パク・ソジュンとウォン・ジアンが、ソン・シギョンと幾田りらのサプライズ映像に感謝!韓国ドラマ「明日はきっと」配信イベント
韓国の人気スター、パク・ソジュンとウォン・ジアンが共演した韓国ドラマ「明日はきっと」が、240以上の国や地域で12月7日(日)より世界同時独占配信される。11月27日に2人が来日し、本作の配信記念イベントがユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われた。
本作は、大ヒットドラマ「梨泰院クラス」「キム秘書はいったい、なぜ?」「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」やハリウッドのアクション映画『マーベルズ』(23)や『コンクリート・ユートピア』(23)、『ドリーム ~狙え、人生逆転ゴール!~』(23)などで世界的な人気を誇るソジュンと、世界的大ヒットとなったドラマ「イカゲーム」シーズン2で活躍する注目の女優、ジアンが主演を務めた純愛ラブストーリーだ。
2人は大勢のファンが集まった客席から登場すると、会場からは割れんばかりの大歓声と大きな拍手が上がった。
ソジュンは7年ぶりのラブロマンス主演となるが、本作への出演を決めた理由について「物語自体が面白いと思い、決意しました。20代と20代後半、そして現在という2人の物語が魅力的に思いました。これまで生きてきた年代を演技できるのも魅力でしたし、これまで演じたことのない役を演じられるのも決め手となりました」と明かした。
ジアンも「俳優としてとても成長できる作品だと思い、とても期待して出演したいと思いました。2人の関係性を見せられるのも魅力的に感じました。素敵な監督や先輩とともに息を合わせられると思い、それも出演を決めた理由です」と語った。
本作で、様々な年代のギョンド役を演じたソジュンは、「繊細な感情を表現しないといけなかったので、そういった部分がチャレンジでした。3つの異なる年代を演じたのですが、歳を重ねるうちに変わる感情や表現をすごく繊細に表現する部分に気を遣いながら演じました。いまこの年齢で20歳を演じることも僕にとってはチャレンジでしたね。歳月を重ねる演技は難しいですが楽しく、終わった後はとても満足する気持ちでした」とコメント。
ギョンドの初恋相手となるジウ役についてジアンは、「私が演じたジウは裕福な家庭で育ちましたが、自分ではどうしようもない傷を負った人物です。でも、突拍子もない魅力を放つキャラクターでもあります。ギョンドに出会い成長するのも魅力。3つの年代でルックスの変化もありますし、ギョンドとどういう風に心情が変わるのか、年代ごとの演じ分けを意識して演じました」と、演技で意識したことを明かした。
出会いと別れを経験するギョンドとジウだが、脚本を読み合わせした当初について、ソジュンは「とても呼吸が合うなと思いました。キャストが決まってから、監督やキャストの皆さんと一緒にお酒を交わし、仲を深める時間があったのですが、その時にジアンさんを、とてもジウらしいと思いました。その気持ちを持ちながら撮影に臨みました」と振り返る。
ジアンは、「リーディングの段階からケミストリーを感じました。ギョンドを含めほかの先輩たちとも行いましたが、その時からすごく楽しみになり、撮影への期待感であふれていました。これから現場でどんな撮影が繰り広げられるんだろうとワクワクしたことを思い出します」と最初から好相性だった様子。
撮影現場でのエピソードについてソジュンは、「1話に桜のシーンがあるのですが、監督が、桜の舞い散るシーンを演出するために巨大な扇風機を使ったので、台詞がなかなか聞こえなかったんです。簡単ではない環境での撮影でしたが、1話を観たらすごく素敵になっていて良かったです」とコメント。
ジアンは、「実は雨がたくさん降って、撮影が遅延した日がありました。その時、小道具としてペーパーで作るバラが必要だったのですが、雨の日はバラを作る時間になり、私はバラ作りのマスターになりました」と楽しい現場だったことを振り返った。
劇中に登場するのは、支離滅裂な演劇同好会のメンバーたちだが、ジアンは、「みんなで集まると、バカ騒ぎしながら撮影し過ごした思い出があります。2人で大変なシーンを撮ったあとでも、みんな素敵な人で楽しかったです。海辺では裸足で撮ったシーンが印象的で、仕上がりも素敵になったので皆さん楽しみにしていてください」とアピール。
ソジュンは、「僕も同じですが、車に乗って海岸沿いを走ったり、海に入ったりしたのですが、裸足で道を笑いながら歩くシーンがあり、すごく痛かったんです。でもドラマでは、とても幸せそうに映っているので期待していてください」と笑顔を見せた。
そして、何度も来日したことがあるソジュンは、「今日みたいな日は特別な出来事で、たくさんのファンの皆様に会うことを一番期待していました。関係者以外の方が初めてご覧いただくので、とても緊張しますが、皆さんに喜んでいただけたらいいなと思います」と告白。ジアンも「日本に来たのでぜひ大阪に行けたらいいなと思います」と明かした。
この日は特別に、本作の挿入歌「Anytime Anyhow」を担当する“バラードの皇帝”の異名を持つシンガー・ソングライター、ソン・シギョンからサプライズメッセージが到着した。「皆さん、こんにちはソン・シギョンです。実は、こういう形でドラマの曲に参加するのはあまり多くないのですが、俳優さんから直接お願いされたのは初めてだと思います。パク・ソジュンさんが『お兄さん、1度やってください』、僕が『じゃあ、そうしよう』と言ったのが1年前で、それで参加することになりました」と、親交が深いパク・ソジュンからのお願いで参加が決定したと明かした。
続けて「パク・ソジュンのファンとしても、このドラマのファンとしても、このドラマの成功を祈ります。僕の曲や僕の声が、このドラマの完成度に少しでも役に立つことができれば嬉しく思います」と、日本のファンにメッセージを寄せた。
さらに、人気K-POPアーティストとのコラボレーションが韓国でも話題を呼び、本作で韓国ドラマのオリジナルサウンドトラック初参加を果たし、挿入歌「Cafe Latte (English Version)」を担当した幾田りらからもサプライズメッセージが到着した。
幾田は「最初、このお話をいただいた時は、初めて韓国ドラマの挿入歌を担当ということで、すごく驚きましたし、すごくワクワクしてどんな楽曲で、どんな歌声でご一緒できるかなってすごく嬉しい気持ちになりました。楽曲に私も日本語で歌詞を書かせていただいて、それをKonnie Aokiさんが英語詞に翻訳してくださり楽曲が完成しました。『Cafe Latte (English Version)』というタイトルの楽曲になったんですけれども、この曲が観る方々の心に寄り添えるようなそんな楽曲になれたら嬉しいなと思います」と心のこもったメッセージを寄せた。
最後に、幾田はソジュンとジアンへ「『Cafe Latte (English Version)』を聴いた感想をいただけたらとても嬉しいです」と質問。
実際に曲を聴いたソジュンは、「僕は最初に幾田りらさんが参加すると聞いた時、とてもびっくりしたんです。普段から好きだったアーティストの方と一緒に作品を作れて驚きと感謝の気持ちでした。曲が気になっていましたがドラマのいろんな感情が詰め込まれた作品になっていますが、この曲は楽しく軽快な感情を表現していると思いました。いつか幾田さんにお会いしたいです」とラブコール。
ジアンは、「普段から好きなアニメのOSTの曲を歌っている方として知っていたのですが、本作に参加することを知ってから、とても不思議で楽しみな気持ちでした。メッセージをいただき感謝をお伝えしたいです。明るくて可愛いのでこのドラマのなかで、どういうふうに流れるのか楽しみです」と、とても気に入った様子で大絶賛していた。
最後に本作を楽しみにしている日本のファンに向けて、ソジュンは「この作品は、とても深い愛情を持って挑んだ作品です。僕もスタッフも深い愛を持って制作したので、皆様にも楽しんでいただきたいです」と、ジアンは「皆様は、これから冬の時期に観ていただくと思いますので、体調に気をつけて楽しんでください」とメッセージを送り、会場が温かく大きな拍手に包まれるなか、イベントは幕を閉じた。
文/山崎伸子

