死霊館ユニバース、いよいよ完結『死霊館 最後の儀式』10月公開!アナベル&ヴァラクの姿も
「ソウ」シリーズ、「インシディアス」シリーズなど数多くの傑作ホラーを生みだしてきたジェームズ・ワン監督が、実在した心霊研究家ウォーレン夫妻が体験した人知を超えた戦慄の怪奇事件をもとに映画化した『死霊館』(13)を始めとした「死霊館」シリーズ。その最新作で集大成となる『死霊館 最後の儀式』が10月に日本公開決定。あわせて予告映像とティザービジュアルが到着した。
第1作が全世界興行収入3億2000万ドルを記録すると、続く『死霊館 エンフィールド事件』(16)、『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(21)も軒並み大ヒット。さらに、シリーズの劇中に登場する実在する呪われたアナベル人形が巻き起こす恐怖を描いた「アナベル」シリーズや、『死霊館 エンフィールド事件』に登場する悪魔のシスター“ヴァラク”のルーツに迫る前日譚「死霊館のシスター」シリーズといった数多くの作品を生みだし観客を魅了してきた「死霊館」ユニバースは、世界累計興行収入20億ドルを超えるホラー映画の金字塔として一大フランチャイズへと発展。現在もなお、全世界のホラー映画ファンを虜にし続けている。
そして、『死霊館』から12年。「死霊館」ユニバースの9作目にして最新、最凶のフィナーレを飾る完結編がいよいよ公開。本作は、数々の傑作ホラーを手がけてきたワンとピーター・サフランがプロデューサーを担当。監督は、前作の『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』、『ラ・ヨローナ~泣く女~』(18)、『死霊館のシスター 呪いの秘密』(23)を手掛け、ユニバース後期を支えたマイケル・チャベスがシリーズの最後もメガホンをとる。さらに、本シリーズを通してウォーレン夫妻を演じてきたベラ・ファーミガとパトリック・ウィルソンが、エド&ロレイン・ウォーレン役としてそれぞれ続投する。
今回公開された予告は、ウォーレン邸のオカルト博物館の中にところ狭しと置かれた“決して触れてはいけない、呪われたか、なんらかの儀式に使われた不気味なアイテム”のカットからはじまる。その中には、これまでシリーズに登場したヴァラクやアナベル人形の姿も。そして心霊研究家であるエドとロレインのウォーレン夫婦が登場。これまで関わった事件の数は1000件にも及ぶという重厚な台詞が印象的だ。
そして今回の事件の回想と思えるシーンでは、少女の前で生き物のように動きだす人形の衝撃シーンが映しだされる。その後、事件に立ち向かうウォーレン夫婦の勇姿を嘲笑うかのようにオルゴールが響くなか、数々の被害者が恐怖に巻き込まれていく。燃え上がる十字架、血の海に沈みゆくペンダント、そして“悪しき根源との戦い”──様々なシーンが畳み掛けるように映されていく。
あわせて解禁となったティザービジュアルは、ウォーレン夫婦が向き合い、謎の赤いシルエットが浮かび上がったもの。これは、ウォーレン夫妻がシリーズを通して対峙してきた、“あの存在”なのだろうか。「最凶の呪いに、備えよ」というメッセージも含めてインパクト抜群の謎が深まるビジュアルに仕上がっている。
まだまだ謎に包まれている本作だが、アナベル人形、ヴァラクとお馴染みの「死霊館」ユニバースのアイコンの登場を見るに、シリーズ集大成に“相応しい恐怖”が待ち受けているのは間違いなさそうだ。なぜこの事件が、ウォ―レン夫婦の最後の事件となったのか?最後に彼らが見たものとは、一体なんなのか?シリーズ最大の恐怖を描く“死霊館ユニバース”完結編『死霊館 最後の儀式』の続報に注目したい。
文/サンクレイオ翼