「M:I」最新作の来日記者会見をロングレポート!トム・クルーズ、「続けられているのは、私の夢を超えている」
「ベンジーはチームをリードすることが初めてですが、とても充実感がありました」(サイモン・ペッグ)
2人のトークに会場が盛り上がるなか、ここからベンジー役のペッグ、パリス役のクレメンティエフ、グレース役のアトウェル、ドガ役のデイヴィスが一挙に登壇。アトウェルは「本当にここに来れてうれしいです。昨晩、日本のファンと一緒に初めて作品を観られたこともすてきでした」と話し、ペッグは「こんにちは、ありがとうございます」と日本語での挨拶に続けて「皆さんと一緒に作品を観ることができてとても光栄でした。愛を感じました」とコメント。クレメンティエフは「日本の方々とこの映画を共有できることを楽しみにしていました。この国が大好きです。皆さん愛しています」、グレッグは「初めての来日になります。皆さんとこの映画を共有できてとれもうれしかったですし、すごい体験でした」と挨拶を行った。
――ようこそ、皆さん!いま一同に会したIMF チームは、ミッションを通じて進化してきました。本作での人間関係や自身の役柄を教えてください。
ペッグ「ベンジーはチームをリードすることが初めてですが、アサシン(パリス)、政府エージェント(ドガ)、盗人(グレース)を指導しなければなりませんでした。簡単ではなかったけれど、とても充実感がありました」
クルーズ「ネタバレに気をつけて!皆さんは、これから映画をご覧いただくわけですから」
ペッグ「そうだね、ネタバレはダメだね(笑)。20年前『ミッション:インポッシブル』での初めての撮影したのですが、そこから様々な経験をさせていただきました。すばらしい時間でしたね」
クルーズ「『ショーン・オブ・ザ・デッド』を観て、すごい才能のある俳優だと思い、彼を誘ったんです。そして、初日に彼に3ページのセリフを書きました」
ペッグ「その時にトムとヴィング(・レイムス)に初めて会ったんですが、撮影現場のドアから出てきた時に『これは現実だ』と思いました(笑)」
クルーズ「モノローグを書き直しながらやったのですが、最初からすばらしい才能を発揮してくれました。彼のコメディセンス、演技力、そしてチームワークがすごく上手くて、一緒に仕事をするのはいつも楽しいです」
――アトウェルさん、クレメンティエフさん、デイヴィスさんの、自身の役柄も教えてください。
アトウェル「前作ではみんなから逃れようとして、誰を信じればいいのかわからない一匹狼で、警戒心が強い人でした。それはチームに一員になるという機会に恵まれていなく、恐れがあることからきていると思います。本作ではグレースは、チームに属することの代償として、大切な仲間を失う恐れを抱えることになります。そして、自分自身の個人的な野望だけでなく、より大きな目的のためにお互いを必要としあい、やらなくてはならいない仕事を遂行しなければならない、という想いを持っています」
クレメンティエフ「多くを語るつもりはありませんが、前作のグレースに少し似ている一匹狼のような敵キャラクターだけれども、本作ではほかのキャラクターとより多くのシーンを共有するようになります。彼女のもろさだとか人間的な面が見られると思います」
デイヴィス「イーサン・ハントが本当に正しい決断を下しているかどうか、ということを考えだします。最終的には、彼が決断を下したことがわかります」