カンヌで入札合戦を巻き起こした『Club Kid』、ジョーダン・ファーストマンの長編監督デビュー作をA24が獲得
現地時間5月23日まで開催されていた第79回カンヌ国際映画祭で「ある視点」部門に出品されたジョーダン・ファーストマン監督の長編デビュー作『Club Kid』の世界配給権を、A24が獲得したことがわかった。「Variety」などが報じている。
俳優として「ミズ・マーベル」などに出演してきたファーストマン監督が、自ら監督・脚本・主演を兼任した本作。落ち目のパーティプロモーターのピーター(ファーストマン)のもとに、存在することさえ知らなかった10歳の息子アーロ(レジー・アブサロム)が訪ねてくる。それをきっかけにピーターは、人生を立て直すべきかの選択に迫られることに。
現地時間5月15日にプレミア上映が行われるや批評家を中心に絶賛を集めた本作。配給権獲得をめぐっては、近年カンヌ国際映画祭で上映された話題作を次々と獲得してきたNEONや、ワーナー・ブラザースのインディーズレーベルClockwork、さらにMUBIやフォーカス・フィーチャーズ、サーチライト・ピクチャーズ、Netflixなどが名乗りを上げ、熾烈な入札合戦を展開。その結果、A24が1700万ドルで獲得に漕ぎつけたとのこと。
共演には『スーサイド・スクワッド』(16)のカーラ・デルヴィーニュや『バビロン』(22)のディエゴ・カルバらが名を連ねており、プロデューサーにはアカデミー賞作品賞受賞作『ANORA アノーラ』(24)のアレックス・ココや『リアル・ペイン〜心の旅〜』(24)のライアン・ヘラーらが参加。北米などでの公開時期はまだ明らかになっていないが、賞レース参戦に向けて年内に公開する可能性も考えられる。続報に乞うご期待!
文/久保田 和馬
作品情報へ
