「タイムリープの青春ものだと思うよね、だまされてきて!」『リライト』で大興奮の映画体験をした観客たちが猛プッシュ!

「タイムリープの青春ものだと思うよね、だまされてきて!」『リライト』で大興奮の映画体験をした観客たちが猛プッシュ!

不器用で人間くさい、物語のキーパーソンに共感の声!

「中盤の展開が最高でした。前半のフリがしっかり効いていて見応えがありました」(40代・男性)というコメントにもあるように、多くの観客が特に印象的なシーンとして挙げたのは、保彦に関する“秘密”が明らかにされる中盤の同窓会シーンだ。

中盤の同窓会シーンから、映画は急展開を迎える!
中盤の同窓会シーンから、映画は急展開を迎える![c]2025『リライト』製作委員会

10年前の自分が現れないことに困惑した美雪だったが、さらに東京の出版社から、自分が書いたオリジナルの小説が“盗作”なのではと疑いをかけられ、出版できなくなってしまう。タイミングを同じくして、同級生の茂(倉悠貴)に説得された美雪は、クラスメイトが勢揃いする同窓会へと出席することになる。そしてその二次会のカラオケで、茂は誰もが予想だにしなかった事実を語り始めるのだ。

「世界の謎が明かされるカラオケのシーンからの転調がめちゃめちゃおもしろく、試写室の空気が変わったのを感じました」(20代・女性)
「作品にのめり込む瞬間」(30代・男性)
「『私だけの物語』のはずだったの意味がわかるときの楽しさがある」(30代・女性)
「表情や動きで衝撃の2文字が襲ってくるトリハダもののシーン」(10代・男性)

クラスメイトも同じ小説を書いていた?その真相は…
クラスメイトも同じ小説を書いていた?その真相は…[c]2025『リライト』製作委員会

寄せられたコメントからも、その衝撃度合いが伝わってくることだろう。しかも、その“秘密”がショッキングなものではなく、とてつもなくユーモラスで微笑ましいものであることが魅力的。 「まさかの展開でおどろきつつも、おもしろくコミカルで笑いが止まらなかった」(10代・女性)「『カメ止め』に似た高揚感と爆笑があった」(20代・男性)と、観る人によっては一気にこの映画が青春コメディに思えてくるほど。

この中盤のシーンから物語は急加速。10年前の美雪が現れなかった理由が明らかになるようなシンプルな“解答編”に留まることなく、次々と予想の斜め上をいく展開が畳みかけるように訪れていく。その怒涛の密度には、「2時間なのに韓ドラ16話くらいの情報量でした」(20代・女性)や、「何本もの物語を読んだ気持ちになりました」(30代・女性)と、この上ない満足感を味わう観客が続出。

【写真を見る】クラスのまとめ役の茂が大奮闘!すべてが明らかになる後半は、ちょっぴりコミカルで充実感たっぷり
【写真を見る】クラスのまとめ役の茂が大奮闘!すべてが明らかになる後半は、ちょっぴりコミカルで充実感たっぷり[c]2025『リライト』製作委員会

その密度を実現させたのは、やはり主人公の美雪以外のクラスメイト全員が、まるで主人公になったような表情を見せていくことにほかならないだろう。その詳細は実際にスクリーンで確かめてほしいが、一つだけ言えるのは、それまで“美雪と保彦の物語”のモブキャラだったはずのクラスメイトたちの素顔や個性、クラス内でのポジションが丁寧に描かれることで、思わず誰かに自分を重ねてみたくなるということだ。

アンケートで「最もあなたに近いと感じたキャラクターは?」と質問したところ、観客から返ってきた答えは見事にバラバラ。もちろん物静かで受け身で、周囲との関係を大事にする主人公の美雪を選ぶ人が最も多かったが、次いで多かったのは物語のキーパーソンである茂。彼の献身的で性格な“仕事ぶり”に心打たれ、決して深掘りされないその内面に興味を持つ人が相次いだ。本作の登場人物のなかでMVPを選ぶとしたら、茂で満場一致だろう。

茂が物語のキーパーソンに!
茂が物語のキーパーソンに![c]2025『リライト』製作委員会

「どうしても見捨てられなくて、自分の気持ちを他人のために押さえ込んでるところ。不器用だなあ」(30代・男)
「人気者ではないが多くの配慮、優しさを感じ、共感/尊敬できた」(30代・男)
「利他ベースのなかで少し自我が残る人間くささ」(20代・男性)


ほかにも「依存するような強い執着心と少し暗くも熱い心を持っているところ」(20代・男性)「どこか歪んでいながらも人間らしさが残っている」(10代・女性)と、橋本愛演じる友恵を推す声や、「嫉妬に駆られる感じとか周りとの関わり方が一般的女子」(20代・女性)と鈴子(久保田紗友)を選んだり、「異様に間が悪く、ビミョーに噛み合わない部分が近く感じます」(30代・男性)と、大関れいか演じる亜由美を選ぶ人も。共感できるクラスメイトを1人見つけるだけで、青春ドラマ要素もミステリ要素も何倍も楽しめること間違いなしだ!

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