『悪魔祓い株式会社』で青木マッチョがホラー映画に初チャレンジ! 「強すぎるマ・ドンソクに比べたら、自分はまだガリガリ」
「ホラー映画が苦手でも最後まで楽しく観られる」
コメディパートに目を向けると、「だいぶベタだけど…」と前置きしたうえで、バウとキムが部屋に閉じ込められたシーンを挙げる青木。「扉が開かない!出られない!となった時に、マ・ドンソクが扉をガン!とぶん殴って開けようとします。そしたらキムが『あ、自動ドアでした』と、しれっと言うというあのやりとり。めちゃくちゃ最高でした。あのようなお笑いシーンが成立するのも、マ・ドンソクのキャラと見た目があるから成立するのかな。殴ったら本当にぶち破りそうだから違和感がない。絶対ムリそうなことをできそうと思わせてから、キムがオチをつけるのが本当におもしろかったです。シャロンに、雑に扱われている感じもよくて。依頼人の前で『ちょっと白目やって見せろ!』っていう感じとか、笑ってしまいました」とツッコミを入れたくなるシーンをたくさん挙げてくれた。
ホラー映画を1本クリアし、「観られるジャンルが増えた!」と自信につながったとうれしそうに語る青木は「家に帰ってからもどこかに気配を感じて怖い…といったタイプの映画でもないので、ホラー初心者には特におすすめ。僕のようにホラー映画が苦手でも最後まで楽しく観られると思います。映画館で観るなら複数人鑑賞がいいかもしれません。アクションも爽快感があるし、筋肉目線でも楽しめるし、ちゃんと笑わせてもくれるので観たあとにいろいろと盛り上がれるので」とおすすめする。また絶対的安心感のあるマ・ドンソクがピンチになるところも本作の大きな見どころだとし、「マ・ドンソクが強いのは十分わかっているけれど、『あれ?今回はムリなの?倒せないの?』とハラハラもできる。そういう部分も含めて最後まで一気に集中して観ることができたのも、初のホラー映画をクリアできた要因のひとつかもしないです」と、初挑戦の感想を語ってくれた。
最後に「悪魔祓い株式会社」にもし青木が入社することになったら、どんな役割を担いたいのかも訊いてみた。「マ・ドンソクのトレーナーとなってアシストします。いま、野田クリスタルさんが運営する『クリスタルジム』でもトレーナーをやらせてもらっているので(笑)。筋トレでは限界まで追い込んで(腕が)上がらなくなってからの3回が一番筋肉に効くと言われています。一人では追い込めないところをサポートしたいと思います。僕はさらにデカくなったマ・ドンソクを見たいですね。これまでどんなトレーニングをしてきたのかも興味深いので聞きたいし、それを聞いたうえで食事も含めたサポートをしたいです。シャロンはバウから雑に扱われてかわいそうなので、メンタルのケアを。キムは一緒に飲みに行って仕事の愚痴を聞いてあげたいです!」。
取材・文/タナカシノブ


