アイルランドのゴシック超常サスペンスホラー映画『視える』不穏な冒頭映像&絶賛コメント
<著名人コメント>
●川奈まり子(作家)
「ひとことで言ってパーフェクト!ゴシック調の映像美と謎解きミステリーのロジックや現代性を1ミリの破綻も無く融合させた完璧なサスペンスホラーでした」
●好事家ジェネ(YouTuber)
「嗚呼、痛快だ!欲に穢された屋敷で静かに始まる、美しき血の断罪。例え天が見逃そうとも、日陰に生き闇を見つめる者にそれは『視える』。いつだって正しく優しいのは、人形と死者という、もの言わぬひとなのである」
●田中俊行(呪物蒐集家)
「闇の中で誰かの息遣いを感じる時、私たちはなにを“視て”いるのか。この映画は、静かな悪意と美しい映像で感覚を狂わせてくる。観終えてもしばらく現実に戻れない。盲目霊媒師の呪物、全部欲しい。たぶん呪われてもいい」
●はやせやすひろ(都市ボーイズ)
「呪われた品を取り扱う骨董店が物語の軸となる時点でもう最高!呪物コレクターの僕は『これも欲しい。あれも欲しい』とショッピングのように映画を鑑賞しました。なかでも気に入ったのは呪いの木製マネキン。うちに来たらどこに置こうかな?などと呑気に観ていると、自宅で保管している呪物たちが一気に恐ろしく感じてしまうほどの衝撃の結末。呪物コレクターさえも恐怖する映画『視える』かなりオススメです!観ないと呪われるかも…」
●山崎圭司(映画ライター)
「現実にないものが『視える』ことは、常人の理解が届かぬ不可解の暗闇を一条の光で照らす。しかし同時に、決して共有できないその光の眩さゆえに、さらに濃い疑念の影を生む。だが、『視える』ことを羨ましがる必要はない。この映画があえて描き飛ばす重要な空白を想像で補う。そのとき、心の眼には存在しないはずの背筋も凍る光景が確かに『視える』からだ。強制的に『視える』を起動させる本作は、実に恐るべき心霊スリラーである」
文/山崎伸子
