【TOHOシネマズ 津島篇】名物支配人が語る、劇場を盛り上げた“チームの力”!映画館にまつわる歴史&トリビアを大特集

【TOHOシネマズ 津島篇】名物支配人が語る、劇場を盛り上げた“チームの力”!映画館にまつわる歴史&トリビアを大特集

開業して20年、親身に接客していこうという姿勢は変わらない

広々としたロビー
広々としたロビーTM & [c] TOHO Cinemas Ltd. All Rights Reserved.

エピソードが尽きない元支配人だが、もちろんすべての原点は、「映画が好きだったこと」だと言う。「だから、映画館でバイトを始めて、そのまま就職して、いまに至ります。もちろん、いまでも映画好きなことに変わりはないですが、社会人になって、それが仕事になってからは、少し違った点もあります。ちゃんと仕事として考えなければいけないですし。でも、やっぱり自分のイチオシの作品がヒットするとやった!と思いますし、スタッフも頑張ってくれた結果が出て、盛り上がってくれるとうれしいです」。

開業して20周年を迎えた津島は、これまで一度も大々的なリニューアルこそしていないが、館内は総LED化され、各段にロビーが明るくなった。さらに今年の10月には映写機が総入れ替えされ、レーザー映写機を導入、スピーカーもすべて一新され、まさに変革の年となった。でも、「親身に接客していこうという姿勢は、昔から変わっていないです」と言う。ちなみにそれは、これまで取材させていただいた17の劇場すべての元支配人やスタッフ陣の方々が口にされてきた言葉でもある。

アニバーサリーを迎えるTOHOシネマズの全国17劇場で配布されるTOHOシネマズシアターカード
アニバーサリーを迎えるTOHOシネマズの全国17劇場で配布されるTOHOシネマズシアターカードTM & [c] TOHO Cinemas Ltd. All Rights Reserved.

この17回で、連載コラムは終了となるが、アニバーサリーを迎えた17劇場だけではなく、そこで働かれてきた支配人やスタッフの方々にも、知られざるそれぞれのドラマがあり、それを知れたことが、筆者にとっても本当に大きな収穫となった。そして当たり前なことではあるが、映画というものは、キャストやスタッフら制作陣と、映画を観る人とをつなげてくださるみなさんがいてくださるからこそ成立するのだと、改めてかみしめた。だからこそ、筆者もいち映画ファンとして、心からの感謝を捧げたい。

なおTOHOシネマズの全国17劇場で開催中のアニバーサリーキャンペーンでは、4月から12月の9か月間にわたって、様々なサービスを展開している。対象劇場は、今回紹介した津島のほか、5周年の池袋、立川立飛、10周年の新宿、ららぽーと富⼠⾒、アミュプラザおおいた、15周年の上大岡、20周年の府中、ひたちなか、水戸内原、二条、直⽅、25周年の浜松、泉北、ファボーレ富山、岐阜、⼤分わさだだ。ぜひ最寄りの場所や気になっている映画館をチェックし、お目当ての映画を観に行っていただきたい。


取材・文/山崎伸子

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