「犬はしゃべらないよ」ディズニー最新作『リロ&スティッチ』リロとスティッチの運命の出会いを描いた本編シーン
ディズニー最新作『リロ&スティッチ』(6月6日公開)から、少女リロと暴れん坊のエイリアン、スティッチの出会いを描いた本編シーンが解禁された。
本作は、同名の長編アニメーションを完全実写化したハートフル・ファンタジー。両親を亡くした少女リロと姉のナニは、唯一の家族なのに離れ離れの危機に。そんな姉妹の前に現れたのは、愛を知らない暴れん坊のエイリアン、スティッチ。彼らの奇跡の出会いと“オハナ(家族)”の大切な絆を活写する。長編アニメーション版に続き実写版『リロ&スティッチ』でも、スティッチの日本版声優を務める山寺宏一、「絶対にやりたかった!」とリロ役のサプライズ決定に涙した永尾柚乃、「物心つく頃から見ていた!」と語ったリロの姉ナニ役に決定したMOMONAに続き、Travis Japanの中村海人がリロとナニの姉妹を温かく見守るデイヴィッドの声を担当することも決定している。
そんな本作の主人公は、両親を事故で亡くし、姉のナニとハワイのカウアイ島で暮らす少女リロ。周りの子どもたちと馴染めず、星に「友だちがほしい」と願うほど、いつもひとりぼっちで過ごしていたリロは、観光客の写真を撮ったり、犬の保護施設に行き犬と仲良くして過ごすのが大好き。リロとナニを幼少期から見てきたご近所さんのトゥトゥと一緒に、いつも通り保護施設に向かったリロが出会ったのは、檻をも破壊するほど元気な言葉を話す青い犬…ではなく宇宙から逃げて地球に不時着したエイリアンのスティッチだった。はじめは驚くリロだったが、エイリアンのツノや6本足を隠したり、舌を出してみせたり、犬と人間が映っている写真の通りにハグをしたりと、必死に地球の“犬”を真似て、どうにかリロに匿ってもらおうと画策するスティッチ。元気で暴れん坊な“犬”だと勘違いしているリロは、言葉を話すスティッチに愛着を持ち始める。一方愛を知らないスティッチは、絆を深める愛情表現であるハグをはじめて経験。愛に触れ、戸惑いと安堵の表情を見せるスティッチの姿に、思わず感情移入してしまうエモーショナルなシーンとなっている。こうして喋るスティッチを気に入ったリロは周囲の反対を押し切り、オハナ(家族)として迎え入れるのだった…。そんなスティッチは目に入るものすべてを壊してしまう、暴れん坊のエイリアン。最初はリロとナニを困らせてばかりだったが、家族の愛に触れたスティッチは次第に希望を失いかけた姉妹を変えていく。
ファン待望の実写版となってスクリーンに帰ってくる本作。感動的なストーリーを映画館で堪能して!
文/スズキヒロシ