作間龍斗「作品との出会いは運命的」映画『山田くんとLv999の恋をする』公開記念舞台挨拶で笑顔!山下美月はエゴサを告白

作間龍斗「作品との出会いは運命的」映画『山田くんとLv999の恋をする』公開記念舞台挨拶で笑顔!山下美月はエゴサを告白

映画『山田くんとLv999の恋をする』(公開中)の公開記念舞台挨拶が3月29日、TOHOシネマズ日本橋にて開催され、W主演の作間龍斗、山下美月、共演のNOA、月島琉衣、甲田まひる、鈴木もぐら、前田旺志郎、安川有果監督が登壇した。

【写真を見る】映画『山田くんとLv999の恋をする』(公開中)公開記念舞台挨拶で”Lv999”のポーズに挑戦!
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2023年にテレビアニメ化もされた、ましろによる同名コミックを実写映画化した本作は、彼氏にフラれたばかりの大学生の木之下茜(山下美月)がオンラインゲーム“Forest Of Savior”を通じて超塩対応な高校生プロゲーマーの山田秋斗(作間龍斗)と出会い、第一印象最悪から始まる史上最高恋愛難易度の恋を描く物語。

原作もアニメも大好きだという作間龍斗
原作もアニメも大好きだという作間龍斗

映画が公開されたことについて「まだ実感が湧かない」と明かした作間に、前田は「この光景を見たら、実感してもいいんじゃない?」と上映の熱気に包まれた会場を見渡す。公開前日は全然眠れなかったと話した山下は「公開初日の昨日、一人で映画館に観に行きました」と報告。映画への感想がとても気になっていると告白した山下は「Xとかでハッシュタグをエゴサしまくっています」と照れながらもあたたかいコメントが多くて救われたとホッとした表情を浮かべていた。

初日に映画館に行ったという山下美月
初日に映画館に行ったという山下美月

撮影で印象に残っているのは「焼肉のシーン」と声を揃えたキャスト陣。NOAは「すごく思い出深いです。みんなでごはんに行く機会がなかったので、そこで仲良くなれた気がしました」と、一緒にテーブルを囲んだことで、距離が縮まったと笑顔を見せていた。このシーンの撮影では「食べるシーンもたくさんあった」という山下は、「NGテイクもあって、結構食べました。でも、他の人はあまり食べていない(シーン)…」とニコニコ。鈴木はすぐに山下のコメントに反応し、「打ち上げをやっているような空気でした」と楽しかったと語るも、「僕は食べるシーンがなかった。カットがかかって食べようとすると、すぐに新しい肉を入れますって言われて。肉を食べられなかったので、食い物の恨みは残っているシーンです(笑)」と振り返り、笑わせる場面もあった。

鈴木もぐらは「焼肉を食べられなかった…」とにこやかに恨み節
鈴木もぐらは「焼肉を食べられなかった…」とにこやかに恨み節

食べ物の思い出が多い作品だったようで、「撮影中に誕生日を迎えたので、山田のデコレーションをしたケーキをもらいました」とニッコリの作間。山下も「(現場で)スタッフさんのお祝いをすることってあんまりないけれど、家族みたいにあたたかくやっていました」と微笑み、和やかなムードでの撮影だったと充実感を滲ませていた。安川監督は、人気原作の映画化にあたり「たくさんの人に刺さっているところがある。それを映画に落とし込みたいという思いでした。それぞれのキャラにつまっているいまっぽさと、役者の個性が混じり合ってひとりひとりがいきいきしている作品になればいいなと思って演出しました」と映画化するうえで、心がけていたことを話していた。

キャストのコメントに笑顔を見せるNOA
キャストのコメントに笑顔を見せるNOA

イベントでは作品にちなみ「出会い」にまつわるエピソードを発表することに。山下は中学時代の出会いを挙げ、「バッグにかわいいキーホルダーをつけている子がいて。中学一年生になって、友達もほしい。頑張って仲良くなりたい!と思ったので『めっちゃかわいいじゃん!』って声をかけたら、まさかの先輩でした」と苦笑い。しかし、そこから仲良くなり、いまでも仲のいい親友だと付け加えていた。作間は「まさにこの作品が僕のすてきな出会いです」と笑顔を見せ、「連載スタートから読んでいて、いまでも読み続けている。アニメ化もされて毎週楽しみに観ていて。そろそろ実写化するだろうなと思ったときに企画書が僕のところに来ました。運命的だと思いました」としみじみ。大好きな作品だったからこそ、いまも夢心地だそうで、「だから公開の実感が湧かないかも!」とも分析していた。

作間との共演シーンを振り返った前田旺志郎
作間との共演シーンを振り返った前田旺志郎

イベントでは原作者のましろからの手紙も寄せられた。最後の挨拶で作間は「公開されて2日目ですが、何回も足を運んでください。僕も大好きな作品なので、たくさんの人に知っていただけたら!」と呼びかけ、山下は「映画を観た方の『よかったよ』とかあたたかい言葉が作り手の励みになっています。そしてそれが誰かが映画を観るきっかけにもなります。みなさんの力もお借りして、広めていただけたらと思います!」とリクエストし、大きな拍手に包まれながら、終始和やかなムードに包まれたイベントを締めくくった。


取材・文/タナカシノブ

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