笑んだ徳重に対し、のせは「主演に関してインする前からプレッシャーというか、できるかなっていうのはあったんですが、一番の不安はセリフの量だったんです。最初から最後までスクリーンに映ってない時間がほとんどないってぐらいの作品が初めてなので、量的な問題とかは『うわぁっ!』って…」と苦笑い。「そんな量あったっけ?』と児玉監督が質問すると、「いままでやってきた仕事と比べるとって意味です!」とあわてて否定したのせは「自分のなかでは量的な記録は更新しましたってぐらいの感じでしたが、無事にできてよかったです。でも…大変でした」と正直に話し、観客の笑いを誘っていた。
伊礼はのせについて「勝手に運動神経が私と同じくらいという判断をしていて。撮影の前の日にライフセーバーの講習を受ける時間があって、一緒にみんなでスタートしたのですが、のせさんは1人でスイスイって。意外と器用で運動できるんだっていうのが第一印象です!」とニッコリ。するとのせは「運動神経いいです!足とかもすごく速いですし」とちょっと得意げな仕草を見せながら、ニコニコしていた。
ロケ地となった福井県高浜町での思い出を尋ねられると、のせは「みんなで3週間くらい同じ宿に住んでいた」と明かし、「連日撮影が続いていて。ちょっと早く終わる日には1階のロビーにご飯を食べたり、お酒を飲んだりできる”溜まれる場所”があって。疲れてもう無理みたいな日には、そこに誰かしらが絶対いるので、ちょっと軽くお酒を飲んで、(部屋に戻って)翌日のセリフを確認して寝るみたいなことを、いろんな人としました」とスタッフ、キャストとの交流を楽しんだと報告。
徳重は宿の最上階の大浴場に触れ、そこから見る日の出と日の入りがとてもきれいだったとし、「海もきれい、砂浜もきれい、向こう側に見える島もきれい、水平線もきれい、沈む太陽、のぼる太陽も全部見られる。大好きな旅館ができました。みなさんにぜひ、行ってほしいです!」とおすすめ。伊礼は「高浜小学校の生徒さんが考案された”しそーめん”を撮影中の差し入れでいただいて。それが本当に美味しくて。高浜町でしか買えないんです。ぜひ、高浜町へ行ってください!」とこちらもロケ地でしか体験できない”味”をアピール。のせも「紫色のしそが練り込まれていて、しその風味がしてめっちゃ美味しいそうめんです」と補足。すると児玉監督が「麺にしても小学生が考えている、いま話題のサバ缶にしても高校生が考えている、なかなかですね」と唸る場面もあった。
最後のあいさつでのせは「自然が好きなのですが、東京生まれで東京育ち。あまり自然に囲まれないで生きてきたので、行き詰まった時には、ふらっと友達と海に行ったり、山に行ったりするようにしています。その美しさを保つために、我々人間がなにをできるかというのは、映画を通してもそうですけれど、ちゃんともう一度深く考えなければいけない人類の課題だなっていうふうに思いました」呼びかけていた。
取材・文/タナカシノブ

