1958年9月公開の映画 56作品
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川口松太郎原作の母物でサーカスの花形だった三益愛子が令夫人となるが、またサーカスに舞い戻り夫と娘の幸福を一人祈るという物語。脚色は「サザエさんの婚約旅行」の笠原良三、監督は「踊子」の清水宏(1)が久方···もっと見る
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「ここに幸あり」等、大津美子のヒットメロディをおりこんだ歌謡映画。寺田信義・江崎実生の脚本を、昇進第一回の井田探が監督、「明日は明日の風が吹く」の岩佐一泉が撮影した。沢本忠雄・堀恭子・小園蓉子・東谷暎···もっと見る
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「浪人八景」の鈴木兵吾の脚本を、「国定忠治(1958)」の小沢茂弘が監督、「満月かぐら太鼓」の松井鴻が撮影した娯楽時代劇。「旗本退屈男」の市川右太衛門・東千代之介を筆頭に、里見浩大郎・花柳小菊・長谷川···もっと見る
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神戸を舞台に、裕次郎がピストルの名手に扮して活躍するアクション・ドラマ。「明日を賭ける男」の池田一朗と舛田利雄の脚本を、「羽田発7時50分」の舛田利雄が監督、「星は何でも知っている」の姫田真佐久が撮影···もっと見る
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今東光の同名原作の映画化で、田舎のお寺天台院の住持が三十六軒の檀家の人々との間に織りなす風俗劇。斎藤良輔・長瀬喜伴・椎名竜治の三人が脚色し「つづり方兄妹」の久松静児が監督、「奴が殺人者だ」の遠藤精一が···もっと見る
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「真昼の惨劇」の水上伸郎の原作を、瀬川昌治・峰竜太が脚色したもので、浅草歓楽街を舞台にしたアクション・ドラマ。監督は「ぶっつけ本番」の佐伯幸三、撮影は植松永吉。「顔役(1958)」の大木実、「荒城の月···もっと見る
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木下順二の民話劇を映画化したもので、庶民の健康なエスプリと封建制未成熟時代の支配者のとぼけたおかしさを笑いの中に捉えようというもの。脚色は「密告者は誰か」の高岩肇、監督は「台風騒動記」の山本薩夫、撮影···もっと見る
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アパッチを殺した男のために砦が危うくなる西部劇。E・ヘイコックス原作の映画化で、同年に公開された同じ原作による「アパッチの狼火」(52年制作)のオリジナル。日本では44分の短縮版で公開。監督はリチャー···もっと見る
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二五歳の仏映画界の新人監督ルイ・マルが、推理作家ノエル・カレフの原作を、自身と新進作家ロジェ・ニミエの共同で脚色、ニミエが台詞を書いた新感覚スリラー映画。キャメラは新人アンリ・ドカエ。巻頭から巻末まで···もっと見る
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鉄道との競争に負けて倒産した駅馬車業者が、復讐のため列車強盗になるナチュラマによる西部劇。オリジナルは67分だが、日本では短縮版が公開。監督はジョセフ・ケイン、製作はルディ・ランストン、脚本はバリー・···もっと見る
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貧困と病苦のうちに三十六歳にしてモンパルナスに果てたエコール・ド・パリの異色画家モジリアニの晩年を描くこの作品は最初「歴史は女で作られる」「輪舞(1950)」のマックス・オフュルス監督によって計画され···もっと見る
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時間は深夜から翌朝まで、カメラは狭いバーの一室をほとんど出ないという新しい試みを狙ったもので、「不敵な男」の新藤兼人のオリジナル・シナリオを「めがね小僧」の宇野重吉が監督した、殺し屋が主人公の物語。撮···もっと見る
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慶応から明治に変る日本歴史の転換期を背景に、その渦中に巻きこまれた人々を描くもので松竹時代劇三十五周年記念映画。猪俣勝人・岸生朗・柴英三郎の共同脚本を、「太閤記」のコンビ大曽根辰保が監督、石本秀雄が撮···もっと見る
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東宝得意の大学シリーズの第二作。「風流温泉日記」の須崎勝弥の脚本で青春物を手がけて定評ある「青い山脈 (前篇)(1957)」「続青い山脈」の松林宗恵が監督した。撮影は「ロマンス祭」の完倉泰一、出演は「···もっと見る
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コーネル・ワイルドが「地球で一番早い男」についで自分のプロで製作・監督・主演したスペクタクル・アクションドラマ。スターリング・シリファントの原作をテッド・シャーデマンが脚色し撮影監督は「サヨナラ」のエ···もっと見る