ジェジュン、新宿で観客に紛れて『神社 悪魔のささやき』“お忍び鑑賞”!「ファンを待たせたくない」瞬間移動願望も告白

ジェジュン、新宿で観客に紛れて『神社 悪魔のささやき』“お忍び鑑賞”!「ファンを待たせたくない」瞬間移動願望も告白

映画『神社 悪魔のささやき』(公開中)に主演するJAEJOONG(ジェジュン)が来日を果たし、2月11日に新宿バルト9で行われた公開記念舞台挨拶に共演する木野花、熊切和嘉監督と共に登壇。上映後の会場に姿を現したJAEJOONGが、観客と一緒にお忍び鑑賞していたことを告白。会場から「えー!」とどよめきが沸き起こった。

映画『神社 悪魔のささやき』の公開記念舞台挨拶が行われた
映画『神社 悪魔のささやき』の公開記念舞台挨拶が行われた

本作は、神戸の廃神社で大学生たちが次々と“神隠し”のように失踪する事件をきっかけに、韓国からやって来た祈祷師ミョンジンが調査に乗りだし、“悪しき存在”の正体に迫っていくシャーマニズム・ホラー。JAEJOONGがキャリア初のホラーに挑み、生まれながらに祈祷師(ムーダン)となる宿命を負いながら、消えない過去の影に囚われる主人公ミョンジンを演じた。

JAEJOONG、「こんにちは!」と挨拶
JAEJOONG、「こんにちは!」と挨拶

会場からの大歓声に迎えられて、ステージに上がった登壇者陣。熊切監督が「映画はいかがでしたでしょうか」と語りかけると、映画の興奮を伝えるように大きな拍手が沸き起こった。神と悪魔の狭間に立つダークヒーロー像を体現したJAEJOONGは、「一緒に観ていました」とのこと。会場が「えー!」と驚きの声に包まれるなか、JAEJOONGは「(この映画)おもしろいねえ!」と楽しそうな笑顔を見せた。観客はまったく気づかなかったようだが、司会から「どうやってそのオーラを消していたのでしょう」と尋ねられたJAEJOONGは、「ムーダンですから」と演じた役柄を引き合いに出して、会場の笑いを誘っていた。

「映画はいかがだったでしょうか」と呼びかけ、大きな拍手を浴びた熊切和嘉監督
「映画はいかがだったでしょうか」と呼びかけ、大きな拍手を浴びた熊切和嘉監督

本格ホラーに初挑戦した熊切監督は、「もともと『エクソシスト』がすごく好きで。悪魔憑きの映画をずっとやってみたいと思っていた」という。「なかなか日本だと文化的にも、そういった映画は説得力がないのではないかと思っていたところ、今回のように韓国人がやってくるという設定ならば、できるのではないかと思った。思い切って、照れずに撮ることができた」とやりたかったことを詰め込んだ映画にできたと充実感をにじませた。同じくホラー映画に初挑戦したJAEJOONGは、本作のテーマとなるシャーマニズムや伝統的な文化に対して「知識があまりなかった」と回想。「ネットでもいろいろと(情報を)探したり、監督にも相談をして、どうやって演じたらいいかと長い時間をかけて考えた」と役作りを振り返っていた。

木野花、「劇場に足を運んでくださることがうれしい」と感激しきり
木野花、「劇場に足を運んでくださることがうれしい」と感激しきり

日韓文化交流プロジェクトに参加していた大学生たちの大家、佐藤役を演じた木野は、韓国人の共演者とも「翻訳アプリでたくさんおしゃべりした。それがすごく楽しかった」と声を弾ませた。

「以前から、韓国映画に出たいという想いがあって。熊切監督ともぜひ一度、お仕事をしたかった。そしてJAEJOONGさんもいて、これはぜひやりたいと思って出た映画」と熱を込めた木野は、JAEJOONGについて「憧れの方。普段、お会いできない」とにっこり。「すごく気さくで。たくさんおしゃべりをした気がする。JAEJOONGさんは日本語が達者でいらっしゃるから、普通にお話できた」と他愛もない話で盛り上がっていたと話しつつ、「でも舞い上がっていて、よく内容は覚えていない」と苦笑い。さらに木野が「JAEJOONGさんとお話しているというのが、感激でした」と喜びを口にすると、JAEJOONGも「すごく楽しかったですね」、木野が「幸せな時間だった」、JAEJOONGが「僕もめちゃめちゃ幸せだった」、木野が「ファンの方に申し訳ない」と息ぴったりのラリーを続けながら、相思相愛の想いを打ち明け合っていた。

息ぴったり!会話のラリーを続けたJAEJOONGと木野花
息ぴったり!会話のラリーを続けたJAEJOONGと木野花

トンネル内での撮影では、2人の演技から「すごみを感じた」と熊切監督。木野は「追い込まれた」と場所の力を浴びながら没頭していたそうで、JAEJOONGも「トンネルは寒かったです。空気が冷たいし…」とこぼしつつ、「激しいシーンが多かったので、呼吸が激しくなる。辛かったですね。ずっと暗いので、バイオリズムがおかしくなる。家に帰っても、あまり眠れなくなった」とホラー映画らしい、過酷さも味わったと語っていた。

【写真を見る】カメラマンからの「怖い!」というポーズを…とのオーダーに応えたJAEJOONG
【写真を見る】カメラマンからの「怖い!」というポーズを…とのオーダーに応えたJAEJOONG

またJAEJOONG演じる主人公の“祈祷師の力”にちなみ、手に入れたい能力を絵馬に書いて発表するひと幕もあった。熊切監督は「眼で映画を撮る能力」と大事な瞬間を逃さずに捉えたいと、映画監督らしい願望をあげた。木野は「すべてのものと会話できる能力」と回答し、「子どものころから思っていました。いろいろなものと会話することができたら、孤独ってどういうことだろうと思うくらい。世界が変わるんじゃないかと思う」と人だけでなく、動物や植物、石など、いろいろなものと会話をしたいという。

「瞬間移動した〜い」とファンへの愛情を吐露
「瞬間移動した〜い」とファンへの愛情を吐露

そしてJAEJOONGは、「瞬間移動した〜い」と書いた絵馬を掲げた。「今日の朝、東京に着きました。最近は、いろいろな国に行っている。瞬間移動できたら、もっとファンの皆さんに近づける」とファンに愛情を伝えながら、「物理的な問題がなければ、もっと人生を楽しめるんじゃないかと思う。ファンの皆さんを待たせることもすごく心配なんです。どこかに逃げるんじゃないかと…」と案じると、会場からは笑いとざわめきが巻き起こっていた。

ホラー映画『神社 悪魔のささやき』をアピール
ホラー映画『神社 悪魔のささやき』をアピール

会場に向けた撮影タイムも設けられ、大いに盛り上がった舞台挨拶。JAEJOONGは、「この映画は、1回観ただけでは、スッキリできないシーンがたくさんあると思う。監督が仕込んだ装置、ヒントみたいなものがたくさんある」とあらゆる発見のできる映画だと分析。「そういうところを探すには、少なくとも10回くらい観ないとわからない」とプッシュして会場を笑わせながら、「周りの友だちや家族と、たくさん観に来てくださるとうれしい」と熱くアピールして大きな拍手を浴びていた。


取材・文/成田おり枝

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