メットガラにも負けない気品!第61回百想芸術大賞レッドカーペットを飾った韓国アクターのファッションをプレイバック
「ソンジェ背負って走れ」『黒い修道女たち』…世界観を感じさせる装いで登場!
SNSや生中継のコメント欄での反応がひときわ大きかったピョン・ウソク。長身が映えるホワイトタキシードで清潔感を演出。ややワイドな裾のパンツもトレンディだ。
“ソンソルカップル”のソルことキム・ヘユンは、淡いピンクのドレスでプリンセスのムード。2人が並ぶとよりまばゆい美しさだ。
そして、助演ながら主演カップルに負けず劣らずの注目を浴びたソン・ゴニは、ロングヘアをMCから「ティモシー・シャラメみたい!」と賞賛されて照れ笑い。たしかにこちらもドラマとは違った大人の雰囲気だ。
『黒い修道女たち(原題:검은 수녀들)』主演2人は、どこかリンクを感じさせるようなコーディネートで魅せた。ソン・ヘギョは、肌触りの柔らかそうなグレーのワンピースで登場。ジュエリーはCHAUMETだが、ワンピースは韓国ドラマの衣装でもお馴染みavouavou。ハイブランドとカジュアルの融合はセンスのなせる技である。
チョン・ヨビンはグレー地にぎっしりビジューをちりばめた。黒のネイルでゴシックムードを漂わせる。
イム・ジヨン、ソン・ヘギョ、IUもきらびやかなドレスルックで登場!
ロングヘアーのイメージが強かったイム・ジヨンはミディアム丈でイメージチェンジし、一層色香が漂う。胸元がふんわりとしたレッドピンクのドレス、シルバーのサンダルも煌びやか。
発光するように純白のドレスで現れたのはIU。透けるロングスリーブで別格の上品さ。
まばゆいばかりのスターオーラを纏うようになったノ・ユンソ。レース遣いでシンプルなプリンセスドレスに、高級感あふれるネックレスなどのアクセサリーが映える。
『満ち足りた家族』(24)ではソル・ギョング扮する冷徹な弁護士の妻を演じ、見事映画部門助演女優賞を獲得したクローディア・キム。スレンダーさを引き立てるボディコンシャスなワンピースで登場した。
ゴールドの輝きをまとって登場したのは、『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』日本公開が待ち遠しいキム・ゴウン。風格もさすが。アイコニックとなったベリーショートもクール。
今回主演女優賞に輝く新たなベストアクトを見せた「ジョンニョン:スター誕生」を意識してか、韓服をモチーフにした唯一無二のドレスを着こなすキム・テリ。色とりどりのスパンコールをちりばめたセパレートトップスでお腹を出しても健康的なのは、清潔感ある彼女ならでは。愛らしい顔立ちにキリッとしたアイブロウがよいアクセントになっている。
ちなみにこのドレスはレッドカーペット限定だったのか、授賞式ではピンクのホルターネックにお色直ししていた。
衣装に負けない演技巧者の風格。ベテラン俳優たちの美の饗宴!
ドラマ部門助演男優賞を獲得したヨム・ヘラン。等身大の“アジュンマ(おばさん)”を演じたら天下一品の彼女は、レッドカーペットだといつもエレガント。ブラックのシースルースリーブで品よく登場。
同じく「おつかれさま」での好演が光ったキム・グクヒ。ペールブルーが爽やかなドレス。
『モガディシュ 脱出までの14日間』(21)、『密輸1970』(23)とリュ・スンワン監督作品のキム・ジェファは、今期は「オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」で下女マキシムに扮し、反響を呼んだ。ボトムにアクセントのある黒のドレスで登場。スリットからのぞく裏地のブルーが新鮮。
チョン・ドヨンはイエロークリームのマーメイドドレス。レッドカーペットではポケットに手をインしてかっこよくポーズをとった。
またレッドカーペットのみならず、プレゼンターの印象的なルックにも触れておきたい。まずはキリッと登場したキム・ソノ。
そしてクールビューティーを際立たせるスタイルで登場したナナも、視聴者の間で話題沸騰だった。
いみじくもMet Gala2025と同じ日の開催となった百想芸術大賞レッドカーペット。こちらのスターたちの麗しさと個性も負けず劣らず、ファンの目と心を楽しませてくれた。
文/荒井 南