マルフォイ役のトム・フェルトンが「お気に入りグッズが増えた」と笑顔!「ハリポタ」シリーズを振り返り日本ファンの熱い愛に感謝
映画「ハリー・ポッター」シリーズでドラコ・マルフォイ役を演じたトム・フェルトンが8月14日に開業した日本初の旗艦店「ハリー・ポッター ショップ 原宿」のオープンにあわせて緊急来日!オープン前日の13日にはシリーズそしてフェルトンの大ファンだというtimeleszの松島聡とオープン記念イベントに出席。9年振りに再会した松島との思い出エピソードやショップ内部の様子、さらにフェルトンへのインタビューまでお届け!
2年ぶりの来日!ドラコ・マルフォイ役トム・フェルトンにインタビュー
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」のオープニングイベント以来、2年ぶりの来日となったフェルトンが初めて日本に来たのは『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(09)の公開タイミングだった。「空港で誰かの出待ちをしている人がいると思ったら、僕のことを待ってくれていた人でした。僕にとってはとてもエキサイティングな経験で、印象に残っています。日本のファンは熱心であると同時にすごく敬意を持って接してくれます。日本人ならではのとてもユニークな特徴だと僕は思っています」と初来日のことを笑顔で振り返る。
オープンした「ハリー・ポッター ショップ 原宿」のコンセプトは「禁じられた森」。店内には映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(04)でドラコにとってはちょっと苦い思い出のあるヒッポグリフのバックビークの姿を見ることもできる。撮影当時のことはよく覚えていると話すフェルトンは「本当に美しい日でした。撮影が行われたのはバージニア・ウォーターの湖の周辺。撮影はいつもリーブスデンのスタジオ内だったので、外での撮影にワクワクしたのを覚えています」と懐かしむ。ルビウス・ハグリッド役のロビー・コルトレーンが1日中笑わせてくれたことも忘れられない思い出と微笑み「あの日以来、バックビークと僕は友だちになりました(笑)」と劇中でのドラコとバックビークの関係を誤魔化すようなジョークを交えて記者を笑わせた。自宅にはスリザリン寮のグッズがあふれているというフェルトンだが、新しいショップのアイテムは「全部ほしいです!」と目を輝かせる。スリザリン寮のカラーが好きだそうで「僕はスリザリン・グリーンと呼んでいます」とスリザリン寮のグッズにしかない特別な色であることを強調していた。
ドラコは日本でも人気が高いキャラクター。ドラコが愛される理由について、ハリーとドラコの関係がコインの裏表のような存在であることをまず説明する。「ドラコは境遇の犠牲者だと思います。ドラコには家族がいて、お金持ちで、地位も権力もある。一方、ハリーはどれも持ち合わせていませんでした。だけどお互いが鏡のように光と闇をだしあっています。ドラコの振る舞いは生まれた環境のせい。そのことをにみなさんが理解してくれているから、共感してもらえるのかもしれません」と日本の熱狂的なファンにドラコが愛される理由を分析したフェルトンは、「もしかしたらドラコが金髪で青い目を持っているからかもしれないけれど…、まあ、僕がとてもいい俳優だからかもしれません(笑)」とニヤリ。その直後に「ジョークだよ」とちょっと照れながら場を和ませていた。
取材中のフェルトンは、初来日以来、マネージャーからの “トムさん”呼びが定番ジョークになっていることを教えてくれたり、「僕はこう思うけど、あなたはどう?」と記者をリラックスさせながらコミュニケーションをとり、「質問していい?」とポップなクイズを出したりと、常に気遣いと優しさにあふれていた。ファンの心を掴む“いい人”フェルトンに影響を与えたのは誰なのだろうか。「母の影響が大きいです」と話したフェルトンは両親からの教えをしっかりと守っていると語る。「母は僕に自分らしくいることを、父は冗談を言うことを教えてくれました。僕は兄が3人いる4人兄弟ですが、母は僕たちがいろいろなことに触れられるように頑張ってくれました。ある年はバイオリン教室、その次の年はアイスホッケー、その次は演技という感じで、いろいろなアクティビティに連れ出してくれました。僕自身のキャラクターが褒められるたびに思うのは、たくさんの人々の人生に喜びをもたらす作品の一部になれたことに本当に感謝しているということ」と充実感を滲ませる。「本や映画、舞台、そして今回のショップやテーマパークを通じてたくさんの人々の人生に喜びを与える作品に参加できたのは本当にすごいことだし、いまでもずっと心から感謝しています。そのきっかけを与えてくれて、ドラコのオーディションに連れて行ってくれた母の存在なくしてはいまの僕はありえません。『偉人の陰に偉大な母あり』という言葉には『まさにそう!』という共感しかありません」と、両親への感謝と尊敬の気持ちを口にしていた。
今年の秋からは舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」でもドラコ役を演じるフェルトン。人生のほとんどをドラコと歩み続けている。映画でドラコを演じ始めた当時を振り返り「僕が子どものころは、世界中のファンが熱量を持って愛し続けてくれることは想像できませんでした。映画公開から時間が経っているのにもかかわらず、より情熱的になっているように感じています。シリーズがいまも世界中で人々をインスパイアし続けているのを見ることは本当にすばらしいことだし、誇りに思っています。日本は特にその情熱が強いように感じています。そんなことを考えて話していると、ちょっと泣いてしまいそうになります」と目を潤ませながら語っていた。日本でのドラコ人気の理由について、フェルトンの言動から滲み出るやさしさも大きな要因であることを改めて実感した取材会となった。
最後に、日本が大好きなフェルトンに日本のファンとやりたいことを尋ねてみた。「すばらしい和食の作り方を教えてほしいです。それが、僕が日本を大好きな理由のひとつなので」と回答。さらに「新しい『ハリー・ポッター』ショップに直行して一緒にバタービールを飲む!」としっかり宣伝したあとには、「でもやっぱり一番はゴルフかな」と満面の笑みを浮かべ「日本はゴルフをする場所としても僕のお気に入り。とても美しいコースがあるので、大好きです」と本音をポロリ。続けて「その次がバタービールかな」と訂正し、周囲を笑わせていた。