【TOHOシネマズ アミュプラザおおいた篇】“おんせん県”で映画と温泉をWで満喫！映画館にまつわる歴史＆トリビアを大特集
地元色満載！映画と一緒に楽しみたいものは？
“おんせん県”と呼ばれるほど温泉が有名な大分県なので、少し足を伸ばせば、別府や湯布院などの温泉地へも行けるし、TOHOシネマズ アミュプラザおおいたのすぐそばにも「CITY SPA てんくう」という温泉施設がある。元支配人も「温泉と映画とセットで楽しむ方も多いと思います。私も在籍しているころは温泉によく行っていました」とのこと。
JR九州大分駅にある複合商業施設「豊後にわさき市場」も常に賑わっている。ここではスーパーマーケットや銘菓に、珍味などのショップ、とり天やだんご汁、ドーナツが味わえる飲食店、ドラッグストアやコンビニなど、様々な店舗が入っている。「いわばここは、駅前にいろいろな商業施設が揃ったコンパクトシティです。当時は、大分初出店の飲食店も相当多かったですし、ファッションでも最先端の場所で、よくテレビ局も取材に来ていました」。
とり天といえば大分のご当地メニューだが、学生層がメインのTOHOシネマズ アミュプラザおおいたのコンセッションでは、コールドドリンクに次いでよく出るのが「スパイシーポップチキン」だと言う。元支配人も「大分県民は、とり天が大好きで、鶏肉が好きですからね」とうなずく。
さらに「大分県内全体で、いまある動員数を取り合うのではなく、大分市内の環境を活用することで、もっと新たな映画人口を獲得していこうという取り組みをしていました。駅前に住んでいる人も多いのですが、この映画館ができるまでは、車がないと映画館に行きにくかった方や、平日は学生さんたちもよく観にきてくれるので、駅前に出店した意義は大いにあったと感じました。映画人口は、増えたんじゃないかなと思います」とうれしそうに話す。
開業して10年が経ったが、現支配人は「あっという間の10年でしたが、この間に大分駅前の景色は大きく変わりました。開業時に目指した地域の皆様の期待に応える劇場であり続けるために、これからも変わらずGOOD MEMORIESをお客様へ提供していきたいと思っています」と力強く語る。
なおTOHOシネマズの全国17劇場で開催中のアニバーサリーキャンペーンでは、4月から12月の9か月間にわたって、様々なサービスを展開していく。対象劇場は、今回紹介したアミュプラザおおいたのほか、5周年の池袋、⽴川⽴⾶、10周年の新宿、ららぽーと富⼠⾒、15周年の上大岡、20周年の府中、ひたちなか、⽔⼾内原、津島、⼆条、直⽅、25周年の浜松、ファボーレ富⼭、岐⾩、泉北、⼤分わさだだ。ぜひ最寄りの場所や気になっている映画館をチェックし、お目当ての映画を観に行っていただきたい。
取材・文/山崎伸子
