映画ランキング - 国内映画
(2025/5/2~2025/5/4)

2025年5月5日 発表(毎週火曜更新)
2025年5月2日~2025年5月4日に日本国内で上映された映画の観客動員数ランキングはこちら。『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』『マインクラフト/ザ・ムービー』『サンダーボルツ*』などがランクイン!(興行通信社調べ)

  • No.1
    1 keep

    「名探偵コナン」の劇場版シリーズ28作目。長野県の雪山で雪崩事故に遭い隻眼となった警部の大和敢助と、調査中の事件ファイルに名前があった毛利小五郎をキーパーソンに、過去と現在で巻き起こる事件を描きだす。···もっと見る

  • No.2
    2 keep

    マインクラフト/ザ・ムービー

    、101分、冒険・アドベンチャー
    3.9
    4291

    世界で一番売れている同名ゲームを実写映画化。3Dブロックで構成されたバーチャル空間で、イメージしたものを自由に創りだせる不思議な世界を描く。『アクアマン』のジェイソン・モモア、『ジュマンジ』のジャック···もっと見る

  • No.3
    NEW

    サンダーボルツ*

    、126分、アクション
    4.0
    2460

    “全員ワケあり”なならず者チーム「サンダーボルツ」の戦いを描くアクション。『ブラック・ウィドウ』のフローレンス・ピューがエレーナ、デヴィッド・ハーバーがレッド・ガーディアン/アレクセイ、『アベンジャー···もっと見る

  • No.4
    3 down

    #真相をお話しします

    、117分、サスペンス・ミステリー
    4.1
    4491

    結城真一郎の同名ミステリー小説を映画化。真相の暴露を引き換えに生配信チャンネルで高額投げ銭を獲得していくさまを描く。ロックバンドMrs. GREEN APPLEの大森元貴とアイドルグループtimele···もっと見る

  • No.5
    NEW

    たべっ子どうぶつ THE MOVIE

    、90分、アニメ
    4.3
    2383

    1978年に発売されたギンビス社の同名ビスケット菓子を3DCGアニメーション映画化。映画オリジナルの新キャラクターとしてぺがさすちゃんが加わり、世界滅亡のピンチを救うべく戦う姿を描く。声をアイドルグル···もっと見る

  • No.6
    NEW

    裏社員。-スパイやらせてもろてます‐

    、108分、アクション/コメディ
    4.6
    2416

    デビュー10周年を迎えたWEST.のメンバー7人全員が主演を務めるアクションコメディ。重岡大毅と小瀧望が寂れた商店街の住人である陽一郎とマコト、中間淳太と藤井流星が川端建設の裏社員のジンとチャラ、桐山···もっと見る

  • No.7
    4 down

    花まんま

    、118分、ヒューマンドラマ
    4.2
    1871

    第133回直木賞を受賞した朱川湊人の同名小説を映画化。両親を早くに亡くした兄弟の家族の絆を描く。主人公の兄妹を『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の鈴木亮平と『月の満ち欠け』の有村架純が演じるほか···もっと見る

  • No.8
    9 up

    教皇選挙

    、120分、サスペンス・ミステリー
    4.2
    3943

    新しいローマ教皇を選出するための教皇選挙“コンクラーベ”の内幕を描くミステリー。『西部戦線異状なし』のエドワード・ベルガーが監督を務め、「ハリー・ポッター」シリーズのレイフ・ファインズがコンクラーベを···もっと見る

  • No.9
    6 down

    映画ドラえもん のび太の絵世界物語

    、105分、アニメ/ファンタジー/冒険・アドベンチャー/キッズ
    4.6
    4774

    「映画ドラえもん」シリーズ45周年記念となる、長編映画シリーズ第44作。絵の中に広がるアートリア公国を訪れたドラえもんたちが、幻の宝石をめぐって強大な敵に立ち向かう。監督は『映画ドラえもん のび太のひ···もっと見る

  • No.10
    7 down

    ウィキッド ふたりの魔女

    、161分、ミュージカル
    4.4
    9613

    小説「オズの魔法使い」に登場する正反対な2人の魔女の友情を描くミュージカル「ウィキッド」を映画化した2部作の前章。『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウがメガホンをとり、舞台「カラーパープル」の···もっと見る

『名探偵コナン 隻眼の残像』がシリーズ最速で興収100億円の大台を突破、相乗効果で『映画マイクラ』『#真相』も絶好調のGWに!
『名探偵コナン 隻眼の残像』がシリーズ最速で興収100億円の大台を突破、相乗効果で『映画マイクラ』『#真相』も絶好調のGWに!
『名探偵コナン 隻眼の残像』がシリーズ最速で興収100億円の大台を突破、相乗効果で『映画マイクラ』『#真相』も絶好調のGWに!

5月2日から5月4日までの全国映画動員ランキングが発表。ゴールデンウィークの主役は、今年ももちろん「名探偵コナン」。公開3週目を迎えた『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』(公開中)が、今週も他を寄せ付けない圧倒的な強さで首位に立ち、堂々3週連続No.1を飾った。
『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』の週末3日間の成績は、観客動員が96万9000人で興行収入が14億2200万円と、GWの入口だった前週との比較では85%。とはいえ、GW最終日となった5月6日までの公開19日間の累計成績は動員726万人&興収104億円。前週までの累計成績から計算すると、4月28日からの9日間で動員295万人&興収41億円を記録していることがわかる。前週比85%という数字は、GW期間に分散した結果と判断できよう。 これで『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(23)から3年連続で興収100億円の大台を突破したことになり、しかも昨年の『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(24)よりも3日速い、シリーズ最速のペース。もっとも、『100万ドルの五稜星』は5月3日に大台を突破していたため、GW終了時点では興収120億円を超えている。それを踏まえると、今作の比較対象としてふさわしいのは同時点で興収103億円だった『黒鉄の魚影』のほうかもしれない。 いずれにせよ、GW明けには例年ガクンと成績が落ちる傾向のある「コナン」。昨年はGW明け最初の週末成績が前週比32%で、一昨年は同40%。結果的にどちらもGW終了時から興収35〜38億円を上積みしたところが最終興収となっており、『隻眼の残像(フラッシュバック)』もそれにならう可能性が高い。ひとまずのゴールは『黒鉄の魚影』の動員978万人&興収138億8000万円超え、そして願わくば“動員1000万人超え”を狙いたいところだろう。 そんな「コナン」とGWにしのぎを削ったのは、公開2週目を迎えた『マインクラフト/ザ・ムービー』(公開中)。こちらは週末3日間で動員46万7000人、興収6億2600万円と、オープニング週末を上回る成績をあげ、5月6日までの公開12日間の累計成績は動員179万人&興収23億円を突破。4月28日からの9日間累計では動員135万5000人&興収17億円と、「コナン」に水をあけられてしまったとはいえ、なかなかの好成績を収めている。 昨年のGWは「コナン」の完全一強(GW本番の7日間の成績を見ると、『100万ドルの五稜星』が次点の『ゴジラvsコング 新たなる帝国』に4倍以上の大差を付けている)だったが、今年は『マイクラ』や、9日間で動員60万人以上をあげて累計100万人到達が目前に迫っている『#真相をお話しします』(公開中)など、複数の作品の健闘が目立つ。“王者”の無双状態はそのままに、相乗効果で映画館全体が活気付く。昨今の日本の映画興行に求められてきたかたちが、このGWに実現できたのではないだろうか。 さて、今週はGWめがけて公開された新作タイトルが3本初登場。そのなかで最上位となる3位にランクインしたのは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作で、マーベル初の悪役チームの活躍を描いた『サンダーボルツ*』(公開中)。 初日から3日間で動員27万1000人、興収4億5900万円と、今年2月に公開されたMCUの前作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(24)対比98%のスタートを切った同作。5月6日までの公開5日間の累計では、動員40万人&興収6億6500万円。北米では公開後にタイトルが変更になる(その詳細は作品のネタバレになるため記述を控えるが)という異例の展開も見せており、今後のMCUをうらなう重要作として、日本でもじわじわと数字を伸ばすことになりそうだ。 また、1978年に発売されて以来、約半世紀にわたって親しまれてきたお菓子「たべっ子どうぶつ」を原作にしたフル3DCGアニメーション『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』(公開中)は5位に。WEST.のメンバー全員が主演を務めたアクションコメディ『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』(公開中)は6位に初登場を果たしている。 既存タイトルでは、公開7週目を迎えた『教皇選挙』(公開中)がGWも好調をキープし、前週からワンランクアップの8位にランクイン。いよいよ日本時間5月7日の夜から本物の“コンクラーベ”が始まっており、しばらくは話題を集めることになりそうだ。 以下は、1~10位までのランキング(5月2日〜5月4日) 1位『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』 2位『マインクラフト/ザ・ムービー』 3位『サンダーボルツ*』 4位『#真相をお話しします』 5位『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』 6位『裏社員。-スパイやらせてもろてます‐』 7位『花まんま』 8位『教皇選挙』 9位『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』 10位『ウィキッド ふたりの魔女』 今週末は、イギリスの国民的児童文学を原作にした実写映画シリーズの第3弾『パディントン 消えた黄金郷の秘密』(5月9日公開)、人気ゲームソフトを原作としたテレビアニメの劇場版第3弾『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX』(5月9日公開)などが控えている。 文/久保田 和馬


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