【TOHOシネマズ 岐阜篇】時代劇を観たあとは岐阜城で推し活も!映画館にまつわる歴史&トリビアを大特集
映画館は「一番身近なエンタメが楽しめる場所」。そこで働くことのやりがいとは?
アルバイトからのスタートで、社員となったいまも長く働き続けるスタッフは、映画館で映画を観ることの魅力についてこう話す。「映画館は、一番身近なエンタメが楽しめる場所だと思います。確かに人気テーマパークに代表される遊園地などは“夢の国”という印象ですが、映画や舞台については、気軽に出かけられるところがいいなあと。だから働いている側も、どこか日常とは違う空間にいるという楽しさを感じるんです。もちろん、純粋に映画が好きだったり、アニメ好きだったりするスタッフも多いのですが、私自身はそういう感覚が好きです。日常の業務は同じことの繰り返しもありますが、毎週作品も変わるので、新鮮さも感じます」。
また、「いまは『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』などで忙しいですが、アドレナリンが出るというか、それをやりきったあとの達成感もやりがいにつながります。もちろん、舞台挨拶など、スペシャルなイベントの時もワクワクしますが、普段から毎日が楽しいですよ」と笑顔で語る。
そんな社員に、当劇場のこだわりについて聞くと、「清掃を丁寧にやっており、座席チェックでは、水滴1つ見逃しません。もちろんリニューアルもしていますが、開業25周年というわりには、ちゃんときれいに維持できていると思います」と自信をもって語る。スタッフ陣のおかげで、私たちは常に気持ちのいい環境で映画を観ることができるわけなので、心から感謝せずにはいられない。
最後に「10スクリーンを構える映画館ですが、各スクリーンのキャパシティがとてもバランスがいいので、タイムスケジュールが組みやすいと支配人が言っていました。ロビーも広々としており、あまり混雑しないので、ぜひ多くの方に来ていただきたいです」と、最後は清々しい表情で締めくくってくれた。
なおTOHOシネマズの全国17劇場で開催中のアニバーサリーキャンペーンでは、4月から12月の9か月間にわたって、様々なサービスを展開している。対象劇場は、今回紹介した岐阜のほか、5周年の池袋、立川立飛、10周年の新宿、ららぽーと富⼠⾒、アミュプラザおおいた、15周年の上大岡、20周年の府中、ひたちなか、⽔⼾内原、津島、二条、直⽅、25周年の浜松、ファボーレ富山、泉北、⼤分わさだだ。ぜひ最寄りの場所や気になっている映画館をチェックし、お目当ての映画を観に行っていただきたい。
取材・文/山崎伸子