なにわ男子・大橋和也が一人二役の音声収録に挑戦!『君がトクベツ』校内放送の収録現場に密着
過去のトラウマからイケメン嫌いになった陰キャ女子が、誰もが知る国民的アイドルとまさかの出会いを果たし、そこから始まる恋模様を描いた映画『君がトクベツ』(6月20日公開)。原作は「ヒロイン失格」や「センセイ君主」などで知られる幸田もも子による少女漫画で、2025年1月に完結したばかり。誰もが憧れる胸キュンシチュエーションで女子の心を掴んできた人気作が早くもスクリーンに登場する。
畑芽育となにわ男子の大橋和也がW主演を務める本作。アイドルとして活動する大橋が、劇中に登場する国民的アイドルグループ「LiKE LEGEND(通称:ライクレ)」のリーダー、桐ヶ谷皇太に扮し、畑演じる黒髪メガネの陰キャ女子・若梅さほ子と出会い、恋が始まるラブコメディだ。ライクレのメンバーを木村慧人(FANTASTICS)、山中柔太朗(M!LK)、大久保波留(DXTEEN)、NAOYA(MAZZEL)が演じ、本作の主題歌「YOU ARE SPECiAL」を担当。幸田とJ×S×Kが作詞を手掛け、さらに「鬼ノ宴」で知られる新世代シンガーソングライターの友成空が作曲したこの楽曲は、事務所やグループの垣根も超えたスペシャルなボーイズグループが歌い上げるという、“トクベツ”な楽曲となっているのも注目ポイントだ。
現在、全国の高校615校にて6月6日(金)までの期間限定で、大橋によるスペシャル音源が昼休みや放課後の校内で放送中だ。MOVIE WALKER PRESSではそんな特別企画の音声収録現場に潜入し、LiKE LEGENDのリーダー桐ヶ谷皇太として、また、映画の主演として、貴重な主題歌音源を披露して、映画の魅力を存分にアピールする大橋の様子をレポート!さらに、大橋の学生時代の昼休みの過ごし方や音声収録に込めた想いについても語ってもらった。
「放送は声だけだから違いがわかるかな?」
笑顔で「よろしくお願いいたします〜!」と元気よく挨拶し、放送室風にアレンジされた収録現場に到着した大橋。ディレクターからのコンセプト説明や収録時のリクエストを聞きながら台本に目を通し、アクセントなどを中心に気になるワードやその意味について丁寧に確認。台本にはなにわ男子の大橋和也として、途中からは劇中の国民的アイドル、桐ヶ谷皇太として言葉を伝えるパートがあるため、大橋バージョンと桐ヶ谷バージョンのアクセントで実際にセリフをしゃべりながら、「このアクセントはどっちですか?語尾は上がります?下がります?」など細かく確認していく。ひととおりの確認を終えると、しばらく1人で時折真剣な表情を見せながら、台本を読み込む。「よきタイミングで収録を始めます」とディレクターからの声がかかると「いつでも大丈夫です!」と準備万端といった様子で大橋が返事。いよいよ収録がスタート!の直前で、おなじみのフレーズ「プリン食べすぎてお尻プリンプリン!の大橋和也です。好きなものはプリンです!」と声出しをしてから収録に挑んだ。
「リアルのようなファンタジーのような感じがして演じていて新鮮でした」と撮影を振り返り、映画の注目ポイントはアイドルとして活動する大橋が、劇中でもアイドルを演じていることや、アイドルと陰キャ女子との恋模様、さらには、劇中でしか観ることができないライクレのパフォーマンスをアピール。今回の校内放送は、スペシャルな楽曲を大橋が紹介するという特別な企画。桐ヶ谷バージョンで楽曲のポイントを伝え、「さあ、恋を推し進めよう!」の合図で楽曲がスタート。
大橋演じる桐ヶ谷のソロパートから始まり、山中演じる来栖晴、大久保演じる榛名優生、NAOYA演じる成瀬一生、木村演じる遊馬叶翔のソロパートへ。メンバーの個性が光るソロパートのあとには、思わず身体が動きだすような軽やかなリズムのサビパートに突入。楽曲を聴きながら「懐かしい」「うわー、いい声」といったコメントを挟みつつ、それぞれのソロパートではメンバーコールをしたり、楽曲を口ずさんだり、振り付けもちょっぴり披露するなど、大橋自身も楽曲を堪能。大橋のコメント入りで楽しめるこの時間は、より特別のなものに感じられるはずだ。楽曲が終わり、締めの挨拶パートの収録に入ると「ここはどっちで?大橋和也でいいですか?」と、どちらの声で話すのかを確認した大橋。「ご自身で!」というリクエストに対して、桐ヶ谷から大橋自身にキャラチェンジし、再び映画をアピール。
収録後には大橋バージョンと桐ヶ谷バージョンの話し方について「どうだった?」とスタッフに確認した大橋。その理由は「自分では分けてしゃべったつもりだけど、放送は声だけだから違いがわかるかな?」とのこと。「声だけでも違いがわかる」「変化はちゃんとあった!」といった感想がスタッフから伝えられると「よかった~」とホッとした表情を浮かべていた。