日常に疲れたサラリーマンたちが“魔法の世界”へ!「ハリポタ」初心者も大満足の「スタジオツアー東京」社員旅行に密着

日常に疲れたサラリーマンたちが“魔法の世界”へ!「ハリポタ」初心者も大満足の「スタジオツアー東京」社員旅行に密着

特別企画「炎のゴブレット」も見どころたっぷり!

特別企画「炎のゴブレット」は、想像以上の規模で「期間限定の展示とはとても思えない」「通常でも見どころが多すぎるくらいなのに、『炎のゴブレット』の新しい展示も思った以上に増えていて感動」と一同、目を丸くした。

ハリーたちの緊迫感が漂う…!金の卵に社員たちも興味津々
ハリーたちの緊迫感が漂う…!金の卵に社員たちも興味津々

シリーズのなかでも『炎のゴブレット』が「もっとも好き」だという男性に話を聞いてみると、「クィディッチワールドカップや三大魔法学校対抗試合の各課題、ダンスパーティなど、いつもの学校生活とは違うお祭り感がとても好きです」と同作の特別な魅力に言及。「ホグワーツ以外の魔法学校の生徒たちが集結することにワクワクした」という女性も、「ちょっとずつ大人になってきたハリーたちが織り成す、“青春ならではの要素”も大好き。パーティに誰を誘うかで一喜一憂、ちょっとしたことで喧嘩をしたり。あの年代ならではの繊細な感情の機微が見られるのが、『炎のゴブレット』の見どころ」とハリーたちの成長が実感できる作品であると話す。また闇の帝王ヴォルデモートの復活も描かれるなど、シリーズにおける大事な分岐点とも言える作品でもあり、「漂うダークさが好き」と話す人もいた。

カラフルな水が絶え間なく流れる「監督生の浴室の蛇口」は幻想的な演出
カラフルな水が絶え間なく流れる「監督生の浴室の蛇口」は幻想的な演出

その世界観や魅力をたっぷりと味わえるのが、今回の特別展示だ。三大魔法学校対抗試合の第二の課題のヒントを解くためにハリーが訪れた「監督生の浴室の蛇口」は、色とりどりの水が流れる様子が再現されるなど目にも鮮やかなコーナー。熱心なシリーズファンは、「蛇口のシーンはとても好きな場面。幻想的なシーンを目の前で体験することができて、見に来てよかった」と見惚れていた。

ハーマイオニーがダンスパーティで着用していたドレスは必見
ハーマイオニーがダンスパーティで着用していたドレスは必見

また三大魔法学校の制服やハーマイオニーがダンスパーティで身に纏っていたドレス、ネビルのパジャマなど、物語を彩る衣装もじっくりと眺めることができる。「ハーマイオニーのドレスって、本当にステキだった。憧れた」とシーンやキャラクターの思い出話に花を咲かせる中では、「それまでずっとスネイプ先生推しだったのに、急にセドリックに夢中になった」と同作でお目見えしたキャラクター、セドリックへの恋心を告白する女性も続出。人生観や恋愛観まで大盛り上がりとなるなど、映画や展示を通してあらゆる会話が生まれるのもおもしろい。

三大魔法学校対抗試合の水中シーンは、どのように撮影されたのか?その謎も教えてくれる!
三大魔法学校対抗試合の水中シーンは、どのように撮影されたのか?その謎も教えてくれる!

「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズといえば、アイデアと説得力あふれるセットや美術、小道具や衣装、音楽やVFXなどあらゆる技術を駆使して魔法世界を作り上げ、そのなかで生きる個性豊かなキャラクターたちの生き生きとしたドラマを映しだしてきた。社員旅行の参加者たちは映画に携わる仕事をしているメンバーだけに、この日も「制作陣はどのような想いを込めながら映画を作り上げているのか」と興味津々。
三大魔法学校対抗試合の「第二の課題」のシーン撮影で実際に使用されたロンの水中ダミー人形の展示では、皮膚や髪に施された精巧な作りを間近に見ることができる。水中の撮影でリアルに見せるための仕掛けや撮影時の苦労など、インタラクターさんの詳しい解説に熱心に聞き入っていた。

巨大なトム・リドルの墓はなんと全長3m!「禍々しい雰囲気が、展示場所一体を覆っていた」
巨大なトム・リドルの墓はなんと全長3m!「禍々しい雰囲気が、展示場所一体を覆っていた」

「おお…!」と思わず驚きの声が上がったのが、ヴォルデモート復活の舞台となる「トム・リドルの墓」の展示。高さ3m、幅約3mの巨大展示から、ハリーが羽交い絞めにされた衝撃のシーンが蘇る場所となり、「巨大な石像から醸し出される禍々しい雰囲気が、展示場所一体を覆っている」と震える人も。ヴォルデモート卿に忠誠を誓う死喰い人(デス・イーター)が初めて本格的に登場するのも同作のポイントだが、死喰い人の衣装にも変遷が見られるのが気になるところ。


トム・リドルの墓の裏側には、闇の帝王ヴォルデモートの姿が。「展示の配置も素晴らしい」
トム・リドルの墓の裏側には、闇の帝王ヴォルデモートの姿が。「展示の配置も素晴らしい」

疑問があるとインタラクターさんがトリビアや制作秘話を交えながら丁寧に解説してくれるので、各自が気軽に質問を投げかけていた。「インタラクターさんが、復活した後のヴォルデモートのローブは分霊箱を破壊されるたびに色褪せていることや、デスイーターの衣装デザインの変遷などを教えてくれた」とお礼を述べた女性は、「細やかな衣装の変化を知ることができて、また映画を観直したくなった」と目を凝らして衣装をチェックしながら大感激。

インタラクターによる解説で視野も広がる!死喰い人のマスクやコスチュームの変化に注目
インタラクターによる解説で視野も広がる!死喰い人のマスクやコスチュームの変化に注目

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