原菜乃華「お芝居を引き出してもらった」『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』のアリス役マイカ ピュの頼もしさに感謝
ルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」を日本で初めてアニメーション映画化した劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』(8月29日公開)。現代の大学生・安曇野りせが、ある日、亡き祖母が遺した招待状に導かれ不思議の国へと入り込んでしまい、そこで出会ったアリスと共に旅をするなかで大騒動に巻き込まれる…という物語が展開していく。
失敗しないように空気を読んで周りと同じようにやっているのに、就職活動がうまくいかず悩むりせを原菜乃華が演じ、アリスの声をマイカ ピュが担当。「SHIROBAKO」を手掛けるアニメーション制作会社P.A.WORKSが“新しいアリス”の物語を彩る。
「お芝居を引き出してもらった気がします」(原)
——出演が決まった時の心境を教えてください。
原「シンプルに驚きました。『すずめの戸締まり』(22)で声のお芝居の難しさやプロの声優さんの技術の高さ、そのすごさを肌で感じることができました。また挑戦できるとは思っていなかったので、うれしい気持ちも強かったですがそれ以上に、『私で大丈夫かな』という不安な気持ちが大きかったです。声のお仕事はまだ2回目なので大きく変わったかのかは自分ではわからないですが、前よりも余裕を持ってマイク前に立てるようになったと思います」
マイカ「声優のお仕事は初めてなので、最初はすごく緊張していました。アフレコ現場ではみなさんが優しくしてくれたことがうれしかったし、自信を持ってやることができました」
——マイカさんは「不思議の国のアリス」が大好きだそうですね。アリス役が決まった時のことを覚えていますか?
マイカ「ソファに座っている時に『アリス役に決まったよ』と聞いて。一瞬、ウソかと思ったけれど、本当だと教えてもらったら思わず飛び上がってしまいました。地上からいなくなるくらいの高さのジャンプです(笑)」
——2人が最初に会った時のお互いの印象やアフレコ現場での思い出はありますか?
原「マイカちゃんを見て、アリスが3次元の世界に飛び出してきた!と思いました。こんなにかわいくてお人形さんみたいな子がいるんだなって。今日の衣装はいつもよりアリスっぽいし、このまま実写化いける!と思ってしまうくらい、そのまんまアリスという感じ。性格もアリスと似ている部分が多いと、一緒にアフレコしながら感じていました。アリスとの旅を通して成長するりせのように、マイカちゃんが演じるアリスと一緒にアフレコができてお芝居を引き出してもらった気がします」
マイカ「すごくうれしいです。原さんはとても優しいし、すごくかわいらしいところもあって」
原「ありがとうございます!マイカちゃんにそう言ってもらえるとすごくうれしい!」
マイカ「初めて会った時から、すぐに仲良くなれそうだと思って安心しました。敵役なら違うかもしれないけれど、りせとアリスを演じるなら、仲良くなったほうがお芝居をするのも楽しくなる関係なので、仲良くなれてうれしかったです」

■衣装協力
・原菜乃華
イヤカフ12,100円(four seven nine/ロードス03-6416-1995)
リング18,700円(PLUS VENDOME/ヴァンドームヤマダ03-3470-4061)