『悪魔祓い株式会社』で青木マッチョがホラー映画に初チャレンジ! 「強すぎるマ・ドンソクに比べたら、自分はまだガリガリ」
「マ・ドンソクにしか出せないスピードと迫力はやっぱりすごい」
力強いアクションでその魅力を存分に発揮する。それが、青木がマ・ドンソクと聞いて思い浮かべるイメージだという。本作で感じたのは体の大きさ、腕力の強さ、動きのキレに加えて“表情”だったそう。「一見、めっちゃ怖そうなのに、見ようによってはちょっと困ってるのかな?っていう表情の塩梅が絶妙ですよね。あと時々、赤ちゃんみたいに見える時もあって、口元とかめっちゃかわいいですよね。バウが『19歳からこの顔だ』みたいな話を挟んでくるのもおもしろくて、『本当かよ!』って心のなかでツッコミを入れていました(笑)」。
マ・ドンソクいわく、今回のアクションのポイントは“パワフルかつスピーディーな動きを駆使すること”。その肉体の魅力を青木がプロ目線でこう解説する。「マ・ドンソクと言えば50センチの腕周り。やっぱり目立ちますよね。腕は一番見える部位で、動きにも直結してくるし、太いのはカッコイイと思います。トレーニングをしている身からすると、50センチはよほどの才能がないと到達できません。僕も50センチを目指して筋トレを18年やっていますが、なかなか到達しません。47センチが5年以上続いています。マ・ドンソクがすごいのは、その50センチの腕が浮かないくらい体が分厚いというところ。僕の体を見てもわかるように、やっぱり腕が目立っちゃうんですよね。マ・ドンソクの場合は、胸板もめっちゃ厚いし、背中も肩もでかい。バランスがすばらしいと思います。ってまたバランスの話ですが(笑)」。と、この映画はいろいろな面でのバランスがいい作品であることを強調した。
さらに青木が注目したのは、ジムでサンドバッグを殴るシーン。「サンドバッグを殴る拳の重さ、強さは十分すぎるほど伝わってくるのですが、サンドバッグを殴った後に疲れた表情でベンチに座るシーンが気になりました。ベンチプレスに重さは書かれていなかったけれど、トレーニングしている人にはわかるんですよね、あれが何キロなのかと。1枚20キロのプレートが6枚付いていました。バーが20キロなので合計140キロ。普段、140キロを挙げているんだなと目が行きました(笑)」と解説。また青木はかつて出演した映画でアクションシーンに挑戦した経験からも、マ・ドンソクの凄みを語ってくれた。「腕が長くて太くて重たいから、俊敏な動きは難しそうなので、重めの動きにしようとアクション指導の方からアドバイスをもらいました。僕の腕の太さでもすばやい動きはムリなのに、僕より腕の太いマ・ドンソクがスピーディーな動きをしている。マ・ドンソクにしか出せないスピードと迫力はやっぱりすごい」。
怖いもの全般が苦手という青木が、もし悪魔に遭遇したら…。どのように祓うかをシミュレーションしてもらった。「強すぎるマ・ドンソクを見て、筋トレを頑張ろうという励みにもなる一方で、自分はまだまだガリガリなんだくらいに思っちゃって。拳では祓える気はしないです(笑)。映画に出てくる悪魔は捕まえられないような動きをしていたので、 誰にも気づかれず近づいて、不意打ちで倒す。これしか勝てる方法が思い浮かびません」。


