兄妹に仕掛けられた不気味な禁断の儀式とは?『ブリング・ハー・バック』衝撃の場面カット
『ミッドサマー』(19)などで知られるA24と、『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』(23)の監督、ダニー・フィリッポウ&マイケル・フィリッポウがタッグを組んだ“儀式体験”ホラー『ブリング・ハー・バック』(7月10日公開)。このたび、本作の不穏な儀式シーンを切り取った場面カットが解禁された。
解禁されたのは、子どもたちに寄り添う愛情あふれる里親としての顔と、不気味な儀式を行うサリー・ホーキンス演じるローラの姿。なかでも異彩を放つのは、ローラが血で真っ赤に染まった手で窓に“円”を描くカットである。彼女を駆り立てる強い願いとは一体なんなのか。一方で、仲睦まじく笑い合うアンディと弱視の障害を持つパイパーの兄妹を切り取ったカットからは、強い絆を感じさせる。そんなパイパーを強く抱き寄せるローラのカットには、執拗な愛情と狂気が見え隠れしている。
さらに、ローラの家に住み、無表情でなにかを訴える謎の少年オリバーの姿、浴槽のなかでローラがオリバーの手を強く握りしめる姿、そして曇りガラスに映る目が真っ赤になったオリバーのカットからはローラとオリバーのゆがんだ関係性があぶり出されている。
家の周りを大きく囲むように地面に描かれた巨大な円のモチーフが意味するものとは。そして、驚きのあまり目を見開くアンディが目にしているものとは。この夏、ぜひ映画館で確認してほしい。
文/山崎伸子
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