笑いと涙の名演が光る笑福亭鶴瓶、『35年目のラブレター』で魅せる圧倒的“陽”の存在感
強い絆で結ばれた夫婦の実話を、『今日も嫌がらせ弁当』(19)の塚本連平監督が笑福亭鶴瓶、原田知世、重岡大毅、上白石萌音ら豪華俳優陣で映画化。『35年目のラブレター』(公開中)は、読み書きができない男性と、その人生に寄り添い支え続けた妻の姿を描いた感動のヒューマンドラマだ。最愛の妻のために“ラブレター”を書くため、イチから文字を学ぶ西畑保を演じた鶴瓶は、圧倒的な“陽”の存在感で作品を明るく照らしている。そこで今回は、俳優として多数の出演作を持つ鶴瓶のフィルモグラフィを振り返りつつ、「Pontaパス」会員だと1,100円で観られる“au推しトク映画”になっている本作の魅力を深掘りしていこう。
善悪の境界が曖昧なキャラクターを体現『ディア・ドクター』
落語家としての確固たる地位を築きつつ、タレントに司会とマルチに活動する鶴瓶。俳優としても活躍する彼は、近年だけ見ても人気テレビドラマの映画化『七人の秘書 THE MOVIE』(22)や菅田将暉主演作『アルキメデスの大戦』(19)、松本潤主演作『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』(21)など数多くの話題作に出演している。そんな彼が、役者として一目置かれるようになった作品が西川美和監督作『ディア・ドクター』(09)だ。
この作品は山間にある医療僻地を舞台とするヒューマンドラマ。住民たちに慕われながら医療行為を行っていた医師の伊野が、ある日、突然失踪する。村でただ1人の医者として奔走していた彼には、実は大きな秘密があった…。鶴瓶は、朗らかな人道派の医師として地元の人々と接しながらも、その一方でまったく異なる面も持つ伊野を熱演。人が持つ不可解さを飄々と体現し、日本アカデミー賞優秀主演男優賞を初めて受賞した。
不器用だが家族想いの怪盗を“声”で表現「怪盗グルー」シリーズ
また、対応力の広さという点では声優としての一面も外せない。その代表作が、ユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・スタジオによる世界的ヒットアニメ「怪盗グルー」シリーズだ。鶴瓶は主人公であるグルーの日本語吹替えを担当し、英語版のスティーヴ・カレルとはまた異なる、関西弁を活かした独自の味わいがファンの間で高く評価されている。
シリーズ1作目は2010年に公開された『怪盗グルーの月泥棒 3D』。当初グルーは孤独な大悪党だったが、家族ができたことで心を入れ替え、いまは家族とミニオンたちと共に新たな人生を歩んでいる。昨年はシリーズ最新作となる『怪盗グルーのミニオン超変身』(24)も公開された。グルーが高校の同窓会に出席したことで、彼に恨みを持っていたライバルの復讐が始まり、グルー一家が危機に晒される。鶴瓶が得意とする温かみのある声の演技がキャラクターの魅力をいっそう引き立てていて、大人から子どもまで楽しめる作品となっている。
対象劇場 :全国のTOHOシネマズ、ローソン・ユナイテッドシネマグループ、コロナシネマワールド、OSシネマズなど
料金: 一般・大学生1,100円、高校生以下900円
※別途、追加料金が必要な特殊上映や特別席がございます。
対象: Pontaパス会員、同伴者1名まで特典がご利用いただけます。
利用条件: 会員ならいつでも、公開期間中何度でも対象の映画が割引となります。
事前購入: 各劇場のHPをご確認ください。
利用方法: 映画『35年目のラブレター』 auクーポンサイト

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